
アキレス腱断裂後、初めての旅行に出かけた。
職場の方々と日光へ1泊2日の慰安旅行。1日目は、午後2時頃日光着で、霧降高原へ。日光キスゲが高原一体に咲き乱れていて、圧巻。
ちょうどいい具合に霧がかかったり、晴れたり。久しぶりの旅行。気持ちが良い。
まだ整備途中のようで、工事もしていたが、長い新しい木の階段が山に向かって、延々と伸びている。
えっ、これをどこまで登っていくの?と不安だったけど、なんとか、皆について登れた。
実は、私よりも年上の方ばかり。膝の悪い方は途中で脱落。私はなんとか、工事途中の上の方まで、登ることができた。平坦な道より、階段の方が、アキレス腱は伸ばされて、負担がかかる。突っ張って多少痛いが、これもリハビリ。このくらい使っておかないと、テニスなんて、もっと負担がかかるのだから・・・
その後、ホテルに向かい温泉に入った。露天風呂は気持ちがいい。山が見渡すことのできるいいロケーション。長風呂するとのぼせやすいので、外に出たり入ったり、いつしか、私一人。1人でこんな大きな露天風呂を独り占めできるなんてなんて贅沢・・・と思いながら、のんびりしてしまった。
お風呂のあとはフレンチのコース。久々の贅沢な食事。いろんなものを食べた。そのせいかどうかわからないが、寝る前には赤い丘疹が腕や足にポツポツと出てきた。そんなに痒くはない。慌てて、アレジオンを飲む。皆に見られてしまった。ついでにアキレス腱の手術痕も見せてあげた。痛々しいねー。20年前にアキレス腱切った人がいて、20年経っても、足首の太さは左右でこんなに違うからね・・・と見せてくれた。今年の夏は、サンダルは履けそうにない。傷跡が赤く、痛々しいし、足首の太さも全然違うからだ。悲しい・・・
2日目は、貸切バスで、いろは坂を登って、明智平のロープウェイで、絶景を眺めました。とってもいい天気で、気持ちよかった。その後戦場が原へ。残念ながら、時間がないので、短い距離しかめぐれなかった。ホザキシモツケ、ヅミの花が咲いていた。私は花がだいすき。ホザキシモツケは初めて見た。ふつうのシモツケはよく見るが、ピンクの筆のような花。可愛らしい。ヅミはバラ科なので、ふんわりとバラのような匂い。ゆりのような強い匂いは好きではないが、香りがほのかな花は大好き。もう少し歩きたかった。
その後イタリア大使館の別荘跡へ。ここは湖のほとりの静かな別荘。すぎの皮を張った、特殊な造り。こんな別荘があったら、どんなにいいことか・・・
次は華厳の滝。ここには過去に2度来た。1度は、中学校の修学旅行。2度目は10年ほど前の家族旅行。この日は少し水量が多く、毎秒6tの水量で放出されていて、エレベーターで下に降りて、滝を見上げると、全身にミストを浴びているかのようだった。
日頃のストレスから、開放されて、リフレッシュできたこの2日間。アキレス腱にも自信が持てた旅となりました。