オーパム一階アトリウムに、常設展示されている作品の数々は、いつも有るって言う感覚で特に深く観ることがありませんでした。
今回は少し説明を聞く機会があって、興味深く観ることが出来ました。
一番奥の東の端に展示されている巨大切子灯籠。大分県北、特に国東半島でお盆に吊るして故人をお迎えしたと言う切子灯籠が、大きく美しく作られました。
一番奥まった場所で多くの方に気付かれないままでいるかも知れません。
その手前、セカイハトドケイ。
ハトドケイの振り子(?)は左がマトリョシカ右は手榴弾を形どっています。
それぞれ平和と戦争の象徴として、展示された都市のハトドケイの振り子(?)がその都市の平和度(あくまでも作者の主観)を示しています。
見えそうで見えない、大分大和絵巻。
写真の右手はほぼ正面なので見えている気がします。少し見る角度が変わるともう絵はぼんやりと見えなくなってしまいます。絵巻は2枚貼られているのに。
開館当時、子供たちがこのプールに入って遊んでいるのをよく見かけました。
「水をテーマにしたインタラクティブな体験型プール」パンフレットにはこうあります。大人も入って良いそうで、履物を脱いでそうっと入ってみました。
水の底に引き込まれそうな感覚です。ガラスを何枚も重ねてできているそうで、目を凝らすと魚介類の形が見えてきます。
こちらは必ず目に止まる天井からの大きな作品「水分峠の水草」紙の様ですがテキスタイル。折紙の様に美しくきっちりとした折り目で形作られています。
水分峠は、大分県と熊本県を結ぶ九州横断道路の途中大分県内にある峠ですが、何故「水分峠の水草」?
そして今回、あまりにも普通になり過ぎて、あえて写真を撮ることさえうっかりしてしまったマルセル・ワンダースの「ユーラシアン・ガーデン・スピリット」
5つの卵形にデザインされた花々は5つとも全て同じ。ですが着色を違えているそうです。みんな違ったデザインかと思っていました。
(パンフレットの写真から)
3階、天庭(あまにわ)の開かれた天井から隣の建物オアシスタワーがきれいです。
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