ヒヨちゃんが行く!

松本市在住「大平滋子」の写真と詩のブログ

虚も実も

2012-01-22 | アート



どうして「絵画のような写真」が褒め言葉なのか

デジタル加工したら「×」で
白黒の焼きこみやソラリゼーションは「○」なの?


「Photograph」ってギリシャ語の原義「光で描く」

これだけじゃ駄目なの?
虚だとか実だとか
加工だとかワンショットそのままとか
めんどくさくて いけない


こんなに 写真に囲まれて暮らしているのに
写真が作った 人間の欲望という仮想空間の中に
人は暮らしているのに

俺は本物
あれは贋物
そんなこと もう 言えないでしょ?



緩やかに階段を降りておいでよ
ただ見上げただけなのに
ほら



面白いでしょ?




人は虚実の合間に呼吸している

そこが人の居場所
だから面白いね たしかに

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4 コメント

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Unknown (U1)
2012-01-23 12:32:16
こんにちは。久しぶりのコメントです。
アートは可能なこと全てOKだと思います。
制限など全く不要だと思います。
Photograph を「写真」、真実をありのまま写すと訳したのがまずかったのでは。
おっしゃるように原義の「光画」としていれば、違ったかもしれませんね。
今年も楽しみに拝見させていただきます。
もっと自由に (大平滋子)
2012-01-23 23:06:13
こんばんは、U1さん。お久しぶりです。
写真と絵
永遠の謎に満ちた問いになっている
日本をよそに
中国ですとか、欧米ですとか
写真の地位は高いと聞くことがあります。

でも本当は
今の私の心が表現できたら
記憶に残せたら
それが一番かなって思います。

写真が出来上がった一つの形と思えば
それが「回答」になるのでしょうが、
写真は心の表現ツールと思えば
どこまでも自由に時も場所も越えて
「今ここにいる」感覚を伝える強力な手段になるのではと
偉そーうなことを思います。

そういうものとして虚実の間合いを楽しめたら
写真は人生の軌跡を現す
発展途上の形として楽しめそうです。
 ああ、偉そう・・

コメントありがとうございました。
う~ん・・・ (アラカワ)
2012-01-25 11:44:39
相変わらず お元気なようで
大平さんらしくて何よりです

そうですね
自由に・・・
それはどちらにおいても言えること
・・・という意味で理解して
宜しいのですかね?
自由ですね (大平滋子)
2012-01-25 20:34:34
こんばんは、アラカワさん。
相変わらず、元気な毒舌で
申し訳なく思っています。
ごめんなさい。



そうですね。
自由というのは
「~からの自由」と
「~への自由」がありますよね。
何にこだわっていくのか、
何から束縛されたくないのか
そうした自由の間合いを人は選択し
「私」を
表現している生き物ですね。
ですから、ご指摘の通りです。
どちらも自由。
どちらのこだわりや考えもまた
尊重されるものと考えます。

ちなみに、
わたくし、しばしば毒づいておりますが、
その人の持っている価値観や主張が
私とその人の間合いに落ちて
溶け合い、主張しあい、いろいろあって、
新しいものが生まれた時、
ああ、嬉しいなと強く思います。
そのような出会いは、もちろん、
ウエルカム、
大切に思っています。

コメントありがとうございました! 

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