黒板の裏側で~おうみ進学プラザの毎日~

おうみ進学プラザは滋賀県の学習塾。困って、喜んで、泣いて、笑って、そして時々怒って。塾のドラマを実況中継します。

りんご可愛いや、可愛いやリンゴ。

2007-01-25 15:39:48 | Weblog
石山教室へトコトコと出勤する途中、ライトバンの兄ちゃんが声を。「リンゴを売っています。売れません。とうとうガソリン代が無くなって…」と。
小さいリンゴなので贈答用には売れない。形も悪い。しかし、ワックスを塗っていないから丸かじりできます。しぼってジュースにしても美味しいです。
聞けば秋田から来たとか。秋田の人には世話になっているからなぁ。こうなると1個ぐらいは買ってあげねばなぁ。話だけ聞いてサヨウナラともいかないよなぁ。
1個買おうとしたら「10個お願いします。1個おまけしますから」と。しかし、10個もいらないよなあ。動物園じゃないから。で、中間値の5個買いました。買いましたが、さてどうしましょうか。
後で冷静に考えると、本当に秋田から来たのか。ま、人間は信じ合わねばなりませんね。で、5個もどうしよう。
思えば、去年は韓国のソウルで、ずいぶん要らない品を買ってしまった。大通りで声をかけられて、「ハンコを作りませんか」ということで、声をかけてきた人が「冬のソナタ」レベルの美女だったから、ハンコを作った。それもハングルで。
250円ですという話だったのに、最終的には2000円ぐらい払った。ま、日韓友好ですね。で、あのハンコは結果的に便利です。会社で使っている。生徒のプリントや自分レポートに押しています。誰も読めないと思うけど「プクジョン」と書いてあるのです。福井を韓国風に読んだものだとか。
このリンゴだって、きっと…1個ぐらいは食べよう。で、残りの4個を。そうだ。野田先生にあげましょう。彼はクマ科だから4個ぐらい食べるだろう。
県内の私立高校の倍率発表。2年目で立命館守山の専願受験者がぐんと増えました。ブランド校が人気を獲得してきました。光泉も高い倍率で安定したから、老舗の比叡山高校は苦しいのじゃなかろうか。このあたりで「爽やか比叡山」という、何か目に見えるものを打ち出さないといけませんよ。内容が良いのに、PRがヘタクソ。PRの必要性を認識していないのかもしれない。おうみ塾にとっては「頼りになる選択肢」だから、ちょっと心配です。
県立の倍率も第一回目の発表。倍率といっても今回の数字は人気調査みたいなお気軽なものだけど。東大津高校が異様に低い。ここは全県一区で喰われるケースですから。特に交通の便が良いわけでもないし、生徒がパッと飛びつくような華やかな魅力もない。地味な高校で、憧れ度は高くない。保護者の信頼は根強いのだけど。石山高校の復活のあおりを喰っている面もありますね。
さて、一番の問題は、コホン、塾生諸君。数字に振り回されないで、腰を据えて勉強しなさい。夜食には、リンゴを食べると美容と健康にヨロシイ。
今日の写真は、ニュートンズ・クレイドルという科学的玩具。数年前にワシントンのスミソニアン博物館に行ったとき記念に買ったものです。カチカチと揺れて楽しい。
生徒たちと複雑な揺れ方を工夫して、勉強というか、まぁ楽しみました。どこかに超大型のセットを売ってないものか。俗世間の憂いを忘れさせてくれる品です。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする