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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

キャブレターの掃除

2014-03-08 22:40:58 | Vespa? Yes, but LML !
この前ガソリン漏れがあった後にどうも調子が良くなかったサンバル君。

昨日も夜に仕事から帰ろうと思ってエンジンをかけてほんの20m走ってストップ。プラグを開けてみるとどうもガソリンがシリンダに入っていない。その場で、夜9時のほとんど誰もいない、インド系の守衛さんしかいない工場の前でキャブレターを開ける。

幸いにも回すべきネジはそれほど多くはないが、早く帰って風呂に入りたいこんな時にはそれでも面倒に感じる。反面、こんな程度の事ならいつでも来い、でもあり。そしてどうにかエンジンはかかり、田舎の街道を飛ばして帰る。

しかしどうも調子は良くない。アクセルをガバッと開けるとぶすぶす言い出す。フロート部分のバルブの問題だけかと思って他は何もしなかったし、できる用意もなかったので、まずは家にたどり着けて良かった。

家でちょっとくつろいで、明日は駅前のベスパ屋さんに持ち込もうかと考えた。けれどもまずは出来ることだけやっておこうと考え直し、再びキャブレターを開ける。

今度は外せる物を外せるだけ外してCRC556に似たスプレーで全部を貫通させる。そして組み直す。夜間であったけれどもちょっとだけエンジンをかけてみる。スプレー剤のせいでいささか煙は吐くがエンジンのかかりは良い。近所迷惑なのですぐに止めて後は次の日とする。


今朝起きて何時もの通勤時刻に近づいた頃、またエンジンをかけてみる。まだ煙は出ているが問題はなさそう。土曜日なのであまり長くアイドリングはできない。少し走ってみるとどうも調子は悪くない。通勤時にちゃんと走ってみると最高速は80km/h程度。ボコボコしない。どうにかなったようだ。


田舎に引っ越してきてから埃っぽいところを走っているのがいけないのかもしれない。ベスパには日本車にあるようなスポンジや紙でできたエアフィルターが無いのだ。まてよ、インドの人たちはどうしているんだろう?

ガソリン漏れ

2014-02-26 21:54:20 | Vespa? Yes, but LML !
動かしてもいないのにサンバル君からガソリンが漏れていた。
今朝までは何でもなかったのに。

キャブレターを開けてみると、メインジェットのノズルからタラタラとガソリンが出ている。フロートのバルブにゴミが付いているか何かだろうと分解してみたが実にキレイ。フィルタにもゴミが詰まっているような事もなし。

分解時に取れてしまったのか、それともバルブのゴムがヘタったか、と思ったがそうでもない。組み立て直してみると、果たしてガソリン漏れは止まった。不思議だが止まったので様子を見ることにする。


ブーツを交換

2014-02-09 11:58:55 | Vespa? Yes, but LML !
早速昨日買ったブーツに交換してみた。

パイプにストッパーネジ用の穴を開けようかと思ったが、位置決めしようと仮装着したところ割合とキツめに入ったのでそのままとし、パイプとの継ぎ目はエポキシで埋めた。ネジはネジの緩み止めを塗って入れた。

こう言うパーツはエポキシなどを使わず、後でまた交換可能なようにすべきだろうが、落ちなければ相当長く使えるはずなので脱着の可能性はこの際考えない。

この金属製のブーツでのスタンドの上げ下ろしをしてみると、ゴムと違って立てる時滑ってやりにくい。長持ちとの交換条件なのだな、と理解。走る事とは関係ないのである。

ブーツを買う

2014-02-08 23:20:22 | Vespa? Yes, but LML !
ずっと前にスタンドの先端に着いているブーツの右側だけが無くなって、プラスチックの水道用パイプのキャップをテープ止めにしていたがそれも最近外れてしまっていた。

ブーツ位無くても別に困る事もないので放っておこうかと思っていたが、たまたまベスパエンパイヤが引っ越したところの近くまで行く事があったので場所を確かめに行きながらブーツを買うことにした。今度は黒い金属製のブーツだ。

値段はRM20だから日本円にして600円。高いのか安いのかよくわからないが、選択肢があるでもなし、こんなものだろうと思っておく。

ところで、サイドに付けるネジと緩み止めナット、ナットを付けてねじ込むとネジの先端がブーツの内側に出てこなくてストッパーにならない。薄いナットを入れるべきところを通常のナットに間違えて入れてしまったのか、それともネジの長さを間違えたのか、いったいどう言う事だろう?

もしかしてネジで止めるより接着剤で止めた方が良いだろうか?それともスタンドのパイプに穴を開けてナット無しのネジだけで止めるべきか?幸いにもうちにはドリルがあるのだし。明日考えよう。

それにしてもベスパ・エンパイヤ恐るべし。
ずっと前に数回行っただけなのにまだ名前を覚えてる。
これぞ商売人、若いのにやるな。

クラッチ・ワイヤー切れる

2014-02-03 21:56:51 | Vespa? Yes, but LML !
クラッチ・ワイヤーが切れた。

ちょうどVespaショップの近くだった、ラッキー。
と、思ったのもつかの間、店の横のタクシー乗り場に座ってくつろいでいた運転手が言う。
今日は休みだよ。(チャイニーズニューイヤーの余波)
あれまっ。

仕方なく開いている別のバイク屋に行くと、そいつの部品は無いよ、と。
自分でどうにかならないかと見てみるが、どうも切れただけあって長さが少し足りない。

こうなったらクラッチ無しで走るしかない。
ニュートラルでエンジンをかけて、少し押して飛び乗ったときに1速へ入れる。
後はできるだけ止まらずに変速しながら目的地へ走る。
ちょっと変速ショックが大きいだけで普通に走れる。
シフトアップよりダウンが少しだけ難しい。
カブのギヤチェンジみたいだ。
けれどどうにかなるものだ。

チャイニーズニューイヤーが完全に明けたら修理に行くとしよう。


ところで、以前に乗っていたインドネシアのエクセル・ベスパでもクラッチ・ワイヤーはよく切れた。インドでも改善はされていないらしい。何か切れなくする方法はあるのだろうか?

サビ防止には水洗い

2014-01-04 22:14:50 | Vespa? Yes, but LML !
昔は汚れて水洗いすると錆びるから拭き取ってからワックス掛けすべしと言うのが普通だったけれども、最近は錆を防ぐには水洗いした方が良いようだ。

工業用の洗剤の中には油をとるのに使われるものがあって、それは従来の油性のものの代わりに使われて後処理が楽なのだけれど、それ以上に金属を洗っても錆びにくいと言う機能もある。それに近いものが車用の洗剤も使われているようで洗ったままにしても全然錆びない。

それどころか洗剤で洗った方が余計に錆びないようだ。

ところで、インド製のLMLはどう考えてもすぐに錆びそうなものだが、これがけっこう錆びにくい。インドに行った時にLMLの人間が錆対策のために下塗りをちゃんとしていると言っていた。(LMLの場合、それもそうだが、上塗りの時の埃対策ももっとすべきだと思うが。)そんなわけで、錆びやすいのはマフラーの根元だけなのだが、やっぱり鉄製なので錆対策はプラスチック・スクーターより余計に考えなければ。

なので水洗だ。

保険の申し込みの後、パンツ一丁で

2013-12-14 22:07:39 | Vespa? Yes, but LML !
12月末でサンバル君の保険と納税期限が来てしまうのでその手続きをした。

駅前のベスパ屋でできるかと思ったらそこは修理専門なのだそうで、近くの別のバイク屋さんを紹介された。前回はファーストパーティーと言って盗難や事故で自分のバイクも補償される保険だったためにちょっと高かった。RM200以上だった。自分が死ぬと家族がRM4000ほどもらえると言ってもやはり高い。

だいたい死んでRM4000、それはいくらだ?

日本円にして12万円ほどだ。その額面では日本人的には保険になっていないような気がする。なので今回は相手側の補償のみとして、つまりサードパーティー保険にした。結果、金額は納税分とバイク屋さんの手数料を含めてもRM141.5と安くなった。日本で言う強制保険と同じだ。

バイク屋さんの帰り、雨が降りそうだなと思ったとたんに雨になった。

いわゆる土砂降り、英語で言うと犬猫降りだ。ちょっとの距離を走っただけなのに全身、パンツまでずぶ濡れ。マレーシアの場合家に到着してからも家に入るまでに相当時間がかかるからさらに濡れた。

別に門から建物まで送り迎えが必要なほど距離のある豪邸なのではなくて、単に鍵が多いのだ。門の南京錠、玄関の鉄格子の南京錠、玄関ドアの鍵とそれだけでうんざり。浸み込んだ水の量の半分は家の門から玄関までで濡れたかもしれない。

と、やっとドアが空いて家に入ろうと思ったが、ちょっと待てよ、せっかくだから車とサンバル君を洗おうと思い立った。雨なのでちょっとの水とちょっとの洗剤で済む。と、洗い終わってみると雨が止んでいる。ほんの10分なのに。まったく、これが熱帯の雨なのだ。

なので仕方なく結局水道水で泡を洗い流すはめになった。パンツ一丁でやったのに、なんてこった。

お出かけ無し

2013-11-24 17:57:43 | Vespa? Yes, but LML !
今度の家は居間からサンバル君が見える。

マレーシアの家には玄関が無いのだ。戸を開けるとそこはすぐに居間。居間と言うよりリビングだろうか? 逆に、下手をすると外からくつろいでいる姿が丸見えでもある。熱帯なので年中風通し良く開け放しているからなおさら、しかも日本の家のように居室が地面より高くなってもいないから見下ろされる。

だからと言って実際何か問題があるかと言うと、別にない。こう言うものと思っていれば気にもならず。まあ、ここが海辺の家だったらもっと良かろうに。

暗い夜にさまよう白い光

2013-11-19 06:58:39 | Vespa? Yes, but LML !
昨夜、夜の8時少し前、職場から家に帰ろうとサンバル君を走らせた。

郊外の工場なので道は暗い。街灯が無い。時々トラックが通る。直線をずっと数百メートル走っていくと白い点が2つ、ぐるぐる回転するように揺れている。何だかよくわからない。蛍にしては大きいようであるし色も白すぎる。

熱帯であるから何か変わった生物でもいるのだろうか? それとも、まさかとは思うが人魂のようなものか?光はだんだんと近づいてくるが暗すぎて正体がわからない。と、カーブのところまで来て、白い大きな影が見えた。ぼんやりと。

車だ。ようやく光の正体がわかった。警官が懐中電灯をグルグルさせてこちらを止めようとしていたのだった。こんな暗いところで検問だ。別に何ということもなく、良いベスパだね、帰るところ?みたいな事でさようなら。

初めて検問でつかまったのだった。

サンバル君、溺れかける

2013-11-06 23:22:42 | Vespa? Yes, but LML !
今日はしこたま雨が降った。

工場の窓から見ていたら道が水没して運がの様相。
いつもより少し長い雨だったが暗くなる頃には止んだ。
午後9時、サンバル君で工場を出ようとするとそこにいた人が言った。
道がプールになっているよ、と。
雨が止んでからもうだいぶ時間が経っているのでそれほどでもなかろう、と思った。
少し走って角を曲がると何も無いはずのところで10台ほどの車がテールランプを見せて停まっている。
先頭のところまで行ってわけがわかった。
濁った水でいっぱいになった道を向こう側からカブが渡ってきていた。
水深は20cmまではなさそうだがよろよろしている。
そんなに深刻でもなかろうに。
と、サンバル君を前進させた。
30mほど進んで理解した。
ただの水たまりではなく、流れがあるのだった。
右から左へと、かなり強い。
ハンドルをとられて左に流される。
とりあえずエンジンは止まる気配なく、道路はフラットなのは知っているのでそのまま進むことにした。
直線はさらに50m以上はあったはず。
暗くて見えないが直進すれば道を外れはしないだろう。
水深はさらに深くなる。
もうそろそろ終わるかと期待するもカーブを過ぎてもまだ水深は深い。
足首まで濡れている。
それにしてもエンジンは止まらない。
立ち往生したら終わりだろうか。
誰もここまで追っては来ないし何しろ暗い。
しばらく行くと車が1台止まっていた。
中に人がいる。
エンジンが止まってしまったのか?
と、心配しても助けられる状況ではないが。
ふっと、水面の色が変化したように見えた。
急に水深が浅くなりアスファルトが見えた、らしい。
よかった。
どうにかなるものだ。

ところで、まだまだ雨季は続く。
明日からどうすれば良いのだろう。
車で通勤しても同じだろうし、もう少し水深があるとどうなるか…

サンバル君を迎えに

2013-11-02 10:18:08 | Vespa? Yes, but LML !
昨夜、サンバル君を迎えに新居から旧居へ向かった。

PJヒルトンまで車に乗せてもらい、そこからバスで家の前に着いたが時刻は10時をはるかに過ぎたところだった。今朝は9時半まで寝てしまった。久しぶりにギヤオイルを交換し長旅に備える。

午後から豪雨になるはずなので昼までに新居に到着するつもりだ。

残留

2013-10-29 22:31:04 | Vespa? Yes, but LML !
昨日から新しい家に引っ越している。

が、ただ完全でない。と言うのはLMLのサンバル君がまだ引っ越していないのだ。前のアパートの駐車場に停めたまま。後でどうにかして取りに行かなくては。


そう言えば、スクーターにはサンバル君と名前が付けられているがカングーには名前が無い。付けていない。人間に名前が付けられるのはなぜだろう。ペットにも名前は付けられる。1つひとつ、それぞれが違うと認識するからだろう。

車はどうかと言うと、持ち主にとっては他と違うたった1つのものであっても多くの人にとっては数万台のうち、似たり寄ったりどころか見分けもつかない物にすぎない。そう思えば名前などつけるのは滑稽である。ペットの犬とか猫とかを"うちの子"と呼ぶのに似ている。

と、言いつつスクーターがサンバル君なのだ。が、カングーはカングーのままだ。まあいいや。