「東濃リニア通信」    <東濃リニアを考える会>

国土交通省がJR東海のリニア中央新幹線計画を認可しました。このとんでもない暴挙は、必ず歴史が証明します。

リニアの最初の発案者論文

2013年02月26日 08時54分15秒 | 日記
 今から22年前に、リニア実験線の建設に反対した「市民によるリニア実験線検討委員会」「ストップリニア東京連絡会」が刊行した「リニアはなぜ燃えたか」という冊子に掲載されている、リニアの最初の考案者である元国鉄技師・元北海学園大学講師の川端俊夫氏「近代文明はオナニー文明だ」と題する論文と1989.8.24の朝日新聞の論壇に掲載された記事を紹介します。
 1999年にジャーナリストの樫田秀樹さんの取材に川端俊夫氏は「私はエネルギー問題に不勉強でした。退職後の勉強で、リニアは新幹線の40倍も電力消費すると算出したんです。実験は仕方ないとしても東京・大阪間だけは作っちゃいけません。石炭、石油、ウランはあと数十年しかない有限資源なのに、こんなにエネルギー浪費の乗物は認められません。」「このままじゃ死んでも死に切れません。リニアにもし多額の税金が使われ電力も浪費して、こんなに金を使わせたのは川端だ、と言われたら孫子の代まで恨まれます。もし着工を決めたら、私は真っ向から反対するのて、それまて生かしておいてくれと医者に頼んでいるんです。」と語ったそうです。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「リニアの原罪」について | トップ | 鉄道研究所 元研究員 菅波... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事