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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

来年は浅いところ埋めるのが仕事か?

2017-12-09 23:56:46 | マレーシアでニャー2017
少し前に、ビールの缶みたいなmini PC G2を買って一度返品した事を書いた。実はあれからまた6個買った。もちろんこれも仕事で使うために。

それが一昨日届いてテストしたわけだけど、6個のうちの2個がまたダメだった。何とまあ不良率が高い! あの1個は偶然てわけじゃなかったのか....

で、販売者にまたもWhatsAppでメッセージを流す。在庫あったら車で持っていくから交換してくれ、と。

残りの4個はちゃんとセットアップできた。1個は自分用だから日本語仕様のWindows10最新アップデート版になった。今回はシンプルに使うつもりなのでアプリケーションは少なめ。いよいよ今のラップトップと効果となったらメーラーのThunderbirdPortableをフォルダ毎コピーして終わり。SDカードを入れたのでそっちにコピーしようと思う。

他の3個は工場用なのでエクセルの代わりにLibreOffice、メールはやはりThunderbirdPortable。全部が1つのメールアドレスを使うのでIMAPで受ける。後でメッセンジャーも入れる予定。こっちは全部別アカウントが便利だろうか?

それと、まだ、モニターが来ない。何でも出入りのパソコンサプライヤーから買うと言うので予定よりちょっと高くなりそう。予算は1台RM300。

キーボードとマウスはMr.DIYで買った。工場なのでどうせ汚くなるから安いのでOK。壊れてもまたすぐ買える。自分のキーボードはThinkpadキーボードで、日本の親会社にもう届いている。Lenovoから45%引きの時に買った。



そうこうしているうちに今年ももう12月を1/3も過ぎてしまった。振り返ってみると、(まだ振り返るには少し早い気もするが) 今年はドタバタだった。未経験の仕事をやって、こんなもので大丈夫のはずと思っていると後から後から違う事がいくつもわかってやり直したり。幸いプロジェクト止めるほどの大事件にはならなかった。

プロジェクト止めるのに貢献したのはどっちかと言うと、日本側だったかも知れない。営業的な部分での意見の取りまとめができていなくて生産する製品が変わったり、日本でやった事の無い方法で生産せざるを得なくて試験を何度もやって仕様を見直したり。

色々な意味で「浅い」ところが目立ってしまっていた感じる。

物を作る時は完全にその理論がわかっている必要は無くて、出来て来る物の状態が管理出来ていれば良い。そうなると便利な機械を使ったりすればするほど浅い部分にずっと気付かないまま来てしまう。出来てるけど、理由を聞かれても完全には説明できない。経験則では説明出来る、なんとなく。


そう言うわけで、来年もその浅さを補う作業をしないといけないのだ。

休暇なのに休暇じゃないそれは何かとたずねたら

2017-12-06 22:06:01 | マレーシアでニャー2017
今日は朝ちょっと出勤してから帰宅。

先日家のオーナーがこの家に置いていたデカいパームの鉢植えを取りに来た時にずっと放って置いた雨漏りを直すと言う。それが今日になった。

9時半に戻るともう職人3人ともう1人が来ていた。前もそうだったけれど材料、持ってきてない。見てから買いに行く。実際始まったのは11時過ぎ。何やったかと言うと、家の中央にある三角屋根になっていない防水コンクリートのところに通っている漏れている水道管を修理。そしてその部分の防水セメント塗り直し。

前からわかっていたし、マレーシアの家なんてどれもそうなのだけれど、明らかに欠陥住宅なのだ。


ところで、そうしているうちに仕事場で問題発生。メッセージが入る。

どうも昨日と同じ事して機械動かしているのに上手く行かない。何回か作業員がやってみるがダメだと言う。

うん、彼がやってダメなら間違いないだろうと思われる。ネパール人だけどそこは信用出来ると思っている。なので現場管理人にもう設定調整で試験するなとメッセージを入れる。

が、いつものように自分で何も考えないクセが出たらしい。作業員がまだテストすると言うに任せて放っておく。昼になってそれでも何か機械の様子でも見るかと思えばたぶんそれもせず。昼飯後まで待っている。もしどこか壊れていて部品が必要になった時、これ以上待っていると入手出来る可能性が低くなってしまう。

が、アホな事に結局夕刻まで機械をバラさず。結局できないとわかってやっとやり始める。

夜7時頃になってごめんなさいメッセージが入る。ごめんじゃないだろ、オマエ。あの作業員が何回かやってできないってんだから、きっと本当にできないんだ。何で信用して途中で止めさせて機械を点検しない!

仮に無駄になったとしても1時間かそこらで済む。特別な部品でも昼に発注すれば明日までに作ってきてくれるサプライヤーはあるかも知れない。その可能性も夜じゃもう無い。

しかも、その作業をテクニシャン連れてきてやらせるにしても、勝手にやらせるとテキトーに点検して何でも無いと帰ってしまうのがオチだ。それをやっている。こことここを分解して中を見ろと具体的に言わないとダメなのだ。なぜなら、そっちも手抜きをしようとする。言いくるめられて終わりなのだ。

そうして他人の言葉に流されて結局何もできないで終わる。考えない習慣は恐ろしい。すぐに他人に騙される。


と言うところで、今日は不本意ながら諦めた日になってしまった。
休暇のようで全然休暇じゃない。

エリザベスカラー10秒

2017-12-05 13:46:53 | マレーシアでニャー2017
トレーニングと言うのは、やっぱりトレーニングを受け入れる下地がある人にしか意味が無いのかなと思っている。

ちょっと前にもトレーニング無意味じゃないのかな、と言う話を書いたけれど、案の定無意味らしいと再確認している。先日トレーニングを受けたので報告書を書かせた。出てきたのが1週間+数日の後。

報告書の中身が面白くない。これはある程度想像がついていたにしても...


それにしても本人、その後何も変わっている様子がない。ただ、本人曰く、こうこうこう言う知識が得られたと言う。そして報告書にも書いてある。

うーん、わかってはいたけれど、知識を得たと言う事と学んだと言うのは意味が違うと言う事の標本みたいなものだ。知っているにしても活かせない。猫に本を与えるのと違わないかもしれない。


講師が来て教室に入って文字で書いてある資料を読んで...そう言う高次元のやり方はこのレベルには向かないのだろうと思う。

だからと言ってまさかタイのゾウ使いみたいにムチでピシピシやるわけにもいかないし。何だか中途半端な感じで釈然としない。





昨日、仕事の帰りにペットショップに寄ってエリザベスカラーを買った。

つぶあんがアレルギー持ちでお腹のところを舐めてしまう。舐めてしまうとまた直らなくなる。なあらば舐めないようにエリザベスカラーを使ってみようと思って買った。閉店時刻は過ぎていたけれどシャッターの隙間からお願いして売ってもらった。RM20もした。

家に帰って早速首に巻いてやる。嫌がって後ろに下がる。前に歩かない。首を抜こうと思って下がるのだった。

見ていると可哀そうになったので外した。

RM20もしたのに10秒で耐えられなくなった。(つぶあんじゃなくて付けた自分が。)

心のなかでは、このボケ! と思っている。

2017-12-04 22:46:04 | マレーシアでニャー2017
先日、こんな記事を書いたが、まだ先がある。

温度計2つの表示が違っているので念のためもう1つ、赤外線式の温度計を使って測らせてみた。そしたらまた全然違う。多数決でも決められなくなってしまった。が、そんなデータをまたハイ終わりましたとメールで送ってくる。

オマエ、これに関して何か感じないのか?

ダメだ。コイツ、ホントのアホかも知れない。この数字見て、ほんの1分でも考えてさらにほんの1分でもやり直してみるって事ができないのである。

仕方ないので自分でもう1度測ってみる。今度はちゃんと多数決で勝ち負けが決まった。普通にやれば良いのだ。


ところで、問題児は他にもいるのだった。実はこっちの方が始末に負えないのである。と言うのは、もともとこんな風に温度図っているのはパイプを温めている電気ヒーターの温度制御がおかしいと思ったからなのだった。それに対してその問題児たるエンジニアと名乗る男は何もしないのである。

何もしない理由は何もわからない、何もできない。さらにその理由は、間違った判断をした時に自分が責められるのが怖いと言う事と思われる。一度触ると自分でやらないといけなくなるから外注さんに任せるとかが多い。今回のように自分で証拠を集められないと外注さんに何も言えなくて何も仕事として進められないのだ。


ってわけで、この測定データ、送ってやった。我ながらなんて親切なんだろう!

裏では、テメー、買った熱電対の種類間違ってんじゃねーのか、コラ!
センサーの取り付け位置考えてネーだろ!
業者任せにして自分で何も確認してネーな、コイツ!
温度測るんだって本来はオマエの仕事だろが、ボケ!
と思っている。

2つの温度計の表示が違ってて何も感じないとは!

2017-12-01 23:53:33 | マレーシアでニャー2017
昨日、どうも電気ヒーターで温めているパイプの温度がおかしいと思って、現場管理者に調べさせる事にした。

そもそも彼は自分で機械のメンテナンス関係を主にやりたいと言っているのだ。なので機械に付いている熱電対とその表示器と実際のその部分の温度をデータロガーと別の熱電対で調べるように言った。(熱電対とデータロガーがわからない人は検索して)

やり方は簡単で、データロガーに接続した熱電対を機械に元から付いている熱電対のすぐ近くに貼り付けてから機械の電源をONにして待つだけ。

さて、出てきた結果は.......
機械が認識している温度は約90℃。データロガーは150℃とか180℃とか。

おいおい!......

この場合の「おいおい!」は次の2つの件にかかる事だ。

1. やっぱり機械のセンサーがおかしいってことか? それともデータロガーの方か?

2. この結果見て、オマエ、何も感じないのか?どんな面下げて終わりましたなんて持って来られる?!

特に言いたいのは2番の方。

できましたじゃネエだろ。この温度見て自分がちゃんと測定できましたって自信持って言えるってのか? 何かおかしいだろ。


と言うわけで、次はデータロガーがおかしいかどうか知らないといけないのでお湯で測ってみろ。温度は100℃だ。100℃なら沸騰していてば良いだけなので簡単に測れる。つまり校正が簡単なのだ。

しばらく待って結果を聞く。水温計約50℃でデータロガーは10℃“しか“違わないからOKと言う。

おいおい、なぜ100℃でやらない?! 勝手に省略するな! しかも”しか“ とは何だ?


こう言う時、マレーシアでは多くが 「大丈夫」、「OK」、「問題ない」と言う事を言いたがり、ダメでもそう言った方向の解釈を勝手にしてしまう。普通には50℃で10℃違ってたらダメだろう。それを”しか“ と言う単語でOKに転換してしまう。上司にネガティブな言葉を言うのが極端に怖いのである。


水に温度計2つ入れて測定値が全く違っているのに何も感じない、そのまま終わりましたって持ってくる。 こう言う事に対してだいたいの人はもっと指導したりトレーニングさせれば、と言う。待て待て、そう言う事じゃないだろ。

まず、何ぁ感じるとかおかしいと思うとか、その手の幼い子供でも持っているような感覚について、何をどう指導したりトレーニングすれば良いんだ? そう言うのは幼稚園とか小学校、または親の役目だろ! 何で給料払ってまでそれやってやる必要があるんだ。


と、暗澹たる気持ちになる。

仕事に大事なのは情報発信なのだが.... マレーシア人ときたら

2017-11-30 13:31:30 | マレーシアでニャー2017
仕事で一番大事なものはやはり情報かと思う。

情報をそのまま実際のお金に換えるって人は最近インターネットの上などで増えてきているが、多くの場合それはお金には換わらない。工場なんかだと実際の物を作って売らないとお金にならない。なので大事なのは物を作ると言う事なのだが、実感としてはそれより情報だったりする。


うちの工場だと手を動かして仕事している人、たくんさんいる。ほとんどが外国から来た作業員さんたち。それを管理する人は多くがマレーシア人。中には外国人もいるが、ほどんどマレーシア人。

どうしてそうなってしまうかと言うと、外国人は期限が来たら帰国してしまうから。マレーシア人だってよく辞めるからそれほど違うかと言えばどうかな?と言うのはあるが、一度居つけばずっといるのでそうなっている。

それに、外国人と同じ給料だとマレーシア人は募集してもほとんど来ないし。


そう言う理由で管理者と作業者が分かれてしまっているのだけれども、人のレベルとしてはほとんど違わないと感じる。ネパール人でもバングラデシュ人でもパキスタン人でも、あまり教育レベルは高くないがマレーシア人と違うような感じはしない。

どう言う点で同じかと言うと、上に書いた情報と言う意味での事。バングラデシュ人等には情報と言っても作業者なのであまり多くは求めない。そこに参加してくれて作業を普通にやってくれればだいたいはOK。

対してマレーシア人は兎にも角にも管理者であって自分で手を動かす仕事でないので、役割としては情報の方がずっと大事になる。が、意識が作業員レベルからどうしても上がって来ないので困る。物が出来ていればOK、機械が動いていればOK、みたいなところにいる。


何かあった時にそれが他のところの誰に影響するからそっちに連絡を入れるとか、変更した今後の予定を言うとか、原因や結果はどうだとかこれからどう対処していくと宣言したり、または記録するう、そう言う事に全く気が回らないらしい。

そう言う事が全くできないのは生活習慣によるのか、教育なのか? 何しろ仕事が遅いのは手が遅いとか、何回もミスするとか、他人の足を引っ張る結果になるとか、そう言うのはこう言うところから来ている。

どこがストロベリーなんじゃい!

2017-11-29 13:31:46 | マレーシアでニャー2017
さっき、昼飯を食いにいつものマレー食堂へ行った。

最近、それまでちょっと離れたところに置いていたパンやお菓子のラックをレジの横に置くようになった。そこに置くと支払の時に目に入ってちょっと買ってみようと思う心理に気付いたのかもしれない。(ここまでの道のりは長かったが。)

とすれば、今日はまんまとその作戦に引っかかってしまった。今までそこで見た事のないパンが入荷していたのだ。見た目はチョココロネだ。袋は2種類あって黄色で印刷してあるもの、ピンクで印刷してあるものの2つ。チョコはあえて外したのか?


ところで、コロネと言えば日本ではチョココロネ。

子供の時に家が駄菓子屋だったのでチョココロネはあった。定番だった。その他のクリームってあっただろうか? あったような気がするが無かったような気もする。ともかく、コロネと言えばチョココロネだ。....なぜなんだ? なぜ他のはあまりメジャーじゃなくてチョコが主役だったのだ? と言ってもうちの周りだけがそうだったかも知れず...


まあ、それは置いといて、とりあえず、バタークリームよりはストロベリーを選ぼう。と、思って手に取ると、クリームはどちらも同じ色。もしかして中にイチゴが入っている...わけないか。だってたった1リンギのパンなのだ。

でもきっと何か秘密があるに決まっている。以前、コーヒーパンを買った時に全くコーヒー色のクリームも無く、パン生地も普通のパンでおかしいなと思ったところが、味がちゃんとコーヒーだったと言う驚きのパンがあった事だし。きっとこれもそうに違いない、

それに比べるとかき氷のシロップはサギみたいなものがよな。あれ、色が違ってるだけで味は全部いっしょだ。

さて、ストロベリーコロネ、食べてみる。



サギだ! パッケージにストロベリーって書いてあるだけで何もストロベリーらしいものが無い。味も香りも。袋食うか?

働き方って、果たして革命できるのか?

2017-11-28 13:37:33 | マレーシアでニャー2017
働き方革命と言う言葉、最近日本で流行っているのかもしれない。

「かもしれない」のは自分がマレーシアなんかにいて偏っていると思われる情報を元にそう感じているから。海外にいてズレてしまうのはいつもそう言う事で、ネットのニュース記事がいつも日本の話題の中心を捉えていると勝手に思い込んでしまうのがいけない。それにsnsなんか正にそうだ。

前回の選挙では自民党もしかして与党じゃなくなるのかな?とさへ感じないでもなかったし。


それで働き方の話だけれど、何か、残業とかの件で海外の国では、特に先進国では残業なんか全くと言って良いほどしないし、するとその上司の評価に関わるとか。逆に日本ではずっと以前から残業する人の方が高評価、逆に効率が悪いとも。

そう言う事で日本の働き方をその点において批判するのがけっこう一般的になっているように見える。snsでは特にそう。日本は遅れていると。


言っている意味、よくわかる。残業ばかりしてないで家に帰って家の事するとか、単にリラックスしたり趣味の事をやる方が良いと思う。明るいうちに外で何かしても良いし。


でも、でも、何だかちょっと変だとも思う。残業する、しないと言う事に関して。

結局、どっちも時間で給料もらうのを肯定している人の意見なのだ。


もちろん世の中の多くの地域でホワイトカラーだって勤務時間と言うのに縛られているわけだから、現実的な意見だと思う。間違ってない。

でも、残業って事を話題にするなら雇う側も雇われる側も同じ線の上での議論をしていると言う事になる。時間をお金に換えていると言う意味で。


なのであまり議論として面白くない。革命と言うほど革命って感じがしない。どっちかと言うと「調整」とか「交渉」って事に落ち着きそうな気がする。それにこの同じ考えの上に乗って話をしているとサービス残業が増えるとかつまらない制度上の不具合などが細かく細かく出てきてまだ議論を混迷に落とし入れるとも思われるし、結局何も進まないで何も変わらずみんな忘れてしまうかもしれない。(クールビズとかのように。)



そもそも、時間をカウントする自体止めたらどうなんだろう? ホワイトカラーの場合、勤務時間と言ようなのを無しにしては? 時間カウントは駐車場の枠線と同じだと思う。駐車場には車1台分の枠が白とか黄色の線でいくつもブロックを並べたように描いてある。誰も何も言わなくてもほとんどの人がその枠の中に車を停めようとする。

勤務時間を言わなくてもタイムカードがあるとそれ自体が駐車場の枠線と同じ事になって、誰も何も言わなくても始業時刻に来る。終業も同じ。その意味でカレンダーの赤とか青の文字や印も同じ。

人はそう言ったものに拘束されると言うより、拘束される楽さを望む。道路の白線に従って運転するのはそれが安全だからなのか?それとも自分で考えるのを止めたいからなのか?

銀行がお金紛失か?

2017-11-27 21:15:31 | マレーシアでニャー2017
今日、午後になってから銀行に行った。

定期預金の満期が過ぎたのがいくつかあったのだ。午後2時半頃出て程なく銀行の近くまで来た。今日は現金を持って帰らないといけないので念のため銀行の近くの路上パーキングが空くのをちょっと待った。銀行の周りはいつも混んでいてなかなか停められない。それでもどうにか停めて出る。たまにしか使わないパーキングチケットを使う。

銀行は...あれ?全然混んで無い。が、なぜか番号札取りの機械にコピー用紙が貼ってある。何だ?壊れてるって事か。聞いたらここに並んで待っていろとのこと。

ここって言ったってオヤジが一人立ってるだけじゃ無いか。列だとはわからなかったよ。カウンター、人が少ない。銀行員はこんな時間まで交代で昼食だったとは。もう午後3時なのに。

見るといつもやってもらっている人がいない。いつも仕事の遅いカツマタ (勝俣州和に良く似ているのでそう勝手に読んでいる) はいるが、当たらないように祈る。左には仕事の出来るマトリョーシカ (あの形状が似ているのでそう勝手に呼んでいる) ちゃん。こっちなら一番良いな。中央にはオバサン (おばさんなのだ) その隣は実はあまり印象の無い普通の女性。どうなんだ?

前に待っていたオヤジ、オバサンに当たる。マトリョーシカちゃんは現金をバラバラ機械で何度も数えている。まだらしい。それにしてもそんな大金持ってくる人がいるんだ! そして次は自分の番。カツマタ、ちょっとヒマになる.....うっ、ヤバイ。

と、そこへどこからともなくチャイニーズのうるさそうなオバハン出現。カツマタに何か聞いている。他の銀行のシワシワ書類を数通持ってきて差し出して何か手続きしたいらしい。カツマタ、面倒そうに何とかと何とかの書類が必要とか、会社の名前はとか言っている。それじゃわからないよ、ダメダメ。オバハン、次々と何か紙を取り出すが全部が全部シワシワ。

それでも何とか話が付いたらしい。と言うところで自分が呼ばれる。印象の薄い女性銀行員さんだった。予測不能。

が、何といつも自分が来ている事を覚えていて世間話しながらも割合テキパキ。ラッキーだ。お金受け取ってサッサと車に戻る。モタモタしてると悪いヤツらに目をつけられかねないから。マレーシア、最近特に治安が悪い。(自分も強盗にやられてるし。)

仕事場に帰る。午後6時近くになって電話が鳴った。登録のない番号だったけれど一応通知があったので出てみた。あっ、さっきの印象薄い銀行員さん。さっきのお金、間違ってなかった?と。まだ袋から出してないのでちょっと再確認させてくれと返事。5分したらかけ直すとの事。

お金確認。すぐ済む。電話がかかってきて大丈夫だったと言ったところ、実は銀行の残額が300リンギ合わなくてと。じゃ、お金持ってそっちに行こうか?と言ってみたけれどそこまではしなくて良いと言う。

300リンギってけっこう大きなお金だよね。今のレートで8000円。感覚としては3万円ほど。どうするんだろう? 見つかってくれる事を祈るばかり。

カッパえびせん、ノーマーク

2017-11-26 22:40:19 | マレーシアでニャー2017
これまでノーマークだったお菓子を初めて食べた。

なーんだ! 美味いじゃん!



これ、どのスーパーにもコンビニにも売っている。名前をダブルデッカーと言う。ダブルデッカー? あのイギリスで走っていると言う二階建てバスだ。シンボルマークもそれそのもの。パッケージ、ちょっとシャレている。

が、お菓子の実物の写真が下の方にちょっと写っていて、そこにプラウンクラッカーと書かれている。どう見ても日本で昔からおなじみ、カッパえびせん、だろ。

と思ってこれまでマレーシアに来て8年間、一度も食べなかった。だって、カッパえびせん、だよ。あの、カッパえびせん、なんだよ。はっきり言わせていただくと、カッパえびせん、なんて絶対食わん!

実は、子供の頃、家は駄菓子屋のような店をやっていた。近所の高校生がパンやコーラなんかを食べに来ていた。そこにあの、カッパえびせん、も並んでいた。当然の事ながら、食べてみる。だってダタだし。壮絶、美味くねーと思っていた。それで今の今までカッパえびせん、ほとんど食べた事が無い。

それが、今日、なぜかキャサリンさん、テスコで買った。もちろん好きじゃないとは言ったことないのだけれど。車運転しながら1つパッケージを開けてつまんでみる。

あれっ?、カッパえびせんと違うじゃん! 基本的には一緒だけれどエビらしいコクがちゃんとある。あの安っぽい穀物の粉で水増しした感じじゃないのだ。エビのアジがする。エビだ。

そう言えば、マレーシアにはえびせんがけっこうある。こっちは好きだ。これらに対抗するには日本のカッパえびせんじゃやはりダメだろう。うーん、ダブルデッカー、侮れない。


とは言え、他にもノーマークはたくさんあるんでよなあ。全部確認するわけにはいかないが....

ホビーエキスポ in Malaysia

2017-11-25 23:11:25 | マレーシアでニャー2017
今年もホビーエキスポに行ってきた。

今年もって言うのは去年も行ったから。ところで、何で去年行ったんだっけ?
忘れた。けっこう遠いのだ。Putrajayaの近くにある農業試験場みたいな施設と言うか大きな敷地の中にある大きな建物で行われている。敷地に入ってからも遠い。

今回はビックリするほど車が、と思っていたらUpin&Ipinカーニバルも同時開催だった。人気あるなあ。

駐車場は普通駐車場が5リンギ、プレミアムが15リンギ。ホビーエキスポの近くがプレミアムだったけれどどうやら近くの食堂のところに駐車できたので5リンギで済んだ。

エキスポへの入場料も5リンギ。中に入ると何だか日本の30年前のホビー的な感じでラジコンとかプラモデルとかいろいろ。でも物は確かに現代的。それに物凄く凝ってる。マレーシア人、こう言う事になると手先が器用なのか? (仕事ではそんな人と出会わないのはなぜ?)







実は、今回、エキスポに来るつもりは100%無かった。が、突然来る理由が先週できてしまった。と言うのは、この人に会いに。そしてちょっと話す事もあり。

この人が何やってるかと言うと、2009年にあのエレクトロラックスの営業マネージャーを辞めてこの仕事を立ち上げた。何の仕事かと言うと、電子工作の教育と普及。このエキスポでは想像よりかなり広い場所を借りて無料で初心者向けトレーニングをやっていた。ラーニングキットは自社デザインで、同じ物はマレーシアの学校や大学で使われている。自習も出来るようにフルカラーテキスト付き。

なかなか志が高いのである。先生はラーニングキットを設計した人で日本の芝浦工大出だったり。興味ある人はちょっと触らせてもらうだけでも面白いかも。英語だけど子供もやってるので大丈夫と思います。



彼らの未来は???

2017-11-24 13:30:31 | マレーシアでニャー2017
仕事場に来てから家にいるキャサリンさんからメッセージが入った。

「マダラが裏のダンボールで子供産んでた」と。
うちのツブアンの昼寝用ダンボール箱、勝手に使われたらしい。


マダラとはマダラ模様の猫で最近よく来ていた。もちろん来たからと言ってご飯を食べさせたりはしていないが、人がいない時に家の中に忍び込んで時々うちのキナコとツブアンのご飯を食べていたような気配あり。

それが何とまた、以前に居ついてしまったゴマちゃんと呼んでいて突然行方不明になった猫と同じようにここに入って子猫を産んでしまったのだ。他にどこかもっと適した場所は無かったのかい? ここにいると1日に1回洗濯機は回るし横を人間が通る。何でここを選ぶ?


何が困るって、マダラは野良だからご飯は食べさせないが子猫がお腹空いてピーピー言い出したらどうやって放っておけば良いのかと言う事だ。うちで引き取るわけにはいかないし、放って置いて死んでしまうのも嫌だ。それにうちのキナコとツブアンが虐めて怪我させる事も無いとは言えないし。(子供には何もしないと思うけれど。)

上手く育ってくれると良いなあとは思うが、ずっとここに居られたらどうなるんだろう??? 果たして彼らの未来は...






先日メッセンジャーに連絡が入った。

あれ? 彼はこの4月にネパールに帰ったはずなんだが? えっ? 帰って来ても良いかって? マレーシアに? しかもこの工場に? おー! 大歓迎だぜ!

と言うわけで早速人事にWhatsAppで連絡入れる。


だいたいこう言う場合、否定形から入る。まずは会社に外国人を入れるのにイミグレに指定された枠が無い。だったらエージェント経由にしたら? エージェントだとコストが高い。 (うるさい!)これから新しい製品作って利益バンバン上げるつもりだろう!、そんなコストが何だってんだ! と言うわけで、じゃ、すぐに手続きするとなる。 最初からそうすれば良いのだ、ツベコベ言わず。


そして昨日、別の部署から2人ほどこっちへ来たいと言う。理由はあっちの残業が減っているから。

日本は働き方革命と言って残業ばかりやって非効率なのを変えようってなっている。


が、マレーシアの場合、残業たくさんやってたくさん稼ごうってのが正義なのだ。だって外国人労働者としてはお金たくさん稼いで仕送りたくさんするのが目的だから。この前など、夜勤やって昼も続けて仕事させろって言ってきた。もちろんダメだけれど。


....自分の親が仕事していた時代、高度成長期の上り坂の時代、こうだったのだろうなあと想像する。明るい時刻に父、家にいた事がなかったように記憶しているから。

彼ら外国人労働者(ネパール、バングラデシュ、インド、パキスタン...)の未来にあるものは???

マレーシアの税務署は3年に1度...

2017-11-22 20:33:30 | マレーシアでニャー2017
久しぶりに税務署に行った。

申告はネットでやるから基本的には行く必要が無い。が、今回は事情が違う。今年申告した去年分の還付がもう2017年も末になっているのに来ていない。こっちがもらう方だから気軽と言えば気軽なわけだけれど、こう言う事を放っておいて未処理にされると来年の申告がどうなるのかわからないのだ。

だいたいにおいて、処理が滞っているのに連絡が無い。メールアドレスも電話番号も登録してあるのに連絡が無い。いつ振り込まれるか、小切手で来るかもわからない。困る。

と言うわけで行ってみた。



そこでわかった驚愕の事実。

何と、3年に一度、領収書と申告内容を審査される決まりになっているらしい。コンピュータが勝手に選ぶようになっているとか。(だったら何で自動でメール送って来ないんだ?)

何だ、それ知ってたら暇な時期を選んで勝手に行けば良いのだ。領収書持って。その方が早い。次回は2019年分で2020年。覚えておこう。


もう1つわかった事がある。健康診断はマレーシアでしたものでないと控除の対象にならないのだった。健康保険と年金は日本のが認められるけれど、健康診断はダメだとか。本とかスポーツ用品あたりは海外で買っても良いらしいけれど、どこに基準があるのか? でもまあ、そう言うシステムなら仕方ない。

返って来る金額が少なくなるだけだし。

同調圧力

2017-11-21 13:28:56 | マレーシアでニャー2017
最近に限らずよく言われる言葉に「同調圧力」と言うのがある。

周りに従わなきゃいけない雰囲気ってようなもので、それでもその圧力に気付けばまだマシな方。気付かないとそのまま流されて仕舞には何も自分で考えなくなる。これはこんなものだ、としか感じられない。きっと誰もがその影響を受けていてそれが慣性になってずるずると流れて行く。

大きな事から細かい事までこうした事ってのはある。そしてマレーシアでも同じ事。実はマレーシアも同調圧力ってのはけっこうデカい。ああ、以前いた台湾なんかもかなり強かったしインドネシアも強かった。アジア圏てどこもそう言うものかなあ? 全部は見てないので何とも言えないが。



とりあえず、嫌なのが結局自分で考えないと言う事。最後には考える習慣が無くなるって事。

昨日また現場管理人に嫌だけどちょっとお説教してしまった。言った仕事だけするの止めろと。つまらないから。


ある表の一部に記載ミスがあって修正するように言ったところ、そのポイントだけ修正して終わったと言う。オマエ、アホか! そこミスってるんだったら他のところだってミスってる可能性あるだろ。入力してるの○○人作業員だぞ。ミスが出る理由は何だ? 何が困難だ? 次のシフトが同じ表見て気付けない理由は何だ? 考える習慣と言うものができていない結果で、二度手間も良いところなのである。

この元になる同調を感じる場面と言うのも多々ある。

それで、なぜ仕事ストップしてるの? ○○○がXXXと言ったから。なぜそれでOKと思ったの? ○○○が△△△と言ったから。だいたいこんな事なのだ。


面と向かって何か言われるとそれで思考停止してしまう。その場で誰かに同調してしまう。みんながこうだから。会社がこう決めてるから。休憩時刻の鐘が鳴るから。雰囲気に同調してしまう。別に理由も何もないし、自分の意見すら無い。まるでアホ養成所なのである。