大倉草紙

旅の記録 食の記録 日々の記録

【京都】 龍安寺

2008年06月19日 07時22分31秒 | 旅 - 京都府
6月7日(土)
当日の行程:(JR二条駅) → (自転車) → 【二条城】【晴明神社】【北野天満宮】 → 【北野東向観音寺】【平野神社】【北山鹿苑寺(金閣寺)】【龍安寺】【仁和寺】【妙心寺】 → 【退蔵院】【広隆寺】



【龍安寺】(世界遺産)


          
                 山門

   
                   庫裡

山門を入り、順路標示にしたがい進むと、庫裡へと続く階段に出る。
庫裡は、その窓のつくりや、樹木との調和が、どことなくモダンな感じがする。
階段の両脇の垣根は「竜安寺垣」とよばれるもの。


          
              方丈(重要文化財)

   
                  石庭

庫裏と方丈はつながっている。
方丈の縁側から石庭を望むようになっている。

石庭の白砂の上には、15個の石が、方丈から見て左から、5個、2個、3個、2個、3個の組になって置かれている。
この15個の石は、どこから見ても必ず1個は、他の石の陰に隠れてしまい、一度に全部の石を見ることはできないように配置されているそうだ。


   
                 ミニ石庭

方丈の入口には、目のご不自由な方のための「ミニ石庭」がある。
写真ではすべての石を写すことができないが、石庭の石の配置はこんなふうになっている。


   
               方丈の西側の庭

石庭だけではなく、方丈の西側の庭も美しい。


  
      蹲踞(つくばい)              侘助椿

蹲踞は、方丈の北側にあるが、これは、レプリカ。
本物は、茶室「蔵六庵」(非公開)にあるそうだ。
徳川光圀の寄進とされる。

蹲踞の中央の水穴を「口」の字に見立てて、四方の文字と組み合わせれば、「吾唯足知」(ワレタダタルヲシル)となる。
「知足のものは、貧しといえども富めり、不知足のものは、富めりといえども貧し」という釈迦の教えを図案化したものだという。

「侘助椿」は、桃山時代に、侘助という人物が朝鮮から持ち帰った椿といわれる。
この「侘助椿」は日本最古のもので、秀吉が賛美したものだと伝えられる。


          
                  パゴダ

境内にはパゴダがある。
第二次世界大戦でビルマ派遣野戦自動車廠に参戦していた龍安寺の第58代松倉紹英住職らの発願で、亡き戦友たちの慰霊の為に建てられたものだという。


   
                  鏡容池

「鏡容池」には、蓮の葉がたくさん浮かんでいた。
蓮の季節には、さぞかし美しいことだろう。
かつては、おしどりの名所だったようで、「おしどり池」とも呼ばれていたらしい。


          
               龍安寺の御朱印

   
               龍安寺のてぬぐい    

最新の画像もっと見る