大倉草紙

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【東京・港区】 乃木神社蚤の市(古民具骨董市)

2009年12月13日 21時00分00秒 | 旅 - 東京都

乃木神社参道で開かれる骨董市に行ってみた。
先ずは参拝してから、参道へ戻る。


出店数は少なく、あれ?これで終わりなの?って感じ。
テーブルセンターに使える帯が欲しい、とあれこれ手に取ってみたが、コレ!というものと出会えなかった。
欄間も気になる。
廊下の突き当たりに取り入れられないか、飾り棚に造り変えられないか。
しかし、我が家にはドライバーと金槌とペンチしかないし、何より、腕がないので諦める。

「市(いち)」といえば、近くの赤坂サカスでは、サカスマルシェが開かれている。
アークヒルズでもやっていると聞いた。
なんでだろうと思ったら、農林水産省が「マルシェ・ジャポン・プロジェクト」というのを始めたらしい。
この事業の狙いは立派なものなのだろうけれど、名前がねえ……。
仏語と英語を混ぜてしまうとは!

日本では、通貨発行以前から、市が開かれていたそうだ。
最も古い市のひとつに海柘榴市(つばいち)[奈良県桜井市]がある。
現在は、海柘榴市観音が祀られている。



海柘榴市観音
今年の6月に「山の辺の道」を自転車で回った時の写真だが、近くには大和川が流れていて、実際に訪れてみると古代の交通の要所であったことがよく分かる。
日本における仏教は、この地に初めて伝わった。
小野妹子が斐世清を伴って隋から帰国したのもここだ。
その時には、飾り馬が海柘榴市の路上に並んだという。

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