Autobianchi A112 (レストア)

朽ちかけたアウトビアンキに魂を!レストア生活のレポート

ベスパ PK50SS ボディー再塗装(激怒する!)

2013-06-23 00:00:00 | ベスパPK50SS(改造)


6月21日(土)、台湾ベスパのウィンカーパーツを譲ってもらいに、本牧ベスパサービスに行ってきました。

某カロッチェリアに依頼したベスパPK50SSの再塗装をそろそろやろうということになり、最悪な下地処理を見学です。
某カロッチェリアでは、ボディーのサンドブラスト&塗装で37万円も支払ったのに、あまり酷さに、もう二度と何も頼まないことにしています。(ベスパPK50SSの件だけではないですが!!)
まぁ、あまり客をバカにした仕事は許せないし、客も離れて当然ですね。



この37万円の仕事を検証してみましょう・・・。
「ベスパの塗装なら安くして3本指だ!」と言うから3万ならしょうがないなぁ・・・と思ったら、納車時に「30万に決まっているだろ!」と怒鳴る始末。
ぼったくりバーじゃあるまいし・・・。
まぁ、でもエンスー仲間ではすっかり有名なお話ですが・・・。



モノコックボディーのベスパのボディーワークは難しいかもしれませんが、下地処理が悪い部分は再度剥がしていきます。



私のレストア趣味も、相続や不労所得で得たお金でやっている訳でなく、人の倍働いて稼いだ収入で行なっているのです。
だから、尚のこと適当な仕事で素人だからと騙すような仕事は許せない。
どんな仕事でも共通するとこは1つです。
丁寧に根気良く、そして努力することを怠らないことです。



シールを貼ってある上から剥しもしない塗装はありえません。
このボディーの塗装は、それが2ヶ所もあります。
キャブレターチョーク部分も、プラスチックパーツの上から塗装です。
その横のピアジオステッカーの上から塗装です・・・。



このタンクも、剥離無しでその上から塗装です。
しかも、給油口の混合比のステッカーも塗装です。
ここまででも激怒です。
PK50SSのボディー納品時には我慢して引き取りましたが、お客が怒るのも当然です。



サイドカバーの処理も酷い!
穴の処理は、アルミ板を接着剤で貼って、表面をパテ処理してあるだけです。
穴の処理は溶接で穴埋めしてパテ処理は常識です。

錆が浮いているのがわかりますか?



サンドブラスト処理してある筈のサイドカバーは、処理してない!
お願した内容と違うのは、ダメのダメです。



指で示してある白地は、前の塗装の白です。
つまりサンドブラストしないで、前の塗装の上からサフェーサーを塗って、ごまかした訳です。



拡大するとよくわかります。
左から塗装⇒前の塗装⇒サフェーサー⇒下地です。
何で激怒するかと言うと、サイドカバーから錆が浮いていたからです。

サンドブラスト&塗装で37万円の仕上がりが、これです。
まぁ、勉強になったと言うには高いです。
ベスパPK50SSの塗装もこれ!

「俺が客を選ぶんだ!」「気に入らない仕事はしない」と豪語する前に、客が見放すって言うの! 
客の悪評は怖いぞ!(激怒)

激怒しても意味がないので、ベスパPK50SSの再塗装&チューニングは、本牧ベスパサービスにお願いすることにしました。
ブログを見ている方はご存知のように、アウトビアンキはGAREGE GOTOテクニカルトート神奈川株式会社にお願いしています。
フィアット・パンダ4×4は小川自動車整備工場にお願いしています。



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