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mokaの、きまま、そのまま、わがまま日記

きっかけ

2012-01-18 19:09:18 | 日記
今回、京浜島での面談は、2日間で26名。
業務都合で会えない方もいて、予定より減ってしまった…。
その分ゆっくりと話ができ、他の課をまわったり、
職場巡視をしたりと、おまけ付きで、有効活用できたと思う。

昨日の夕方には、
戦いすんで日が暮れて…のM課長から、
まだ痛みが残る体だったようだが、
意外に元気な声で、『勝利宣言』があった。
<無理せず、ゆっくり休んで下さいね>

面談では、いろいろな情報が入る。
良くも悪くも、その人の感受性の違いで、
内容が変化してくる。
前向きな場合は応援するが、
ややねじれている場合は、すこーし修正が必要になる。

先ごろ流行った『家政婦の三田』さんではないが、
正しい情報を提供できたら、
あとは『あなたが決めることです』なのだよ。

私は高校卒業後、看護師を目指す前、
長崎の造船関係の設計事務所へ就職し、
製図を学んだことがある。
第三角法といって、物体を図面化する際、
三面図(正面図,側面図,平面図から構成される)であらわすのだが、


人を観る時も、「この一面だけでは判断できない」と、
ふとこの製図を思い浮かべる時がある。
昔を振り返る時や、昔懐かしい歌を口ずさむ時、
『伸びようとする木は根っこを張って、養分を吸い取ろうとするでしょ。
 きっと伸びるために幼い頃の歌や教えが思い出されるのね。栄養分なのね』と、
エッセイスト山谷えり子さんが、娘さんに語ったことがピッタリだと思った。

私の過去の、良かったことも、苦しかったことも、悲しかったことも、
『栄養分』になって頭の片隅に残っているのだと、思う。
そう思うと、自分の過去が未来に繋がる実感がある。

さらに山谷さんは、
『未来の中に、実は過去があり、
 過去の中に、実はちゃあんと未来の種がまかれている』

社員の未来に、私との面談が種として蒔かれ、
『元気』の花が咲き、実がなるような、きっかけになればと思う。

きっと、望まず面談に来た社員もいることだろうが、
どんな形であれ、「めぐりあい」に感謝したい。