はがきのおくりもの

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面談で学ぶ 令和元年5月13日(月)

2019年09月27日 | とうきび大学物語2019~

奥井は教職員全員と面談をしたそうです。学長が常勤職員全員と面談するって多くの小規模大学ではやっているんでしょうか。高校ではやっていますから、全員面談はやったほうがいいでしょうね。

特に奥井は、医療系には関わってこなかったので、真摯に教職員から学ぶほうがいいですね。

でも、歳を取ると年々学ぶことがおっくうになってきます。奥井も本を読む量が格段に落ちてきたと言っています。四十歳代のころは、家にいてどこへ行くにも本を手放しませんでした。今は本を手にしているのを見るのはまれです。時間がないというより、エネルギーが減っているんですかねぇ。

若さっていうのは、内から出てくるエネルギーの多さにあるって思いますよ。

  ◇ ◇ ◇

面談で学ぶ

 13日、教員との面談を開始した。常勤教員60名と一人30分ずつ面談する予定。本日はこれまでに話をしたことのある教員4名との面談だったので、割と会話が弾んだ。
 リハビリテーション学科長は本学最年長かつ本学在職三3目の医師。専攻長がいるので学科長の役目はトラブル対応だけと考えていると言うが、以下のような対応をしている。上手。
 安易にD評価を下す教員に対して、学科会議においてそれでいいのかと問題提起して意見交換を促す。試験の目的は学生に勉強させること。追試の問題をより難しくするのではなく、覚えさせることに主眼を置いて作成すべきと提案する。教え方の統一は難しい。そこで自分が担当する科目とオーバーラップする科目の授業を聴講させてもらい、教え方を学ぶことにしている。看護科の教員はリハ科を見下す意識の壁があるので、個人的な関係を良好にすることから始めている。
 大学教員は教えることについては素人なのに指導されることを拒否するやっかいな生き物である。評価の責任を感じさせたり、試験の目的という本質を考えさせたり、授業を聴講することで指導法を意識させたりする手法が有効となる。とても勉強になった。しかもこの手法は学生に対しても有効。工夫してみたい。
 国家試験対策を一人でやる者は落ち、グループでやる者は受かる。グループリーダーを養成する必要がある、と学科長は言う。学び合う集団づくりの重要性の指摘は私の思いと同じ。理学療法学科長も同じ思いであった。心強い。毎時間の授業で互いを知り合う、意見を交換する、協働して成し遂げるなどの体験を積ませたい。1年次からの授業を通してグループで学ぶ意義や楽しさを体験させ、グループでの学ぶ方を身につけさせたい。
 面談で学ぶことは多い。残り56名と面談したらどんなことを学べるか。学んだことをどう教員たちに還元していこうか。教員たちが自ら学ぶようにどう仕掛けるか。どんどん愉快。


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