はがきのおくりもの

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あまりに愉快 令和元年5月11日(土)

2019年09月25日 | とうきび大学物語2019~

法律が改正され、学長は理事でもあるので、いろいろと責任が問われるということが、奥井にもわかってきたようです。

奥井は、悪いことをしなければいいと思っていたようですが、悪いことをしなくても財務状況が悪いのに放っておけば責任が出てくるということを自覚していなかったようです。ま、学長になってしまったのだから、観念して、理事としてもしっかり仕事をしなくてはいけないでしょう。引き受けた責任というものがあります。

もっとも奥井には火事場の馬鹿力と運のよさがありますから、何とかしていくでしょう。

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あまりに愉快

 大学等の管理運営の改善等を図るため、学校教育法や私立学校法等が改正される。令和2年4月施行。
 学校法人にかかる改正点▼認証評価の結果を踏まえて事業に関する中期的な計画を作成しなければならない/役員の職務及び責任、理事会・評議員会の議事等に係る規定を整備する/財務書類等を公表する
 解説▼役員の責任とは、善管注意義務と法人・第三者に対する賠償損害責任をいう/善管注意義務とは「普通に考えて無茶じゃない範囲の責任は負ってくださいね」な義務のこと/善管注意義務に違反した場合には、法人に対して債務不履行に基づく損害賠償責任を負う/第三者に損害を与えた場合には、不法行為による損害賠償責任を負う
 学長は法人の理事。法人に対する任務懈怠によって生じた損害を賠償する責任があるらしい。普通に大学経営を行い、大学が存続していれば問題はない。しかし、大学が潰れる時代に入った。任務懈怠とは業務を誠実に行わないことだが、財務状況について質さないと誠実でないとされるだろうか。理事として財務も勉強しなければならない。
 改正点は法人に課せられたもの。大学として対応すべきことではないが、中期的な計画は大学も考えなければならない。法人の中期計画は一応あるらしいが、かなり貧弱とか。大学の在り方や進む方向は大学全体で討議し、皆のものにしていきたい。法改正を契機に全教職員を巻き込もう。
 今回の法改正には経営指導の強化や破綻処理の円滑化を進め、大学の統合や撤退を促す意図がある。最悪の事態を想定して手を打たなければならない。在校生や卒業生、教職員、関係業者への責任がある。
 知り合いから若返ったと何度も言われた。当然である。危機や未知の出来事に出会えば、体中の細胞が生き延びねばと活性化する。火事場の馬鹿力が生まれてくる。人類はそうして生き延びてきた。愉快ではないか。危機や未知と出会える幸運。頭と体、肚がいきいきする。あぁ、生きてる。


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