「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「『静岡県が悪、の印象操作』?池上彰・リニア特番に批判続出・・・JR東海が製作協力」(ビジネスジャーナル)   「JRの広報か?」(林克さん)

2022年01月24日 07時55分46秒 | 日記
おはようございます。
23日の「Business Journal」の記事を紹介させていただきます。



「リニア新幹線を考える静岡県民ネットワーク」のフェイスブックに「林克さんが投稿された記事と写真」を転載させていただきます。
林克さん
 JRの広報か?
 池上彰の全国放送、『リニア新幹線とニッポンの未来』を見ました。池上リニア、何かだんだんを悪くなるなあ。
 まず感じたのは、リニアの必要性、財務状況に関してはJRの主張垂れ流し。これJRの広報?って具合です。たとえばキャッシュフロー6000億円と言うけど、それコロナで激減する前の話。しかもコロナ前の9割まで収入を戻せば3000億、リニア工事費を捻出できると社長の言葉だけを扱っていますね。ついこの間、3月決算の最終利益は150億円の黒字から一転、300億円の赤字への転落と修正したばかり。
 東海道新幹線の需要の3割は旅行など、残りの7割はビジネス客で多くの識者はリモートが普及した今、ビジネス需要は戻らないとしています。だから当然財政的には厳しいのに、スタジオにいる女性などは「心配いらなかったと言うことですね」とのたまう。やはり金子社長の言っていることだけを垂れ流すなら、橋山さんとか、ちゃんと財務を論じられる人をチェックする意味で出さないと広報と批判されます。
 賛成反対の地域の配置もひどいです。神奈川、飯田、名古屋と賛成の大合唱をした後に川勝知事を登場させるという演出もいかがかと。愛知の大村知事のスーパーメガリージョンの理解など、何か誇大妄想ではないかと思えます。年末の中間報告の紹介もしていましたが、その結果からするともはやJR東海は具体案を示せないのではないかと思いますが、そこまで掘り下げていないですね。
 最後に池上氏がルート変更は考えないのか?との質問に、環境アセスや工事認可を積み重ねてきたのでそれはできないと金子社長は答えました。しかし少なくとも静岡県における環境アセスは、あまりにずさんだったのでこういう事態になっていることは確かです。



                  以  上
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