調べ物があって夕方、松本市中央図書館に行きました。
資料は見当たりませんでしたが
かわりに日本画家の平松礼二、写真家の杉本博司の本を手にとって読みました。
衝撃を受けました。
図書館から出れば、そこは開智学校。
満開を過ぎた桜が強風にあおられて舞っていました。
それでも残り桜の淡いピンク色が美しくて
思わず写真を撮りました。
真昼間のようにこのカメラさんは画像を自動補正してしまいます……
黄昏の一歩手前です。
花びらが折れていたり
蘂しか残っていなかったり
それぞれ それぞれの櫻ですが
それが故に愛おしさも千倍というか
心にしみるような桜色でした。
季節のうねりの中で
深呼吸するには いささか寒すぎました今日でしたが
確かに今年の櫻を
眺めた心地が致しました。