大倉草紙

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【東京・新宿区】 夏目漱石誕生の地

2010年09月23日 21時00分00秒 | 旅 - 東京都
8月7日(土)


「新宿区指定史跡
 夏目漱石誕生の地
   所在地   新宿区喜久井町一番地
   指定年月日 昭和六十一年十月三日
 文豪夏目漱石(一八六七~一九一六)は、夏目小兵衛直克と千枝夫妻の五男三女の末子としてこの地に生れた。
 夏目家は、牛込馬場下横町周辺の十一ヶ町をまとめる名主で、その勢力は大きく、喜久井町の名は夏目家の家紋『井桁に菊』に因み、また夏目坂は直克が命名したものだという。
 漱石は生後間もなく四谷の古道具屋に里子に出されたが、すぐに生家にもどり、二歳の十一月に再び内藤新宿の名主塩原昌之助の養子となり、二十二歳のとき夏目家に復籍している。
 なお、この地での幼少時代のことは大正四年に書かれた随筆『硝子戸の中』に詳述されている。
 また、この記念碑は昭和四十一年に漱石生誕百年を記念して建立されたもので、文字は漱石の弟子安倍能成の筆になる。
  平成三年十一月  東京都新宿区教育委員会」(案内板より)


碑が建っているのは、吉野家の入口付近