大好き森の人

オランウータンの赤ちゃん大好き、かわいいもの大好き、おいしいもの大好き、おしゃべり大好き、Happyな毎日。

フォレストセミナー

2008-11-06 17:35:15 | 講演会・報告会



『オランウータンと熱帯雨林の会』の定例会に
行ってきました。
毎月1日に行うことになったそうです。

2回目で、建築家・淵辺懿さんのお話でした。



淵辺懿さんは、「多摩動物公園」で
ジプシーさんとその家族をスケッチしてきました。



 ジプシーさんは、淵辺さんの気持ちがわかるかのように
じっとスケッチのモデルになってくれたそうです。

ジプシーさんのブッタのような表情は、
様々な苦労の末に悟りを開いたせいではないのか・・・
と、思ったそうです。
娘のジュリーの他を避けるような行動にも
訳があるのではないか・・・
と、感じたそうです。

 動物園での飼育も手探り状態だっただろう50年前・・・。
可愛がられていたと考えられるジプシーさんも、
ジプシーさん本来の思いとは違ったものだったかもしれない・・・。

もしかしたら、人よりも賢いと思われるジプシーさん。。。
突然、動物園という狭い場所に閉じ込められたその時の気持ち。
野生では、まだ成熟に至らない年齢での出産。

ジュリーさんにしても、まだ甘えたい時期に
妹の誕生…。

淵辺さんは、
「オランウータン友の会」での鈴木先生のお話
(野生のオランウータンの生態など…)から
動物園の子たちのことが理解できるようになったと
おっしゃってました。

私も、『わんぱくっ子とおかあさん』の本で
若い頃のジプシーさんを知っていましたし
たくさんの方たちの話を聞いてきましたから、
淵辺さんのおっしゃることは、十分納得でした。 

私も、ただかわいぃ~♪だけでなく
いろんなことが感じられるようになりたいと思いました。



いじわるジュリーさんは、
性格の悪いおばさんではなく、
赤ちゃんの頃のトラウマを引きずった人付き合いの下手な
不器用なおばちゃんだったのです。

理解できてなくて、ごめんねぇ~!! 

でも、最近そのジュリーさんも明るくなってきています。
私は、天真爛漫なキキちゃんの影響が大だと思っているのですが・・・。



例会参加者の中に、
↓の子たちの持ち主がいらして、ぬいぐるみの話でも盛り上がってしまいました。

この子たちは、「オランウータン友の会」のイベントで
子ども達の相手をしているそうです。 



家に、10人いるそうです。
れいなちゃんずの仲間は、一人連れて帰ったら、
どんどん増えちゃうんだよね♪