はがきのおくりもの

 思い出したくなったら、ここに帰っておいで!!!
 元気を補給したら、顔を上げて、歩いて行くんだよ!

知価創造社会へ…どういう社会になってゆくのか <71> H15.1.14

2010年08月25日 | じんたん 2002
 これからどんな生き方、暮らし方をする人が増えてくるのでしょうか。 南ココナツ国も変わっていくのでしょうねぇ。 知価創造社会へ…どういう社会になってゆくのか  産業革命が人類文明にとって重要なのは、単に技術が進歩し、人々の暮らしが豊かになっただけではなく、労働力と生産手段が分離したことによって、世の中のすべてが変わった点になるからだ。  蒸気機関で動く大型機械群からなる工場の出 . . . 本文を読む

規格大量生産型の近代工業社会の完成と終焉 <70> H15.1.14

2010年08月24日 | じんたん 2002
 今の自分を知るには、歴史をたどってみることなんでしょうね。今の自分が作られたものであることがわかります。決して自分で作ったものではないのです。 でも、どうやったら自分で自分を作ることができるんでしょうか。 規格大量生産型の近代工業社会の完成と終焉  一九四一年の国民学校令によって全国民を規格大量生産に適した国民にしようという教育制度ができたが、その根幹は戦後も残った。(中略)  国民学校で . . . 本文を読む

「武士の文化」から規格大量生産の近代工業社会へ <69> H15.1.14

2010年08月23日 | じんたん 2002
 本当にこの頃の奥井は歴史づいていますねぇ。でも、歴史を勉強するってとても大事ですし、特に、異なる視点から歴史を見ることが大切です。いろんな人の歴史観を学んでみたいものですね。 「武士の文化」から規格大量生産の近代工業社会へ  (徳川)幕府も懸命の改革を行った。(中略)徳川慶喜は、財政、兵制、政府機構などを大改革、フランス駐日公使の助言を入れて近代的な軍隊組織や政府機構をつくり始めた。軍艦や鉄 . . . 本文を読む

歴史における悪の意味 <68> H15.1.6

2010年08月22日 | じんたん 2002
 この頃の奥井は何とも難しい本を読んでいたんですねぇ。たぶん理解してはいなかったでしょう。それでも読んでいたのはなぜか?………それは、私にはわかりません。  ただ、「執着することは、硬直化と死にいたる道である。ただ動くことのうちに、それがどんなに痛ましくとも、生命がある」って言葉には、奥井が共感したことだけはわかる気がします。 「どんなすばらしい教材や指 . . . 本文を読む

進歩史観から懐疑に耐える歴史観へ <67> H15.1.6

2010年08月21日 | じんたん 2002
 私たちは「進歩史観」に慣れ親しみ、他の歴史観があることさえ、思いも及ばなくなっているように思います。 人生も、小学生、中学生、高校生、大学生、青年、壮年…と、どんどん成長していくと勘違いしています。成長していくものと衰えていくものがあって、必ずしも成長しているとはいいがたいものです。 でも、わずかな成長しているところだけを見て、成長していると信じたがるのが人間のようです。 進歩史 . . . 本文を読む

不安定な時代を招いた「大衆」の登場 <66> H15.1.6

2010年08月20日 | じんたん 2002
 「昔は愚か者にしろ、自分自身の力で愚かだった」っていい言葉ですねぇ。 正解があるという発想を持たず、「忍苦し、努力し、行動する」ことそのものが生きていることであり、たとえ愚かでも自分というものを確かにするんだなあと思いました。 不安定な時代を招いた「大衆」の登場  なぜ、十九世紀のヨーロッパは、こんなに不安定な時代になってしまったのか。ブルクハルトは、そのもっとも大きな理由の一つを「大衆の登 . . . 本文を読む

二十一世紀はどんな時代になるのだろうか <65> H14.12.24

2010年08月19日 | じんたん 2002
 救いの場は、われわれが、そこから生まれてきた大地に帰り、大地の根源的生命に信頼をおく時、立ち現れてくるであろう。人間は、大地から生まれ、大地に帰る。文明も大地から出て、大地へと帰還する。大地と生命への信頼……と筆者はいいます。  大地から生まれた人間同士が繋がり合えば、大地に戻るような気がします。同じ大地から生まれた人間同士がバラバラになってきました。そろそろ . . . 本文を読む

二十一世紀はどんな時代になるのだろうか <64> H14.12.24

2010年08月18日 | じんたん 2002
 21世紀はどんな時代になるっていわれても…もう10年近くたちますが…どんな時代になったんでしょうか? それほどいい時代ってわけでもなさそうですが、いい時代にできる気もしています。ちょっと楽天的かなあ~。あんまりまわりが悲観的なものでねぇ~。 二十一世紀はどんな時代になるのだろうか  宗教にしても、言語にしても、慣習にしても、文化というものはそれぞれに型をもっている . . . 本文を読む

人よりも空、語よりも黙(もく) <63> H14.12.16

2010年08月17日 | じんたん 2002
 人よりも空って、わかる気がしますね。子どもの頃、空を見るのが好きでした。白い雲が流れていく空が好きでしたね。ず~っとみていて飽きませんでした。それってどうしてですかねぇ~。 人よりも空、語よりも黙(もく)  むかし「全国子ども電話相談室」で、小学生がこんな相談をした。「先生、人間はどうせ死ぬんでしょ?」 無着成恭先生は明快にこたえた。「そうです」 小学生は、罪のない淡々とした口調でつづけた。 . . . 本文を読む

公共サービスは最低だ <62> H14.12.16

2010年08月16日 | じんたん 2002
 教育をサービスとしてみる見方がいいのかどうか、ちょっと疑問がありますが、反省する視点としては大切かもしれません。 公共サービスは最低だ  R&D/J.D.Power社が92年の秋、発表したCSJ'91(日本の生活者満足調査)(以下「CSJ」調査と呼びます)によりますと「一般に公共サービスは民間企業のサービスに比較して質が低い」という意見に同意する人が8割にも達しています。内訳を見ますと「まっ . . . 本文を読む

人間は何をしに生まれて来たのか <61> H14.12.9

2010年08月10日 | じんたん 2002
 奥井が「天風先生座談」宇野千代著を読んだのは、随分昔のことだったんじゃないでしょうか。私の記憶では、かなり若い頃だったと思います。「元気がなくなったとき読むといい本だ」って言っていたのを覚えています。 平成14年に読み返したということは、この頃少し元気がなくなっていたんでしょうか。 人間は何をしに生まれて来たのか…たまには考えてみてもいいのでは 「創造主はお前という人間を、人間 . . . 本文を読む

コミュニティ・スクールとは...(続き)<60> H14.12.2

2010年08月08日 | じんたん 2002
 民主党の教育施策の中心には、コミュニティ・スクールの考え方があるんですよね。その辺りのところ、奥井は研究しているのでしょうか。 コミュニティ・スクールとは...(続き)  予算の出所としては、極力、設置者の財源から賄われることが望ましい。現在、市町村教職員のほとんどが、その人事権を都道府県教育委員会に握られているのは、給与などが県と国の折半によって支払われていることによる。したがって、コミュ . . . 本文を読む

コミュニティ・スクールとは...<59> H14.12.2

2010年08月07日 | じんたん 2002
 今日も「じんたん通信」のご紹介です。 コミュニティ・スクールとは... コミュニティ・スクールとは、地域独自のニーズに基づいて地域が運営する公立学校である。設置者は市町村が主になるが、場合によっては、都道府県や広域市町村圏が一緒に事務組合を作って設置する「広域コミュニティ・スクール」があってもいいだろう。  具体的な設置手続きとしては、市町村長ないしは市議会(県知事と県議会も可)のイニシアテ . . . 本文を読む

教育分野への株式会社参入構想と文部科学省の「抵抗」<58> H14.11.25

2010年08月05日 | じんたん 2002
 奥井の言うように、規制緩和、自己責任、自立自尊という流れは、その後加速し、今、日本では、足元が断崖絶壁であることに気づき始めたところなんでしょうね。南ココナツ国尊那州は、日本の二の舞にしたくないですね。 教育分野への株式会社参入構想と文部科学省の「抵抗」 構造改革へ向けた規制緩和の一環として、総合規制改革会議が打ち出した医療・福祉、教育、農業分野への株式会社の参入構想を受けて、政府がその具体化 . . . 本文を読む

教育の普及は浮薄の普及 <57> H14.11.18

2010年08月03日 | じんたん 2002
 奥井は山本夏彦のコラムが好きなようですね。奥井と似ているところがあるからかもしれません。 教育の普及は浮薄の普及  「教育の普及は浮薄の普及なり」という金言がある。かれこれ九十年前の言葉だが、現代を言い当てて妙である。三十年前は就職組と進学組とがあった。中学を出てすぐ働くのが就職組、高校へ行くのが進学組で、その人数が相半ばしているうちは互いに争ったが、たちまち争わなくなったのは就職組がいなく . . . 本文を読む