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もんく [とある南端港街の住人になった人]

スペインかポルトガルの港町に住みたい
日本→インドネシア→台湾→マレーシア→日本
since Oct. 2004

言葉が多いときは

2016-10-28 23:05:01 | マレーシアでニャー
よく喋る人ってのがいる。

普段からよく喋る人はそうでもないかもしれない。
普段あまり喋らない人、これがよく喋る時には何かある。

何かと言うのは隠したい事があるのを
別の言葉で覆い隠していると言う事だ。

だいたいの場合、そんな事をしても無意味だ。
なぜなら、こちらが知りたい事がその過剰な言葉の中に無い。
面倒な思いをしていつかいつかと知りたい事を待っているが
…出てこない。

隠しているんだから出てこない。
聞いているうちに飽きる。
言えば言うだけボロが出る。
早く終わらないかと思う。


そう言う事が多々ある。

例えばさっき、工場を出て車を運転していると
メッセージがいくつも入った。
xxxをしました。
xxxを終えました。
みたいなもの。

一見ちゃんと報告してよくやっているようだけれど、
実際はそんな事ではないのはわかっている。
時間内に必要な仕事が終わらなかったのだ。
終わらせる事ができたにもかかわらず、
段取りが悪くて終わらせる事ができていない。

そうしたわけでそれを必死で隠しているのだ。
まったくもう…

直径イコール円の外周長割る3.14

2016-10-27 23:41:27 | マレーシアでニャー
円の直径、普通は直接モノサシ測れば良いのだけれど、
中心あたりに芯があってモノサシを当てられない物もある。

そんな時にはズボンのサイズを測るのと同じように
外周にメジャーを当てて長さを測る。
そこから計算で直径を出す。

直径イコール円の外周長割る3.14。
簡単にはだいたい3分の1だ。


小学校あたりでこの計算の公式を習ったかと思う。
円周率って言うのが何で3.14...なのかはよくわからないし
誰かが考えてくれた便利な式を覚えておけば答えが出る、
と覚えた、と言うか覚えさせられた。
だからあれからずいぶん経ったけれどまだ覚えている。


昨日、ある程度技術的な事を学校で学んで来たはずの2人、
そんな計算式がわからなかった。

これにけっこうビックリした。
が、考えてみれば日常生活でそんな計算するわけでもないな、と。
まあ、仕方ない。(マレーシアではね。)

自分だっていきなりカタカナ50音全部書けと言われたら
どうなんだろう?って事もある。
(まあ、書けるかとは思うけど。)


今時はそんな事覚えていなくてもスマホがある。
けっこう給料が安い人でもなぜかスマホだけは持っていたりする。
わからない事があればちょっとグーグルにお願いすれば
少なくとも何らかのヒントが得られる。

昔ほどいろいろ知っていたり覚えていたりする必要は無いのだ。


が、彼らを見ていて逆に感じるのは、
やっぱり基礎的な学力がしっかりしていないと
いくら便利な物を持っていてもダメだ。

ちなみに彼らには答えを教える前に
自分のスマホで調べさせてみた。
たぶんそれらしき答えは書いてあったのだろうが、
結局選んだのは間違った回答だった。

さらにビックリ。

なぜなら、マレーシアでは円周率その他の事は
中学校で習うはず。
覚えていなくてもどんな風に調べれば良いか、
書いてある事が昔習った事と一致するかはわかるんじゃないだろうか?


マレーシアの学校ってどんなふうに勉強すのだろう?
でも、まあ、大学立派に出ている技術屋にオームの法則とか
パスカルの原理とか教えてる状況を考えると
まあ、そんものかなとも…

鬼よ笑え

2016-10-25 22:05:55 | マレーシアでニャー
まだ10月だけれど来年の事を考える。

きっかけ。
昨日、いきなり家のオーナーが人を連れてやってきた。
そう言うのは普通先に連絡してから来い。

一緒に来たのは家を買いたいと言う人と不動産屋。
つまりこの家が売られるかもしれないのだ。
契約は来年7月まで。
つまりそれを過ぎたら引越ししないといけない、
…かもしれない。
次のオーナー次第。

この家が売れるかどうかはわからないが、
値上がりはしているのでいつかそう言う事になるだろう。
マレーシア人にとっては家は住むところじゃなくて
投資信託とか定期預金みたいなもの。

そして自分のビザは来年9月まで。
いろいろ面倒な事が続く事になりそうだ。

仕事場は日系企業だからこの家の値段のように給料は上がらない。
最近の物価高騰に給料が追いついていかないのは
日本の景況感にある程度連動してしまうからだろう。
日系企業、最近旨味が無くなって来ている。




昨日、職場の現場管理人をやってもらっている2人を集めて
短いミーティングをした。

議題は「来年どうする?」だ。
現場管理人を入れてしばらく経った。
そろそろその評価をしなければならない。

実感としてはあまり効果が上がっているとは言えない。
マレーシア人をこのために高めの給料で雇う価値
それほど無い。
これならネパール人やバングラデシュ人でも構わないかもしれない。

なので、来年の体制をどうするかが問題だ。
辞めさせるわけにもいかないので
ネパール人と同じように扱うか、
それとも他に何か良い案があるだろうか?

やんわりと、
君らの仕事は給料に見合っていないと言った。
何か方法があるなら来週までに考えて来るように。

飯さへ食わなければ自由

2016-10-23 22:27:45 | マレーシアでニャー
掃き出し窓の外、ツブアンがニャーと鳴く。
腹が減って戻って来た。

うちの猫たち、外猫なので腹が減ると家に帰って来る。
「うちの」なんて頭に付けて呼ばれるのをどう思うだろう?

たぶんそんな気は毛頭無いだろうから不思議に思うだろう。
人間側は飼っているなどと勝手に思っているかもしれないが
猫にしてみれば単に飯の食いやすいところで生きてるだけなのだ。

それにしても飯と言うのは拘束力が強い。
猫は特に何も有用な活動はしないが生きてるだけで腹は減る。
腹が減れば飯が食いたくなる。
腹が減ってから飯を探すとなると切羽詰まる。

それが1日に何回かは必ずやって来る事であれば、
必然的に飯がいつも食える場所にいる事になる。
結局そんな生活していると勝手に飼ってるなどと言われてしまう。
まあ、いいか、飯食えるし。


人間も腹が減ると飯を食いたくなる。
飯を食うために労働と言う事をする。

こちらもできるだけ安定して毎日、
決まった時間に飯が食えるようにしたいと考える。
そうしていると「うちの」社員なんて呼ばれたりするようになる。

猫と違って言われているのがわかるから
そう言われるのを意識する。
たまにそれを誇りのように思ってみたりする。
所属意識がさらに拘束を加速させる。

飯さへ食わなければ人も猫ももっと自由に生きられる。

詐欺師が仕事を得る

2016-10-21 23:48:25 | マレーシアでニャー
昼行灯(ひるあんどん)と言う言葉がある。
表の顔の中村主水みたいな人の事を言うのは誰でも知っている。

実際にもそう言う人はいるのかも知れない。
でも、不思議なのは昼行灯さんは最初から昼行灯さんだったのかと。
最初はそうでなくて、何かのきっかけがその人をそうさせたのか?


就職みたいな時にはほとんどの場合、面接と言う儀式がある。
だいたい面接の時には少なくとも面接官に嫌われないように、
不適格だとは思われないようにする。

「思われないように」と言う事は、
実際の自分とはちょっと違って見えるようにと言うのも
ちょっとは含まれる。(かもしれない)

簡単に言うと「ウソ」も混じる。


でも、もし昼行灯さんが昼行灯さんだったとしたら、
混じるどころか100%ウソって事になるのではないだろうか?
それってのは詐欺師なのか?


と、そんな事を考えてしまうのは、
実は最近雇ったある男の事だ。
見ていると仕事の内容に関心が無いように見える。

もちろん、世の中の全てに関心が持てる人間なんていないわけだし、
たまたま入った会社で割り当てられた仕事が
たまたま関心事であるなんてのは稀な事。

そう思えば誰もが結果詐欺師なる可能性はあり得る。
仕方ないのだろうか?

マルチタスク

2016-10-19 14:12:43 | マレーシアでニャー
日本人は一時にたくさんの事をする。
それが普通のようにたくさんの事をすると思う。
所謂マルチタスク的な仕事の仕方だ。

仕事となれば自分の都合とは無関係にいろいろやるべき事が出てくる。
だから必然的にそうなるし、それに慣れないと仕事なんてできない。
もっともあまりやり過ぎると効率が悪くなると言う事はある。


マルチタスク的な機能は人間に元来備わったものかと思いきや、
マレーシアに来ると実はそうでなくて学習によって獲得されたものなのかな
と思うようになる。

なぜなら、マレーシア人、ほとんどの人が1度に1つの事しかできない。
"しない"ではなくて"できない"らしい。

何か1つの事を始めると別の事が全くおろそかになる。
どころか、ほとんど他に何もできない。
びっくりするほど何もできなくなる。

そうなると現場でもそれ以外でも管理人としての仕事はけっこう難しい。
だからだいたい管理人の仕事は命令するだけで終わりになる。
命令はすればそれでその仕事は終わりだと思うからそれはできる。
命令した後にその結果を刈り取る事はできない。

刈り取る頃には別の仕事があってその事はもう気にできないらしい。

途中途中で経過を観察しなければならないような仕事、
これはもうほとんど無理な世界。



逆に、たぶん、彼らにできて自分たちにできない事もある。
例えば他人の顔をリアルに何年経っても覚えているとか、
下描き無にいくらでも同じ絵を描けるとか彫刻できるとか....

人間、環境から来る要求に応えるように育つものなのだなあと思う。
たぶんちょっとした違いなんだろうけれど。

トラ猫の家はどこ?

2016-10-17 14:28:34 | マレーシアでニャー
さっき、昼ごはんを食べようと工場を出た。
50mほど歩いたとき、斜向かいのオレンジ色の壁の工場の前の塀に子猫がいた。
背の高い花の根元に入っていった。
色が黒っぽい。
3ヶ月ほどだろう。

屈んで見ると猫もこっちを向いた。
トラ猫だ。
完全なトラじゃなく鼻のところから首筋にかけて白が入っている。
でもトラと言えばトラだ。

顔が誰かに似ているか?
までは一瞬でわからなかった。
すぐに別の工場の鉄格子の奥へ逃げて行ってしまった。

が、もしかして、去年連れてきたカブキたちの子供では?
これまでこの近くでトラ猫は見なかったから。
期待して観察してみよう。




猫は不思議だ。
家の周囲でも時々これまで全く見なかった猫が出てきたり、
しばらくしてフッといなくなったりする。
野良猫の場合、病気や事故と言うのもあるだろうけれど
それにしてもあまりにも急に来たりいなくなったりするのはなぜなんだ?

猫は家につくと言うけれど、猫にとって家とは何なんだろう?
うちのキナコとツブアン、家で寝ていたり別のどこかで寝ていたり、
散歩に行こうと誘いに来たり、逆に長い時間どこかへ出かけていたり。
歩く場所も時々変わっているみたいだ。

果たして彼らはあの家を家と認識しているのか?
それとも単に餌場を中心に動いているだけか?

でも、彼らけっこう厳格に見えない境界線を引いている伏しもある。
オス猫がマーキングしてくとうちの猫たちもいる場所が変わるみたいだ。



人間は場所を区切るのが好きだ。

家の中も壁で仕切ってここは誰の部屋、こちらは誰のとやる。
隣の敷地との境界性に妙に厳格で争いが起きたりすることもある。
国と国の境界なんて、海の上の線も引けないようなところなのに争ったりする。
その線のこっち側にいる魚はこっちの物で、あっちのはあっちとか。
人間が猫から進化したのだったら爪立てて喧嘩するんだろう。
ウギャーとか言って。


そう言えば、人は地面以外でも勝手にそこを自分の場所だと思う事もある。

たまにテレビを見ていて強く感じるのは故林家三平さんの一家。

時々あの一家の誰かがマスコミを集めて会見をしたりする。
内容なんてどうにも大した事じゃない。
誰もそんな事に興味持たないよ、と言いたいところだけれど、
一応集められればマスコミは我先に、
と言うか、他が出してこっちが記事にしないわけにはいかないとつまらない事を....

また、家の中のどうでも良いような事をああだこうだとネタにしていたりする。
そりゃ、落語家の家は一般人のそれとは違うだろうけれど、
そんなお前の家の中の事なんでどうでも良いよと思う。

あの家族、絶対に芸能界を自分の庭だと思っているからに違いない。
居間の障子をちょっと開けて今こんな事してますとか、こんな感じですとか
生垣の外で一般人がいつもそちらを観察しているのだと思っているのだ。
(だれがお前ん家なんて見てるものか、と誰か言ってやってほしい。)



そんな事はどうでも良いけれど、キナコの家はどこって事になっているだろう?
そして工場の近くにいる子猫、どこに家があるんだろう?

今日は非効率

2016-10-15 18:36:37 | マレーシアでニャー
今、写真のバックアップをしている。

この前マイクロソフトのOneDriveにアカウントを作って保存したが、
それは2014年の半ばまで。
それで容量がいっぱいになってしまった。

その後の写真はやっぱり容量無制限のGoogleフォトでやることにした。
容量無制限には画質制限があるとか。
容量無制限で保存するとどんな高画質の画像も圧縮を受けてしまうらしい。
むむっ!、それは...

と思ったが、圧縮は1600万画素レベルとか。
このiPad mini3のカメラは500万画素。


(一言だけ言って欲しかったのにこのビデオ長すぎ)
と言うわけで2014年からの写真をGoogleフォトへ。


さすがに10,552枚の写真をアップロードするのは自分の回線ではできない。
なのであるところでやらせていただいている。
秘密の場所である。

が、今日終わらないかもしれない。
速いが2~3秒で1枚程度のスピード。
仕方ない...

結局1時間半か2時間かけて約2000枚ほど処理。
残りの約8000枚はチマチマと近所のマクドナルドかどこかでやる。
非効率だけれど。



昨日、と言ってももう1週間前、
あるところからある荷物が港に到着する事になっていた。
なので関係各所に工場に届いたら教えてくれと連絡しておいた。

が、いつまで経っても届かない。
結局昨日、税関がMSDSが無いから待っているとか。
実際は到着はもっと早かったのかもしれない。


どうしてこんな事になっているのかと言うと、
マレーシア的慣習で、仕事が人に張り付いてしまっているため。
ある人間がその仕事を自分のテリトリーだと思って他に、
と言うのは自分の部下にさへもオープンにしていない。

マレーシアはそう言うところがけっこうあって、
何かあるとあの人が今日いないからできないとなる。

別に大して重要でもなくて機械的にやれば良いような仕事でもある。


その人間は自分がいないから遅れるのは普通だと思っているかもしれない。
こう言うところからもマレーシアの非効率は発生している。

マレーシアでは他人のエクセルを更新するのが恐怖?

2016-10-13 14:11:17 | マレーシアでニャー
いつも不意義に思っている事がある。

と言うのはたいしたではないのだけれど...
マレーシア人は他人の作ったエクセルファイルを自分で更新したがらないと言う事。


例えば誰かがデータを入力する。
そして配信する。
そのデータを利用して自分で更新したりするような事。
こう言う事をほとんどしない。


数日前、ある人が前月のあの資料を今月分でアップデートしてと言っていた。
頼まれた方は前月のエクセルファイルを使わないで別のエクセルに更新した。

その前月の分のオリジナルは頼まれた人が前月に作ったものだったけれど、
見難いのとそのままでは利用できないので別の人がフォーム化して更新していた。
更新してオリジナルの人にもちゃんと配信していた。
それからいろいろな所にも配信されて言わば公式資料のようになっていたもの。

だから更新を依頼した方はそのファイルを更新してくれると思って待っていた。
別にオリジナルでなくてもそこに書き込めばそれで話は簡単なのだ。


が、今回なぜかそれを更新するのを拒否してオリジナルのオリジナルの
さらにオリジナルか何かわからない表を自分で更新して送っていた。
それにどんな利点があるのか?
それとも他人が変更したのが気に食わないのか?
まさかと思うが計算式の追加されたエクセルが怖いのか?

と言うような事が実は毎月繰り返される。


さらに不思議な事に、こう言う面倒な事をするのはその人だけじゃないって事だ。


どうしても他人の作ったエクセルを使わない人が多い。
多いどころかかなりの割合に上る。

それで何が起きるかと言うと、
出てきた数字を突き合わせた時にその根拠を探しながら違いを考えると言う
さらにつまらない作業が必要になる。


お小遣い帳みたいなのを子供のときにやった事がだれでも一度はあると思う。
もらったお小遣いの額、買った額、残りの額、貯金した額...
こう言うのは一人でノートに記録するから根拠は全部自分にしかないわけだけれど、
会社だといろいろ部署が分かれていてそれぞれ管理したりしているから複雑になる。

そのためにエクセルなどの便利なものを使う。
(エクセル自体ももうクラシックな方法かもしれないけれど)
できるだけ面倒な事をしたり考えなくても良いように他人のデータを使いまわす。
入力するだけだって面倒で間違えるわけだし。


マレーシア的には他人の仕事に口出しするのがホラー映画より大恐怖なので
エクセルなんかも他人の物を使うのが怖いって事なのだろうか?

チャンスは容易に失われる

2016-10-12 13:39:28 | マレーシアでニャー
人間はけっこう偶然の中で生きている。
スケジュール通りに行く人生なんてほとんどないと思う。

なのでチャンスと言うのはけっこう大事だ。
チャンス、偶然に現れたり消えたりする。
チャンスは良い事に対して使う言葉のようだけれども
いつでも良いように見えるわけでもない。
最悪と思える事態の中にそれがあったり、
気付かないほど些細な出来事に中にもある。

ある、かもしれない。
無い、かもしれない。

つまり、よくわからない。


そんな中で思うのは、それがチャンスであろうと無かろうと、
そこに居ないと何も無いと言う事。

そこに居ればチャンスはある。(かもしれない。)
そこに居ないと何も得るものは無い。
なんてこった!



仕事でもいろいろトラブルがあるし不都合もある。
その時、人間の種類は2つに分かれる。
そこに居る人、居ない人。

もっと言うと、
そこに居ようとする人、居なくなる人。


昨日、ある機械にトラブルがあって今日調査するか直すかしないといけなかった。
調べたら直せそうだったのでやってみた。
できた。

その時近くに寄ってきたのは最近入ったバングラデシュ人3人だった。
彼ら、機械も電気も何も知識が無い。
でも近くにいるからちょっと手伝ってもらう。
見ながらちょっと手を動かすだけで知識はゼロから1になる。
ハンダ付けってこうするのかみたいなちょっとした事でも足しになる。



この問題が起きた時、エンジニアがちょっと見て
「こりゃダメだ」と匙を投げた。
新しい部品が来るまで何もできないと思ったらしい。
それを聞いた者、何人かいたと思う。
結局それで誰もが何もしなかった。

つまりそこに居ない事を選択した人間がほとんどだった。
マレーシアでは他人の仕事に口出しするのは嫌われる。
それはそうじゃないよ、と言うのは無い。
だからエンジニアが間違った判断をするとだれもそれ以上突っ込まない。
自分の仕事じゃないと言う事になる。


そして居ない人ばかりが増える。
わかってもわからなくてもゼロから1にするチャンスは誰からも失われる。
何て残念な事なんだろう。


と言っても、そう言う事は人生の中でけっこうある。
こう言ってる自分だってそれと気付かずパスしてしまった事はきっと山ほど。
せめてそこに居る人でいる努力だけはしないと。

マネの効用

2016-10-11 23:59:59 | マレーシアでニャー
ツイッターである方が100円均一の店で物を買って
「中国製の品質が上がっていて驚いた」
と言う意味の事を書いていた。

自分も最近は中国から国際通販で買っているし
仕事場でも中国製の機械等を買っている。
だから実際に中国製に触れてみてその人の意見に賛成できる。

それに比べて日本製は良くなっていないか、
逆に悪くなってきている気がしている。

もちろん最近は産業構造も以前とは違っているわけだから
中国でやるような事をわざわざ日本がやる必要もなくなっている、
と言えなくもない。

物を作る仕事なんてこうしてマレーシアに出てきて、
そしてバングラデシュやネパールやミャンマーなどから
人に来てもらってやっているような状態。
この事実だけで既に物作りが産業上の花形からは
陥落してしまっているのだし。


まあ、それにしてもこれからは普通に世の中に出回る「物」、
それを作るにおいて中国には敵わないだろう。


中国、以前は(今も)コピーして作るのはお手の物だった。
この特技、以前は日本のものだったのだ。

そうしてみると、
経済が加速して行く段階ではみんなマネから始めるのだろうな、
と思って来た。
特許や何か権利関係の事はいろいろあるけれど、
ある程度そう言うのはあるものか、と。

今、マレーシアにいてどこのどの国や人も
一律に「マネ」と言う事が簡単にできて条件さへ整えば
かつての日本や今の中国のようになれるわけではなかった、と知った。
マレーシア人にはマネと言うのが出来ないようなのだ。


よく考えてみると、
日本での教育や修行のような事、
全てマネで構成されている。

子供の頃はテキストや先生の書くのをマネる事で漢字を習った。
九九だって意味より先に口マネ、
歴史だって鳴くよウグイスでマネ。
仕事では技能は見て盗め、習うより慣れろ。
何しろ日本はマネする事で全てが始まっている。

そう言えば、バックパッカーが流行った時、
海外で日本人はすぐにそれとわかったっけ。
だって判で押したように皆同じカッコして歩いていたから。
頭に布被ってたりパンツがズリ落ちたままだったり。
やっぱりマネから入るのだ。


それが悪いと言う事ではなくて、
そう言うやり方が日本の産業を押し上げる力だったのだと言う事。
今、それは中国でもやっていて、しかももっと上手くやっている。

それはそれとして、日本では常にコピーの元型が必要なのだろう。
みんなでちょっとづつ、たまに大胆にコピーし合って成り立つらしい。
物ばかりじゃなくて技能とか考え方とか様々な何かの元型。


そうして今、生産現場がマレーシアとかいろいろな国に出てしまうと
元型の具体的なサンプルが手元に無い状態になっているのかも知れない。
実際の物や作っている姿、使っている状態、そう言うものが。
インターネットが発達した今でさへ実感できるほどの情報が実は無くて
操り人形みたいに細い糸を伝って来る情報しか頼りにならないのかな、と。

そうしてどんどん物作りが下手になっていってしまうのかだろうか?

逆に中国なんかは本当ネジ1本、ピン1本から自国生産しているわけだし
今時は海外に出て帰って来る人だってかなりいる。
元型を探してマネするのに全然苦労は無いのじゃないだろうか?


マレーシアに話を戻すと、マレーシア人はマネができないし
マネしようにも元型が手に入らない。
なかなか難しい。

マレーシアのインターネットはちょっと安くなった

2016-10-10 23:21:42 | マレーシアでニャー
最近、このiPadとキャサリンさんのソニースマホ、
MaxisからDigiに替えた。

データ通信料金の安いプランが出たから。
Digiに対抗してMaxisもサービスが良くなった。
最初に火をつけたのはU-mobileだった。

U-mobileはスーパーのレジのところでsimを売っている。
通信料金も安いのだけれど、
毎月トップアップするだけで1GBオマケが付く。
そうなるとsnsしか使わないスマホユーザーだと
たぶん別にインターネットのオプションを買わなくても済む。
(外国人労働者はだいたいそれで済まそうとしているよう。)

もっともU-mobileだとエリアが狭いのでいくら安くても
住む場所によってはダメ。
うちは郊外だからダメ。


Digiは普通のスマホ用プリペイドプランに加えて
Liveと言うプランを出した。
RM28でインターネット用プランを買うと
通常使用で2GB、それにYoutubeなどの動画用2GB、
さらに音楽ストリーミング用に2GBが付く。
合計8GBだ。

Maxisは毎週土曜日と日曜日に1GBづつ(各1日有効)
毎月合計で8GBオマケが付く。
だから実質毎月10GBも使える。

ただ、Maxisの欠点は、
そのオマケはLTE電波使用限ると言うところ。
カバーエリアは広いけれど、うちなんかの場合、
家の中でLTEがちょっと弱い。

そしてMaxisの致命的な欠点がもう1つ。
キャサリンさんが使っているSuperIDDと言うプランは
Maxisの新しいプランに乗り換えられないと言う事。
つまり、今の電話番号のままMaxis新プランにする事ができない。
新プランにするには電話番号を変える事が必要なのだ。


結局DigiのLiveプランを選ぶ事になった。
なぜかMaxisの電話番号をDigiには持ち出せる。
街のDegiサービスセンターでパスポートとともに申請すれば2日以内でできる。

iPadでやってみるとDigiは家の中でもLTEがMaxisより強い。
でも海に行った時は弱かった。
たまにしか行かないけれど。

ついでにDigiのLiveプランでの日本への国際電話料金、
相手が固定電話だと1分間にRM0.18…日本円で4.43円とバカ安。
相手が携帯電話だとかなり割高でRM2.38にもなる。
(普通のDigiプリペイドだとRM0.65と安い。)

と言うわけで、マレーシアに来て最初に使ったDigiにまた戻った。

その時が来たら素直になれる?

2016-10-08 23:05:37 | マレーシアでニャー
今週、今日で仕事が一山超えた感じだ。

100%ではなかったけれど、
どうにか次に繋がるところまで漕ぎ着けた。

今の仕事場に移って来て3年、
今までは途中から引き継ぐ仕事が多かったけれど、
今回は最初からの仕事だ。
だから今までよりもうちょっとは上手く行くようにしたい。

幸いにも作業員もほぼ全員が新人。
人数はそれほどでもないがバングラデシュ軍団となる。
彼ら、あまり神経質っぽくないらしい。
そして、月並みな言い方をするけれども、素直だ。
ありがたい。


ありがたいにはありがたい。
けれども、そう言うのが彼の国で育った人達の元来の性質なのか、
はたまたこうして外国で働くための一般的なスキルなのか、
そのあたりはよくわからない。

外国人労働者なんて言葉から受ける印象は
一般的にどうなのだろう。
少なくとも日本ではあまり良いようには捉えられない。
マレーシアも少しそうで、
外国人労働者が多くなると言うと犯罪が増えるみたいに言われる。
(実際はそうでは無いと新聞に書いてあった。)


そうした変な思い込みと、
実際にここで見る彼らからの印象は180°逆だ。
全くもって角の立つところが無い。
本当に何なのだろう?と疑問に思うばかり。


もし立場が逆で、
日本が貧しい国で多くの人が他国に働きに出ないといけないとしたら?
日本人は彼らのように振る舞えるのだろうか?
頭の中に思い描くしかないけれども、ちょっと想像し辛い。

彼らのようにと言うのは、
例えイケ好かないボスでも言う事を良く聞いて言われた事を何でもやり、
嫌われたり、イジメられたりして契約期間を短くしないようにし、
給料もちゃんともらえるように振る舞うと言う意味。

仕事場ではどんな場合でもボスが法律になってしまう。
いつでも合理的であったりするわけでもなく、
かえって理不尽である事の方が多いかもしれない。
それに何年か耐えてやっていかないといけない。

簡単に言ってしまうと、
「こんなヤツの命令で働かなきゃいけないのか!」
と言うような事になる。


マレーシアで見て来た限りでは実際にそうなっている。
マレーシア人は必ず彼らの上司になるわけで、
上司であるからと言って実はそれほど彼らより優れているわけではない。
教育レベルの面でもスキルの面でも。
どころか、逆の場合も多々ある。


…まてよ、実は日本人にはそう言う環境で生きるの向いていやしないか?
理由無く決まり事に従うのが正義であると、
世界で一番思っているのは、
もしかして日本人?

実際にそうなった時、自分はどうするんだろう?



仕事場の逆観光客

2016-10-06 14:02:56 | マレーシアでニャー
時々日本人が来る。
日本から。
何しに来るかと言うと、それはあまり問題じゃないから言わない。

たまに日本人が来るとある種の人間はそこに群れる。
日本人が来るとお土産持ってくるってわけじゃないが、
日本人は優しい。
観光客なんかも同じだけれど、物腰が柔らかい。
たぶん日常から離れた感じで逆観光旅行みたいになるのだろう。

そう言うの、休み時間にでもやってくれれば良いが
だいたい仕事中になってしまう。

仕事中だともちろん仕事しているわけだから仕事をやっている。
作業みたいなのがあると手伝おうとする。
普段そんな事した事ない人間が群れる。

やってくれるのはかまわないが、
困るのは本来それをやるべき作業員たち。
作業員は仕事を覚えないといけないのに覚える機会が減る。
それが減ると実際にやるとき上手くできないかもしれないし
安全でないかもしれない。


でも彼らは手伝ってもらえるのでそれで良いと思う。
自分たちの頭を押さえつけられているのにも気付かずに。


この結果はけっこう根深い病根になる。
なぜなら、一つ一つの作業はその場その場で終わればそれで良いような
そんな意識になってしまうから。
同じような事、同じ作業はこれからもずっと続くわけで、
その時に最初のようにヤッツケ仕事でも終われば良いと言うことになると、
同じ事をやるのに毎回違いやり方になるかも知れず、
そして危険も伴う。

逆観光客、迷惑だなと思う。

求人情報メールを見ていたら

2016-10-04 13:36:47 | マレーシアでニャー
昨日求人情報を見ていたらキャサリンさんが言った。

「いよいよ転職考え始めたの?」


そう言うわけでは無くて、
今でも毎日来ている転職サイトからの仕事紹介メールのタイトルが気になっただけだ。
「XXな求人特集」と言うのがよく来ていて、
今回は海外で働く特集だったから見てみただけ。


そうしたメールには不思議なのがある。
「みんなが注目している求人特集」なんかはどうかと思う?
みんなが注目している原因が何だかわからないが、
みんなが注目してみんなのうちのある割合の人達が応募していたら
競争率が高くて応募してもダメな可能性が高いのじゃないだろうか?

「未経験可の求人特集」と言うのもある。
たいしたスキルが必要無いが給料も安い?

「大手特集」なんかはどうも応募しても意味が無さそうな気もする。

「xxx人以上の大量求人」に至っては入り易いが出やすい?

不動産の営業とかになると何でこんなに毎月募集しているんだろう?
きっと辞める人が多いんだろうなあ...


そんなのに比べたら海外特集はちょっとバラエティに富んでいる。
昨日見たのには「ハワイでコーヒー農園の管理」なんてのがあった。
農園管理の経験者募集だったから応募できないけれど、ちょっと行ってみたい気もする。
ある種の人にとってはあこがれの職業に近いのでは?

ある途上国での中規模工場管理なんてのもあった。
これなら経歴から見て行けそうか?

この前はメールでインドネシアの技術関係の案件紹介とか
メルマガでなく個人宛に来た。
が、返信したけれどそれ以来音沙汰なし。
最近はこうしてエージェント的な仕事している人がけっこう多いらしい。
たぶんメールだけはコピペして大量に送っておいて
後は適当に適当にと言う商売なんだろう。
だいたいその案件、そのエージェントに本当に任されてるのか?
メールを見ているとまずそのあたりから怪しい。

ホリエモンが口利屋が多すぎると言ってたけれどたぶんそうなんだろうと思う。
日本の場合、個人で履歴書なんか送っても信用されないし
予め設定した通常の募集ルート以外での応募者の話を聞くなんて無いだろうから
どうしても口利屋の方に偏ってしまうのかなと。


ともあれ、うちの場合転職はつぶあん(写真の三毛・右)に聞いてからじゃないと...