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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

A Happy New Year !

2009-12-31 22:58:40 | まさか、マレーシア!
今日は通常の時刻に出勤していつものランチタイムより早い時間のお昼前から今年の打ち上げパーティーがあった。会社の敷地内のあまり広くないいつもは車が通過するだけの長細い場所いっぱいにテントが張られ、部署毎にイスが用意される。数名の役員挨拶があるだけでその後は用意されたお弁当やお菓子を食べて歓談するだけの簡単な打ち上げだった。

その後も少し3時まで仕事時間だったけれどももう誰もほとんど仕事はしていない。今日は午前も午後も中途半端でとても仕事の雰囲気ではないようだ。自分も仕方ないので簡単な技術資料をいくらか英訳しただけだった。


3時過ぎには2次会に誘われて今度は社外のカフェレストランへ行く。いつも帰るのとは反対の西方向へ、案内してくれる車の後について5kmほど走る。そんな短い距離でもマレーシアでは高速道路に乗らなければならない。乗らなければならないと言う言い方をすべきなのか、それが便利なのかはよくわからないが。

どんな人が集まるのか知らずに行った2次会は幹部クラスとその下あたりの人ばかりだった。マレーシアでは珍しくお酒が飲める人が多いようだった。特に中国系は飲んで騒ぐらしく1つのテーブルに固まっていて、それ以外はインド系の幹部クラスが多いようだった。帰国しない日本人は今回ほんの少しで混じるとわからなくなってしまうほど。


自分は酒を飲まないし暗くなると帰れなくなるのでみなさんより早くさようなら。今日のようなこう言う場合の挨拶は「ハッピーニューイヤー!」だ。日本の習慣から見ればまだ数時間だけ早いのだけれど、「良いお年を」と言う意味で新年前に「ハッピーニューイヤー!」になるらしい。

そう言えば「Have a good weekend!」は実際のウィークエンドの前に言うのだから、ニューイヤーの挨拶もそんなニュアンスなのだろう。


帰りがけにみなさんに挨拶していたら一番偉い人に手を握られて長く挨拶されてしまった。挨拶と言うより今後自分に期待している事をとても具体的に考えているような口ぶりで、びっくりして普段から出にくい英語が出て来ず「I will.」と言えただけだ。出ないよりマシだろうけれど、情けない。アドリブでもスピーチできるようでないとビジネスはダメなのだ。

そんなわけで、王子様に間違えられた靴磨き少年の気分がまた戻ってきた。この年齢でキャリアに一貫性が無く英語も満足に話せない、日本で職を求めたら絶対にコンビニでアルバイトか夜警か工場で働くしか無いはずの自分がここでこうしてみなさんに名前を覚えられて話しかけられそして何がしかの重要な仕事をいただけるのはどう言う巡り合わせなのか。練習のようなつもりで受けたたった2回の面接でこう言うことになるとは半年前には想像もつかなかった。

5月にマレーシアに渡る時にだって仕事を斡旋するある大手エージェント(マレーシアにもタイにもインドネシアにも支社を持つほどの企業)には最初から相手にされず、予想通りの「難しいですね」の一言でその後何のアクションどころか連絡も無かったほどなのだから、これは何かの間違いか夢を見ているのかそれとも誰かの陰謀に利用されているのかとすら思ってしまう。

ここに至るまで人並み以上に何かに関して努力してはいない。人並みどころか人並みほどにもしていない。苦労も無ければ苦心も工夫だって無い。単にできる事を無理しない範囲でしていただけだ。申し訳ないことにむしろ楽しんでいただけといった方が近いのだ。だから得ようとして得た状態では全くないし。この状態が続けば良いと言うことですらなくて良いか悪いかすら不明だ。


世の中何がどうなるのかなんてきっと誰にもわからないだろう。ただ思うのは一度はそれに騙されてみるべきだという事。それが罠なのか不幸への入り口なのかそれともラッキーなのかは誰にも判別できるものではない。けれどもこうして少しでもきっかけや糸口があったなら、そこに入ってみる触ってみる舐めてみる何でも良いけれど何かしてみるものなのだろうし、出口が想像できない方が楽しいのではないかと思う。そうしていても多分死にはしない。

来年はこの身の回りにどんなことが起きるのだろう。

みなさん、ハッピーニューイヤー!

水道料金

2009-12-30 23:21:57 | まさか、マレーシア!
来年の会社の組織替えの詳細が明らかになって、自分をこの会社に呼んでくれた直属の上司も昇進。会社のかなり広範囲を管理するようになるらしい。創立記念パーティーで社長と同じテーブルに座っていたのはそう言うわけだったのか。

そうしたら自分の所属するディビジョンの組織変更もあるらしい。わが身もなんだか大変なことになりそうだ。それはイメージでなくて具体的なこと。大丈夫なのかと自分に問うている反面、それほど困難なのか?、ともどこかで感じていたりする。

まだ英語もちゃんと話せないのに.....。



交差点でおまわりさんが交通整理をしている。ここも工場が多い地域なので朝夕は交通がたいへん混乱する。おまわりさんは交差点で信号機を無視してたまった車を手信号でどんどん流そうとしている。けれども止められた方に今度は車がたくさん溜まってしまって流れを切り替えるとまたたいへんな事になる。

手信号にはどう言う価値があるんだろう?
おまわりさん、車に気をつけて。



水道料金の請求が来た。

水道料金の請求は3ヶ月に1度。
けれども実際に使用しているのは2ヶ月分だから1か月分はオーナーが支払うことになる。その場合、支払いの割合は契約時に契約書に記載したメーターの数字によって決まる。迂闊にも契約書のメーター読みが間違っていたのに気付かなかったので適当に分割することになりそうだ。この請求書をスキャンしてオーナーにメールで相談。

それにしてもたいした額ではない。
38.64リンギット÷3ヶ月=12.88リンギット/月
(日本円では348円/月)

支払いはアパートにある管理事務所に請求書を持っていってすれば良い。

トム・クルーズが坊主に

2009-12-28 21:24:14 | まさか、マレーシア!
今朝トム・クルーズが坊主頭になっていた。

どうしたのかと聞いたところお父さんが無くなったからだと言う。

マレーシアではみんなそうするのかとさらに聞くとインド系(多分ヒンドゥー)はみなそうするのだとの事。そうか、いくら顔はトム・クルーズでも彼もやっぱりインド系だったのだな。しかしそれはこの3連休でのことだと思うけれどももう彼は笑顔で出勤している。頭を丸めるのはやはり気持ちの整理に効果的なやり方なのだろうか。

お父様のご冥福を祈ります。


仕事の行き帰りのスクーターにも慣れてきた。慣れと言うのは恐ろしいもので当初60~70km/hほどで満足していたところが知らぬ間に80km/hを越えていてもまだ60km/hほどにしか感じなくなっている自分に気付く。そうなると100ccのパワーがやけに頼りないようになってくる。

周囲のカブたちはみんな100km/hを超えて走り去っていく。隣のレーンを走っている自動車と同じか速いのだから120km/hは行ってるはずだ。

待てよ、カブが常時こんなに高速で走るのはもともと特殊でもしかしたら異常な状態なのではないだろうか。日本だと最大でも90ccのエンジンで30~40km/hしか想定していない簡易な乗り物が車体をそれほど変えていないのに150ccものエンジンを載せて120km/hものスピードで毎日高速道路を数10kmも走っている。それも間違いなくほぼ全員全台数が。

こんな状態になったのはマレーシアがこんなに高速道路ばかり作っているからだろうけれども、そのためにカブがこんな風な進化を遂げるなんて本田宗一郎氏は想像していなかっただろうと思うよ。

世の中何がどう転ぶかわからないものだ。

the beautiful Screaming of Pigs

2009-12-27 21:10:04 | 英語やるぞ!
今度は"the beautiful Screaming of Pigs"と言うパーパーバック版の小説を買ってみた。Damon Galgut (デーモン・ガルートで良いのかわからない。)と言う南アフリカ出身の小説家で日本のサイトではほとんど調べられなかったけれど、CNA賞やブッカー賞などを受賞している作家らしい。

"the beautiful Screaming of Pigs"は150ページに満たない薄めの本で中の英語もそれほど難しくも無さそうに見えた(見えただけでまだわからない)ので今回はリーダー本でないものを選択してみた。値段はいつものようにカルフールで5リンギット。

もうちょっとちゃんと英語が読めればもっといろいろ買って楽しめるのだけれども、英語のスキルがそこまで到達していない。映画になった"チャーリー・ウィルソンズ・ウォー"なども5リンギットで買えるのに、あれはペーパーバックでも厚いし政治的な言葉も出てくるので残念ながら買えない。

英語の情報にもっとアクセスできると世界が広がるのだろうと思うが、そこまで行くには道のりはまだまだ長そうだ。まあ、それまでこうして本を読んだりしながら楽しめるのだからそれも幸せなことなのである。

その前に Wibour Smith を読み終えてしまわねば。まだ主人公のだんなが殺されたところまでしか達していない。

マレーシアのセカンドホームビザの意外

2009-12-27 11:18:44 | まさか、マレーシア!
マレーシアにはマイ・セカンドホームビザと言うのがあって、主に年金生活者向けの長期(有期)滞在可能なビザがある。ある程度の預金がマレーシアに可能ならば割合簡単に発給されるそうだ。

このビザはお金を持っている日本人だけに発給されるものではない。
現在の取得者の合計は12000人ほど。(2009年5月時点)
取得者が多い国は、(1)中国(2)韓国(3)イギリス、このあたりまでは何となく理解できるけれども、次が意外で(4)バングラデュになっている。

バングラデシュと言えば、ユニクロが中国の賃金が上昇したために次の生産地として選んだ国であるから賃金も物価も相当低いはず。それなのにセカンドホームビザを申請できる人が多いと言うのは相当貧富の差があるのだろうか。

KLのホテルにいた時にバングラデシュから旅行に来ていた家族がけっこう多かった。彼らは絵に描いたような大金持ちではなくて(日本人から見て)中程度の金持ち家族だった。中の下程度のホテルに宿泊しているにしては1日バン・タクシーをチャーターしたりパソコンを買ったりと豪勢にお金を使って楽しんでいたようだった。バングラデュの社会構造はどうなっているのだろう。


そして中東方面からの申請も急上昇中だと言う。中東と言えば、セカンドホームだけではなくてマレーシアに留学または働きに来ている人もかなり多くなった。周囲を見渡してもその実感はある。中東から北アフリカまでのイスラム圏から来た人がとても多い。

ある中東方面の人によれば、中東からマレーシアに来るのは本当にお金持ちではないそうで、お金持ちはヨーロッパに行くがそこまでお金が無い人たちにマレーシアが人気だそうだ。マレーシアもイスラム国家であるし、西洋的な自由さも持ち合わせているから彼らにとって過ごしやすい環境なのかも知れない。日本から来てこんなに中東、アフリカ系の人が多いのを見ると意外に思うだろう。



ビザ申請手数料と言うのはそれが国の仕事であるために通常それほど高額ではないのが普通だけれども、セカンドホームビザの申請は業者に任されることが多いのでもし業者を使うことになるとびっくりするほど高額な申請料を取られる可能性がある。実際にマレーシアが業者に認めているのは最大で2,500米ドル(25万円ほど)だそうだ。けれども新聞にはそれより高額請求して問題になっているケースもある。日本の業者はいくら取るのかは知らない。

8月頃の(英字)新聞によると、ビザ取得に関する高額請求に対して大臣が政府窓口に直接来るようにと発言していた。セカンドホームビザが大臣の言った内容に含まれるのかはわからないけれども、業者に頼む前にまず自分で大使館などに聞きに行く程度の労力が必要ではないだろうか。


日本では朝日新聞社が後押ししてマレーシアのセカンドホームビザを宣伝している。以前にその説明会を聞きに行ったことがある。そこではどうしても物価の差を利用した経済的メリットに注目する傾向にあるのだけれども、金銭的メリットが売りだという宣伝をする裏には必ずその金銭を目的として動いている人間がいると言うことも考慮しておかなければならないだろう。

それは日本にいても同じはずです。ご注意ください。


マレーシアにはお金の使いでがあるとか無いとか言う意外にもメリットは多くあると思うが、それを感じるかどうかは人それぞれ。マレーシアはパラダイスでもなければリゾートでもディズニーランドでも無くて、普通の人が普通に生活している普通の場所なのだからいくら高額な料金を支払っても至れり尽くせりと言うことは無いのです。



セカンドホームの説明会に行くと最後に言われる注意は、「これは永住権ではありません。あくまでも長期滞在ビザですから、日本にいつでも帰れる場所を残しておいてください。」と言うことです。

もし仮にマレーシアで格安の生活ができたとして(ほとんどに人には多分難しい)、日本に帰れる場所を維持しておく時のコストについては誰も注意してくれません。つまりは二重生活になってしまう可能性が高いわけですから実質の経済メリットは半減してしまいます。これにも注意が必要でしょう。

肉骨茶はお茶ではない

2009-12-26 21:44:06 | まさか、マレーシア!
「肉骨茶」と書いて「バクテー」と読む。

バクテーはマレーシア名物中華料理のようなもので。この読み方も中国語(たぶん広東語読みかと思う)から来たもの。この料理が生まれたのは昔港湾施設などで働くためにマレーシアに来た中国人労働者がスタミナを付けるために朝食に食べたものだそうだ。お茶が使われたために茶となっているけれどもお茶ではなくてスープ状の食べ物だ。(写真手前)

味は日本人には全く馴染みの無い、どちらかと言うと豚肉を入れた漢方薬ようなもの。始めて食べた人がこれを美味いと言って食べるかどうかはわからないがそう言うものだと思って食べるとまた食べたくなる。

バクテーの有名店は8月までいたKLのビンタン地区のホテルのすぐ裏の店なのだけれど、今日食べたスバンのサミット・ショッピングモールの上階にあるこの店の方が美味しいように思う。それにこちらの方が豚肉の量がかなり多くて柔らかい。

イスラム国家にいると豚肉を口にする機会が少なくなることもあって、こう言う料理があるのはとても嬉しい。

Say No ! to......

2009-12-26 10:46:51 | いろいろ雑記帖
前の記事を投稿しようと記事の下の投稿ボタンを押そうとスクロールしていったら、
「マイクロソフトの最新ブラウザ「Internet Explorer8.0」のgooバージョンを使ってみよう!」
と書いてあって、リンクになっていた。
(今までずっとそれが表示されていたのかどうかわからない。たった今気付いた。)

そっちがそう言うところに勝手にメッセージを書いておくならこっちも......
「 No ! 」
って書いておこう。
最新式の高速PCを持っていてもIEを使っていたらその能力の無駄です。

挿絵がきらい

2009-12-26 10:26:59 | いろいろ雑記帖
挿絵が嫌いだ。

小説のページに入っている挿絵のほとんどはペン画に簡単な濃淡が入っているだけの簡単なもの。理解を助けるために必要な挿絵もあるけれど何より絵が美しくないのが嫌だ。昨日読んでいたマクミランリーダーの中にもそんな挿絵が入っていたけれども、もう少しどうにかならないものかと思う。


小学校の国語の教科書などに岩崎ちひろと言う人の挿絵が多く使われていたのを思い出す。あれは光村図書と言う出版社だったと思うけれど、岩崎ちひろの挿絵が特に嫌いだった。文章で書かれている内容に対して変にイメージを固定してしまう描き方のように思うし、実際文章とあまり関係ないような気がして子供ながらイイカゲンだと感じていた。

その絵自体を鑑賞する人にはそれは趣味の問題として良いかもしれないけれどもどうして国語の教科書のあの文章にあの絵が付いているのかわからない。実はあまり考慮されずに入れられているのだろう。

だから基本的には文字だけの方がイメージが沸いて好きだ。
挿絵があってよかったと思うような小説にはまだ出会っていなかったかと思う。

ネヴィル・シュートを読んでました

2009-12-26 00:53:45 | 英語やるぞ!
バスルームのトイレのタイル目地の黒ずみが気になるのですぐ使える目地用セメントを買ってきて床の目地を白くした。どうせ汚れるので濃い色が欲しかったが白しか売っていなかったので白になった。目地が白になると滑り止めタイルのくすみが逆に気になる。(2つあるトイレ・バスルームの1つは先日愛妻さんがやってた。筋肉痛あそうだ。)

夕方にあまりお腹が空かない。そうは言っても夜になればどうせお腹は空くだろう。そこでご飯でなくてマルタバを食べた。インドネシアのマルタバはよく伸びる小麦粉の皮の中に卵とネギなどを入れて包んで焼くだけだったがマレーシアでは細かくした肉や野菜も豊富に入る。それにカレー2種類とピクルスのようなものも付いていてまるで違う食べ物のようだ。

休日だと読書が進む。少し前に読み始めていたネヴィル・シュートの"A Town Like Alice"が一気に読み終わった。シンプリファイフドされたマクミラン版だから本当はもっとずっと早く読み終えているはずだけれども、仕事から帰って夕飯を食べて寝る前に読んでいるので薄い本でも遅い。

戦時中にマレーシアで日本軍に捕虜にされた英国人女性が女性用収容所が無いために数ヶ月も歩かされる羽目になり最終的にはある村に住む。戦後に英国に帰国して仕事をしていると遺産相続してお世話になった村に恩返しで井戸を掘ることにするが、その最中に戦時中に知り合って拷問されて死んだと思われたオーストラリア人が生きていたことを知ってオーストラリアで再会、そこで寂れた街をアリス・スプリングスのような住み易い街に変えていく。

話はけっこうダルイ感じがするし何だか新聞小説のように読者の顔色を見ながら書き足しているような転回が何だか変だ。一貫しているのは主人公の建設的で前向きな性格だけなのでどう読んで良いか計りかねる。原文で読んでみないとわからないのかも知れないけれど、まあ英語の勉強ってことなのである。インターミディエートレベルだけれど辞書無しで中学3年生程度なら読めるだろう。


近所で子供が集まって歌ってたのは中華系の家かなあ。メリークリスマスだろうか?それ以外は静かな1日だった。

日本製のすごい携帯電話

2009-12-25 18:07:32 | これってスゴイ!
WillcomからHybrid WZero3(SHARP)が1月に発売される。海外にいる日本人にとってこの携帯電話はニュースだ。

別途GSMモジュール(発売予定)を買えばそのまま海外で携帯電話として使える。メニューが日本語だから使い方がわからないと言うことはこれでなくなる。

さらに、SIMロックがかかっていないので3.5G携帯(日本ではフォーマハイスピードのような)としても海外のSIM(3.5G用)で使える。(800Mhz帯使用の電話会社に限る。)(日本ではドコモとソフトバンクのSIMを入れて使える。)

さらに、パソコンとつないで3.5Gモデムとしても使える。日本でならモデムとして使っても電話として使っても1つの料金設定(0円~最高5980円)でOKらしいから他社携帯電話をモデムとして使いたい時のように不自由な思いをしなくて済む。もちろん海外でもモデムとして使える。

そして本体に3.5GのSIMが2枚挿せる。日本と海外を行き来する人には持って来いの機能だ。そこにGSMモジュールを入れておけば本当にどこでも何でもOKのミラクル携帯電話と言える。


ただ、問題はWindowsが入っていると言う面倒臭さと本体の金額。(エクスチェンジサーバとの通信機能があるから出張の多いビジネスマンには良いと思うけれど。)

映画「2012」 -人が人を

2009-12-25 14:44:47 | 映画って !
地球が滅亡する。誰を助かるべきか。
大地震の後の救助が来ない。誰に食料を分け与えるのか。
デパートが火事だ。誰を連れて外へ出るか。
突然仕事が少なくなった。その時誰が去るか。
人気タレントのコンサートがある。どうチケットを配るのか。
電車の席に全員座れない。誰を座らせるべきか。
宴会で出た料理が1切れ余った。それを誰が食べるか。
旅行のお土産が1つ足りない。その時誰に黙っているか。

人は他人を毎日何かの基準で判断している。
ある人は生かされ、ある人は見殺し。
人が生きる間にはそう言う場面が多い。
多いと言うよりそんな場面ばかりだ。

そんな場面になると神様が降りてきて自分の代わりに判断してくれたら楽だ。
そうなったら神様は身体がいくつあっても足りない。
ヒンドゥー教のようにたくさんの神様がいると良いが、いつでもそんなわけにはいかないだろう。
いやいや、いつにもそんな奇跡は起こらない。

地球が滅亡しようがしまいが、いつだって我々は誰かを選んでいるし、見捨ててもいる。単に自覚が無いだけなのだ。



追伸
私にできそうな事は一応言ってみてください。
見捨てないかもしれないので。

追伸2
忘れてた。
自分も見捨てられないようにしなくちゃ。。

クリスマスディナーなのか?

2009-12-24 22:18:19 | まさか、マレーシア!
マレーシアでクリスマスなのはほとんどショッピングセンターに限られるようで、街はそれで盛り上がってるようではない。イルミネーションが増えることもそれなりの音楽が流れることもなし。KLの英語の先生たちはキリスト教徒だからきっと祝ってることだろう。

そう言えばイギリス出身の先生は毎年七面鳥だったかチキンだったかをローストすると言っていた。みんな難しいと思っているようなんだけどと前置きして、アルミ箔にくるんでどうこうすると簡単なのだと。


それとは全く関係なく、この写真はいつもあまり行かない方向へ歩いて、それでも5分ほどなのだけれど、中華の屋台村の中であるおじさんがやっている洋食屋さんのメニューを選んでみた。少し厚めのトンカツにマッシュルームのソース、コールスローサラダにポテトで8リンギット。ソースの出来がなかなか期待を裏切る。良い方へ。

だいたい中国系の料理人がつくる中華以外の料理はイイカゲンにアレンジされていて変な味が多いのだけれど、どう言うわけかこのおじさんのはマトモだった。マレーシアにも日本と同じように洋食屋と言うのが時々ある。魚とポテトのフライなどが必ずあって、それは食べ物以外にも見られるように英国時代の名残なのだと思うけれども、このおじさんがいくら年輩とは言えその影響を受けているかどうかまではわからない。

今日は8リンギットといつもより少し奮発したと言うことだ。
(円に換算するにはx27。)



そう言えば、先週に続きまた明日から3連休だ。
休みが多いなあ。

本は内容より書き方が大事

2009-12-23 21:23:24 | まさか、マレーシア!
マレーシアに古本屋さんがほとんど見つからないのは何故なんだろう。

新しい本が好きだから?
図書館が発達してるから?(多分これは無い。)
インターネットで読むから?
もともと本をあまり読まないから?

コピー本が安く作れるから、だろうか?
100ページ以下の本をコピーして製本までしても5リンギットまでで収まるから誰かが持っている本(やそのまたコピー)を安く複製できる。そう言う本をたまに見かける。

そう言うことなら逆手にとってオンデマンド書店ができそうだ。大げさな機械はいらないのだし。



ところでインターネットで読むってのは電子書籍のようになっている場合は有りだけれど、普通のWeb上ではそれに相当するものは少ないだろうと思う。著作権の切れた昔の名作はそうして公開されているけれども現代小説のようなものや現代人の興味を引く完結した読み物はほぼ無いだろうと思う。そう言う意味でインターネットが書籍の代わりをするのはもうちょっとだけ先だろうか。レコードがCDやダウンロード販売になってそれが普通になったのと同じようにその時代はすぐ来るだろうけれどもほんのもう少し時間が必要かもしれない。


本で大事なのはその内容だと思われているけれども、本当に大事なのは書き方の方だ。内容は悪くても他の本をたくさん読めば悪い事は相対化されて薄めてしまうことができる。だから内容は大切でないとは言わないけれども別にどうと言うことも無い。

書き方の方が実は大きな問題で、一つの文章が冒頭や表題にあげたテーマに沿って一貫した書かれ方をしていて最後にきちんと完結できなければ読んだ時間が全て無駄になってしまう。結局何のために書かれたのか、何が言いたいのかが汲み取れる文章になっていることが大事だ。そうした文章に数多く触れて慣れる事がコミュニケーションの手段であり文化の継承でもある。

少し昔、国語の文章問題の解釈で人それぞれ感じ方が違うのだから正しい答えなんか無いと言うもっともらしい事を言うのが流行ったけれど、著者の意図も汲み取れないのに解釈も意見も感想も無いわけで、それは訓練ができていないかしたくない言い訳にしか過ぎないのだ。その意味でも本は内容より書き方なのだ。


そうした文章が"数多く"このネット上に普通に現れるにはもう少しだろうし、そうならなければネットが書籍(雑誌などでなく)の代わりをする事はできないだろうと思う。

銀行の口座開設

2009-12-22 21:48:10 | まさか、マレーシア!
最近、朝、スクーターで高速道路のバイク専用道に入ると自分と同じスクーターが前を走っているのが見える。同じ時刻に走るのだからきっと仕事に行くのだろう。

スピードが速くはないので追い越せるその人は頭にヘルメットの代わりに白いターバンを巻いている。たしかインドではシーク教の人はターバンがあるのでヘルメット免除だと聞いたけれどもマレーシアでもそうなんだろうか。他で見ないので何とも言えない。

マレーシアの交通警察官は二輪車に甘いらしい。車の脇を高速で抜けてもスピードを無制限に出しても停止線より前に出て待っていても確かに何も言おうとはしていない。聞いた話ではヘルメットをかぶっていればOKなのだそうだ。ターバンはヘルメット扱いなのか?



会社で銀行口座開設の書類を銀行に提出しておいてくれたおかげで時間はかかったけれども銀行に口座ができた。

おどろいたことに銀行では通帳はくれない。パスポートで本人確認した後にICチップ付きキャッシュカードだけを渡された。通帳を作るとお金がかかるらしい。無くしたときの再発行もキャッシュカードなら無料だが通帳は高いから普通は誰もそんなものは作らないとのこと。びっくりした。

そうすると出し入れの記録はATMから出てきた紙を保存しておくか自分でノートに記録するしかない。

もらったすぐ後にPINコード(パスワード)をATMから変更した。先月もらった半端な給料は窓口で預金したが、これも口座番号と名前(サインではない)と金額を紙に記入するだけと言う簡単さ。出すときはもっとうるさいのだろうか?



まだ雨季なのだろうけれど、ここ3日間ほど雨が降っていない。そう思っていたらさっき10分ほど降って止んだ。それにしても今の時期は涼しい。