ぽぉぽぉたんのお部屋

季節の移ろい、道ばたの草花、美味しい食べ物、映画や友人のこと、想いがいっぱいの毎日をお話します

深夜の地震

2022-03-20 | きょうのできごと
3月16日深夜、私はまだ起きていて、パソコンをしていた。
揺れがきた、いつになく強い揺れ、大きな地震だった。
食器棚の上のカップラーメンがパラパラ落ちた程度のように思えてほっとした。
1、2分経っただろうか、続けざまにやってきた次の地震は強烈だった。
今までにない揺れ、横でも縦でもない、色々な方向に振り回されるようなめちゃくちゃな揺れだ。
こんなひっかき回されているような揺れの恐怖はたとえようがない。
いつものようにドアに走ることもできなかった。
膝の壊死でしゃがむことのできない私は立ったままおろおろするしかなかった。
気づくと家じゅうのあらゆる引き出しや扉があいて、中の物があふれ出ていた。
鍵のない内窓はすべて開いてポットがひっくり返っている。
食品を入れたケースが倒れ災害用のペットボトルがなぎ倒され
床がぬれている。ふたがねじあけられたようだ。
随分気を付けていたはずなのに、かなりきついサイドボードの扉があいて
グラスやカップが壊れ落ちていた。
こっちもだ。上等な食器程やられている。
タンスはまたもやバラバラ、崩れ落ちている。
きれいに拭き上げて乾いていたはずの風呂場は水浸し
天井から漏れてきているのかと目を凝らすがその気配はない。
風呂蓋がぬれていて、中ののこり湯が大きくふりまわされ
こぼれたのだと悟った。

3・11の揺れとは比較にならない強さと体験したことのない揺れだ。
方向性がないあちこちに振られるような揺れが恐ろしい。
ぞっとするような揺れ方だった。
昨年の2月も似たような揺れだった。
経験したことのない種類の揺れと強さに言いようのない叫びがやってくる。
もう嫌だ。本当にもう嫌だ。



コメント (1)
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