goo blog サービス終了のお知らせ 

慢性好酸球性肺炎・好酸球性副鼻腔炎 闘病日記

同じ病気でお悩みの方の参考になればと思い始めました。

耳鼻科受診(1/18)

2013-01-24 00:56:44 | 好酸球性副鼻腔炎
ジェニナックを飲み終わって3日後の受診。さすがに鼻の中はきれいだった。黄色の鼻水は出なくなったが、今度は透明の粘度の高い鼻水になった。好中球優位(感染有り)だと黄色、今度は好酸球優位で、粘性の高い鼻水になったのかなと思っている。鼻水として、鼻からは出ないので、鼻すすりで口から出している。耳鼻科でも、粘性の高い鼻水を吸い出してもらった。

10月の受診時に行った私の鼻水の細菌検査について聞いてみた。MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)少量検出との結果だった。マクロライド系のエリスロマイシンには耐性らしいので、クラリスロマシシンも耐性の可能性あり。でも全く効かないと言う事でもないらしい。少量の検出だからだろうか。もともと、クラリスロマイシンは静菌的に作用する。セフェム系のメイアクトや、マクロライドでも、ジスロマックは大丈夫らしい。
とにかく、ジェニナック(レスピラトリーキノロン)はクラリスロマイシンより切れ味が良いという事なのかなと理解した。

耳鼻科の主治医も、私の質問に対して、丁寧に答えて下さる。ありがたい。こんな患者は迷惑だろうなとは思う。しかも、悪化したときのために、ジェニナックを出しておきましょうと言っていただけた。薬局のとなりの先生では、受診してよっぽど悪くないかぎり、ジェニナッククラスの抗生剤は出してもらえない。自分で持っていれば、悪化した時にすっと飲める。黄色い痰、鼻水が目安だと思っている。冬場は、1日中職場でも、外でもマスクをつけている。それでも、風邪や、インフルにかかってしまう。職場が職場だけにしょうがないのかもしれない。だから、ジェニナックを持っている事は、大きな安心感がある。うれしい。o(^▽^)o

今日はインフルの患者、5人にイナビルの吸入指導をし、実際に吸ってもらって、帰した。みんな吸入薬なんて初めてと言う方ばかりだった。その中に、またもや鼻から吸おうとされる患者さんがいた。「口から吸ってください」と言っているにもかかわらずだ。鼻で検査を受けているからだろうか。高熱で意識が朦朧としているのかなあ。私の薬局は、隔離室に出向いて吸入指導ができるから良いものの、そうでない薬局は早く帰したいために、指導もそこそこに、説明書だけ渡して帰すところもあるようだ。絶対きちんと吸えていない患者さんが出る!その場で吸入させるべきだ!!と声をあげて言いたい。インフルにかかるかもしれない自分の身も大事だが、インフルを早く治してあげたいという医療者の責任感の方が優っている。マスクを2重にして、指導後はうがい手洗いをきちんとしている。これで、かかりませんように・・・

耳鼻科受診(12/21)

2012-12-22 06:40:27 | 好酸球性副鼻腔炎
12月21日(金)耳鼻科受診してきた。20日は風邪をひいたのか、アレルギーだったのか、くしゃみ・鼻水が止まらなくて、1日中ティッシュが離せない状況だった事、そして就寝時、左の鼻が詰まる事を告げた。今日は大丈夫。
鼻の粘膜はあまり良くない状況。粘性の黄色い分泌物が張り付いている。いつものように、内視鏡で観察後、分泌物を吸い出してもらった。今回は、抗生剤を飲むことになった。またジェニナック2錠 7日分だ。これを飲むと鼻水を鼻から出しやすくなる。黄色い鼻水がドワーっと出てくる。鼻をかむ事ができる。(いつもは鼻をすすって口から出す)2、3日経つと多少スッキリする。でも残念なことにこの効果は1ヶ月位しかもたない気がする。
私の職場が風邪の患者さんが多い事が原因か、ステロイド(経口・点鼻)が原因か・・・。

今日もステロイドの量の確認。この量で良いとのこと。1mg2mgの1日おきの服用。しばらくこれが続きそうかな。冬場で悪化しやすいし、しょうがないか・・・うちの薬局ではインフルエンザの患者さんが2人来た。そろそろインフルエンザのシーズンだ。なんとか今年はかからないで過ごしたい。皆さんも気をつけてください。

耳鼻科受診(11/16)

2012-11-17 22:56:21 | 好酸球性副鼻腔炎
11月16日(金)耳鼻科受診してきた。むくみは強く、分泌物は多い状態。いつもは左が悪いのに、今日も前回と同じく右も悪い。前回よりも黄色の分泌物ではないが、あまり良くない状態なのは、自分で、手鏡越しにモニターを見てもわかる。分泌物は前回より減っているものの、粘りが強い気がする。先生が一生懸命、吸い出してくださるが、粘膜も引っ張られて、多少痛みが出る。やはり、プレドニゾロンを減らしたのが、良くなかったのか?自分の自覚症状はあまりない。耳のつまりも、ない。先生にこのままプレドニゾロン1mgと2mgの隔日投与で良いか聞いてみた。せっかく減らす事ができたのならいいんじゃないかなあ。との事なので、このまま飲み続けることにした。

「乳房の外側が赤くかゆみが出た→チョコが原因?」と報告書に書いた。先生がなんとなく笑っていらっしゃったのは、このせいなのかなあ。私は、この事に関しては、触れなかった。でもきっと先生の目には止まった事でしょう。確かにこんな事を耳鼻科の先生に対して書かなくても良かったのかもしれない。ついつい正直に自分の身に起こった事を書いてしまう私は変な奴なのでしょうか?毎年、秋になると、チョコが食べたくなってしまうのです。去年もチョコとかコーヒーを摂取すると乳房の外側が痒くなって、赤くなるのです。決まって夜。アレジオンを飲む前かな。食べなかった日は痒くならないのです。
プレドニゾロンを減らした事も関係するのかもしれない。またそのうちチョコを食べて、検証したいと思っています。

前回、綿棒で鼻水をとって、細菌検査をした。薬剤耐性菌が少量検出されたが問題はないとの事だった。よかった。抗生剤は今回は飲まない。エリザスだけは続ける。

耳鼻科受診(10/12)

2012-10-13 22:00:38 | 好酸球性副鼻腔炎
10月12日(金)耳鼻科受診してきた。右も左も良くない状態。鼻腔の粘膜がむくんで、黄色い粘性の分泌物がびっしり張り付いている。好酸球が下がったから、細菌が繁殖しやすくなったのかも。細菌の検査のため、綿棒で、鼻水を取った。ジェニナックをまた飲むことになった。白血球は6千なのに抗生物質を使って良いのかとは思いつつ、先生の指示に従う事にした。だって、なるべく早く、治したいもの。黄色の鼻水は、鼻をかんでも出てくるし、頻繁に、鼻すすりで、口から出している。不快だ。この症状がおさまるのなら、抗生剤もやむなしである。
ジェニナック2錠を7日分飲んでどうなるか様子を見る。
 
耳のつまり感はシングレアで解消された。呼吸器科でシングレアをもらう事をお話した。これだけ鼻の状態が悪いのに、耳のつまり感はあまりない。やはりシングレアのおかげなんだろうな。

耳管開放症と耳管狭窄症 (9/16)

2012-09-15 23:49:54 | 好酸球性副鼻腔炎
先日、ためしてガッテンで、耳管開放症について放送していた。仕事で遅くなって、途中からしか見れなかった。
私は、開放症と狭窄症の両方を経験しているので、今日はそのことについて書いてみようと思う。
開放症の症状は、プレドニゾロンを30mg飲み始めた直後に経験した。飲み始める前は鼻にも耳管にも炎症が起きていて、むくんでいて狭窄気味だったんでしょうね。それが、プレドニゾロンの30mgの服薬により、耳管の炎症が取れて、狭窄症が治るのを通り越して、開放症になってしまった。狭窄症より、開放症の方が症状としては重い。私の場合、1日中、開放症の症状が続いたのではなく、朝起き上がった時、自転車で通勤している時に感じた。自分の呼吸音が耳に響くのだ。これはうっとうしい。しゃべると、自分の声がガンガン響く。狭窄症も開放症も知識的には知っていたので、なった時には、自分で判断できた。ちょうど耳鼻科にかかったので、症状を先生に話したら、その通りだと言われた。ステロイドを飲んでいるから、減らしていったら治るでしょうと言われた。そのとおりになった。今は、また、狭窄症気味。耳の症状は生死にはかかわらないが、生活の質を下げる。なんとかしたいと思っている人はいっぱいいるでしょうね。

治療としては、開放症は、生理食塩水を鼻に入れる。加味帰脾湯を飲む。などがあります。鼻すすりはやらないことが大切なようです。私の場合、ステロイドが原因だったので、減量とともに軽快することはわかっていたので、何もしなかった。

狭窄症の方の治療は、鼻の悪い方は鼻の治療が狭窄症の治療になります。わたしの使っている好酸球性副鼻腔炎の治療薬プレドニゾロン、シングレア、柴苓湯、エリザスが、即、狭窄症の治療になる。これ以外に、耳のつまり感がひどい時に、リンデロン液を鼻に垂らして、耳管口に到達させるようにしている。
飛行機に乗った時だけに起きる場合には、コールタイジンスプレーが処方される。コールタイジンスプレーには、血管収縮剤とステロイドが両方含まれている。鼻づまりを治す薬だ。鼻の粘膜の炎症が抑えられ、耳管口にも作用する。これを離着時の直前に点鼻すると、鼻づまりだけでなく、耳管の狭窄が抑えられる。ただ、この血管収縮剤入りの点鼻薬は、連用するとかえって鼻づまりが悪化するので、一時的な使用にとどめるべきだ。
連用するなら、ステロイド単独の点鼻薬。これも私のように、口腔内のガンジダを起こしやすい人には、液体でなく、パウダータイプがおすすめ。だから、私は普段はパウダータイプのエリザスを使い、ちょっと強力なリンデロンを耳管狭窄時だけに鼻に垂らして、耳管に到達するように頭を動かしている。ちなみに、臭覚がない人にもリンデロン液はおすすめ。リンデロン液を鼻に垂らして、仰向けに寝て、首に枕をあて鼻の奥に行き渡らせるようにすると臭裂の炎症がおさまって、匂いが到達する道が確保されるのだ。

耳管の狭窄具合を確かめるために私は時々、鼻をつまんで、耳に空気を送ってみる。これは、本当は皆さんには勧めたくない。後鼻漏のある方、好酸球性副鼻腔炎の方は特にしない方が良い。というのは、分泌物が耳のほうに入り込んでしまう可能性があるからだ。私がこの耳抜きをするときは、慎重に、ゆっくり空気を送る。通らないと思ったら、無理に送らない。勢いよく送ると分泌物も一緒に送ってしまうことになる。それこそ中耳炎になってしまう。好酸球性副鼻腔炎の方の鼻水は粘性が高く、一度中耳に入ったら、大変なことになると想像される。もう少し早くこの事を書くべきだった。ごめんなさい。