釜石の日々

ソーシャルメディアによる検閲

ここ数日、釜石も30度を超える気温が続き、夜になっても気温の下りが良くない。ここまで気温が上がってもまだウグイスが鳴いている。職場の建物を出ると熱気が一気に迫って来る。昼休みはいつもの八幡神社前の大樹の影で休んだ。大きな影を作ってくれるので、涼しい風を満喫出来る。今日は近くの木々からミンミンゼミの声が聞こえて来た。 今日のブルームバーグによれば、米国は訪米外国人全員に対し、新型コロナウイルスワクチンの接種完了を義務付けることを検討していると言う。米国へ戻ることを考えている息子にとっては微妙なことになる。一昨日も大阪にいる娘から、日本でもワクチンパスポートが導入されないだろうか、と尋ねるショートメールを受け取った。ワクチンの接種完了の義務付けやワクチンパスポートは、あくまでワクチン接種により感染が防御出来ることが前提になる。しかし、日本でも米国でも大手メディアは報じないがワクチンを2度接種した人さえもが感染している。しかも、無症状の人は多くの人にも感染させる可能性がある。ワクチン神話が奇妙なワクチンパスポートを生み出している。今日のCNNも「若年層の新型コロナ感染が急増、前週比84%増 米」で、ワクチン未接種の多い若年層で感染が急増していると報じている。高率にワクチンを接種しているイスラエルで、多くがワクチンを接種していても感染増加は続いており、直近2日では重症者の93%が2度の接種者である。同じく英国も感染のピークは過ぎていても昨日の感染者数は2万9312人である。人口は日本の半分である。主要国では政府もメディアもワクチンだけがコロナ対策の主軸になっている。FaceBookやYouTube、Twitterのようなソーシャルメディアは、ワクチンを否定したり、イベルメクチンやヒドロキシクロロキンのような治療薬を推奨するような内容は強制削除している。英国の著名紙The Guardianは、今月2日、「Six videos by Sky News Australia hosts Alan Jones, Rowan Dean and Rita Panahi removed from YouTube(スカイニュース・オーストラリアの3人の司会者の6本のビデオがYouTubeから削除された)」で、ヒドロキシクロロキンやイベルメクチンがCovid治療に有効であると主張するSky Newsの動画が、YouTubeのポリシーに違反したとして削除されたことを伝えている。YouTubeとSky Newsはともに、どのSky Newsのコンテンツが削除されたかを明らかにすることを拒否したが、YouTubeは、「具体的には、Covid-19の存在を否定したり、ウイルスの治療や予防のためにヒドロキシクロロキンやイベルメクチンの使用を促すようなコンテンツは許可しない」と述べたことを伝えている。フィリピンでもマイク・デフェンサー Mike Defensor議員が「インドのウッタル・プラデーシュ州の新型コロナウイルス感染症例数が依然少ないのはイベルメクチンを使用しているから」と投稿を行った直後に、FaceBookは議員のアカウントをブロックした。今月2日にフィリピンメディアINQUIRER.NETが「Defensor’s FB page faces shutdown after ivermectin post; solon cries censorship(イベルメクチンの投稿をしたデフェンサーDefensorのFaceBookページが閉鎖される)」で報じられている。インドのウッタル・プラデーシュ州は人口が2億3000万人で、4月24には新規感染者が3万7944人まで拡大したが、イベルメクチンの積極的な導入で、今月3日には62人まで抑え込んで来ている。インド政府はイベルメクチンの使用を承認している。メキシコシティーのような一部でしかイベルメクチンを導入していないメキシコは再び感染が急拡大している。メキシコのヒューゴ・ロペス・ガテル・ラミレスHugo López-Gatell Ramírez保健大臣はイベルメクチンを承認していない。北里大学大村智記念研究所感染制御研究センター長の花木秀明教授は、今日の自身のTwitterで、「COVID-19診療の手引き(厚労省)に、イベルメクチンは無効だとするメタ解析結果のみが記載されてます。意図的としか思えません。他の多くの有効なメタ解析論文を無視した理由が正当でなければ、この行為はイベルメクチン潰しです。興和さんと治験を準備してる最中での否定的記載は公的な妨害です。」と書かれている。また、医師でもある中島克仁衆議院議員も昨日のTwitterで、「重症患者などを除き、自宅療養を基本とする政府方針転換の撤回を求めるとともに、イベルメクチン等安全性が確立された既存薬の使用、販売規制がかかっているイベルメクチンに関しては規制を撤廃し、重症化を防ぐ選択肢を広げるよう強く求めます。」と書かれている。ワクチンではなく、イベルメクチンが早期に承認されていれば、多くの犠牲者が救われていただろうし、現在、急増している自宅やホテルの待機者にイベルメクチンが配布されれば、重症化が避けられるだろうが。感染者に早期に治療薬が施されることこそ最優先事項であるはずだが、首相は入院制限の撤回すら拒否している。
各国100万人あたりの新規感染者数推移(右端国名:上から英国、イスラエル、米国、日本、インド)
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