はがきのおくりもの

 思い出したくなったら、ここに帰っておいで!!!
 元気を補給したら、顔を上げて、歩いて行くんだよ!

次の手 令和元年5月23日(木)

2019年10月03日 | とうきび大学物語2019~

 教員の約半数との面談を終えたときの私信です。次の手を考えているようですね。急いては事をし損じる。じっくりと進めてほしいものです。

  ◇ ◇ ◇

次の手

 本日で32名の教員面談が終了。半数を超えると山を越えた気分になるが、気を引き締めていこう。
 面談で教員との距離は縮まったが、次の手を考える必要がある。学長として目指す方向を示したいが、まだ拙速。その前に目指す方向を教員たち自身に考えてもらいたい。彼らの主体性を引き出す必要がある。
 やらねばならない前提も抑えなければならない▼大学が高等教育の無償化対象となるための要件▽授業計画(シラバス)の作成、GPAなどの成績評価の客観的指標の設定、卒業の認定に関する方針の策定などにより、厳格かつ適正な成績管理を実施・公表していること/…▼私立学校法改正▽文部科学大臣が所轄庁である学校法人は、認証評価の結果を踏まえ、事業に関する中期的な計画を作成しなければならない/…
 これらを勘案すると、次にすべきことはデュプロマポリシー(DP)の見直しである。学科ごとにDPを設定し、ルーブリックも作成したい。達成すべきレベルを明確にすることで、学生が現在のレベルや改善点を知ることができる。
 本学の現DP▼学則に定められた所定の単位を修得し、以下の知識、能力と人間性を養った学生に対して学士の学位を授与する▽人の痛みを理解し、優しく包み込むことができる/人についての幅広い知識と理解を持ち、生命を尊ぶことができる/多様な社会を理解する国際的視野に立ち、幅広い医療活動を世界に広めることができる/地域医療の現状と課題を知ることで医療支援の必要性を理解、実践できる/社会に貢献できる協調性とコミュニケーション能力がある
 DPまたはルーブリックに入れたいもの▼尊敬する医療人がいる/遊び心を活用することができる
 前者は面談で教えてもらった。憧れの人は具体的な目標となり、意欲継続の素となる。後者は最近の興味関心。医療人として患者の遊び心を刺激する能力が重要となるし、学生として遊び心を活かして学ぶ能力が必要である。愉快が大事。


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