「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

「西尾非常口の残土を多治見市へ」(川本さん)

2017年12月04日 06時26分06秒 | 日記
 おはようございます。
 JR東海は、愛知県の「西尾非常口」から出る残土を岐阜県の多治見市の候補地への搬入を目論んでいることが判明しました。
 理由としては、非常口と候補地が近いことがありますし、坂下非常口等、愛知県のリニア残土が全て瀬戸市へ搬入となると、交通渋滞が懸念されるためのようです。
 しかし、この西尾非常口からは、 「美濃帯」が出ることはJR東海も認めています。しかしボーリング調査等はほとんど実施されていないので、どれだけの「美濃帯」が出てくるのかは明らかにされていません
 11月24日の「ストップリニア訴訟 第7回口頭弁論」でも愛知県の原告の方が、美濃帯の問題点について意見陳述されています。
 多治見市では、 12月22日の市議会全員協議会で結論出す予定だそうです。

 
 12月3日に 「春日井リニアを問う会」事務局の川本さんからいただいたメールです。
 リニア建設工事で西尾町非常口工事で掘削される残土130万㎥を隣の岐阜県 多治見市へ処分の依頼がされた多治見市では12月22日、市議会全員協議会に計られることが明らかになった。
 処分先として北小木町 高社山 富士見町が憶測されている。
 西尾町工事ヤードから林道を中央道内津峠パーキングの横を通って北小木町、高社山に向かうことが出来る。
 北小木町、高社山は五条川の源泉となっており犬山の入鹿池に流れ込んでいる。
 問題は残土に美濃帯地層に重金属が含まれていることである。
 入鹿池はワカサギが採れるところで有名である。これが汚染されることに危惧を感じている。
 すでに可児市のゴルフ場で処分された土から汚染水が流れて養殖ますが1000匹以上死んだ。河川周辺の田んぼが汚染して農作物を作ることができないという事案が起きている。このことは、国土交通省はこのことを十分認識している。
 今回 愛知県の春日井から隣の岐阜県の多治見へ処分されること、このことを知った私も驚いている。
 工事説明会は、これからであるがリニアは環境破壊をしてでも進められることに怒りを覚えている。 
 

 JR東海の資料の「西尾非常口」の位置

 岐阜県の「建設発生土活用(受入)検討候補地」(平成28年10月27日)

 9月6日の「建設通信新聞」「リニア新幹線第一中京圏トンネル西尾工区」の施工者は「大成JV」を紹介させていただきます。

                                    以  上
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