はがきのおくりもの

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20歳の視点 令和元年5月9日(木)

2019年09月13日 | とうきび大学物語2019~

 65歳の誕生日を迎えたとき、奥井は20歳になると決めたそうです。年齢って自分で決めるものではない気がするのですが、自分は20歳だって思うと気持ちが若返るかもしれません。

 奥井が言うには、20歳だって思うと、見える景色が違って見えてくるのだそうです。青い空や白い雲を見ると、そこに希望がいっぱい見えるのだとか。確かに若いころ、空を見上げて、夢を見ていた気がします。

 後80年も人生があると思ったら、何をしようかといろいろと考えるでしょう。私もこれから何をしようかと考えてみたくなりました。

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20歳の視点

 10連休の大型ゴールデンウィークが終わった。私は7連休であったが、病気になった孫のいる娘家族と2泊した姪家族の世話であっという間に過ぎ去った。
 大学の今週はリハビリ期間でゆったり。来週から教員面談を始める。常勤の教員60名と一人30分ずつ面談する。継承したい本学の良さと解決したい課題を聞き、情報交換する予定。何が出てくるかはわからないが、話を聴くところから大学改革へと展開したい。
 大学改革ですべきことはおおよそ見えてきた。財政安定のためには、学生と若手教員の確保が必須。学生確保には、入口の募集と出口の国家試験合格率向上、中の退学率減少への対策が必要。若手教員確保のための策は今後検討する。
 改革すべき内容の方向性は見えたが、教職員を動かす方策については見えてはいない。面談を進める中で考えていこう。焦らずじっくりと進めればよい。
 ここまでは経営者である65歳の学長の視点からの考えである。20歳の視点から見つめ直したい。
 働き方改革が叫ばれ、労働生産性の向上が必至である。どう向上させるか。一方で価値観の転換が始まっている。働き詰めの人生からの転換である。どんな人生を望むか。残り80年をどう生きるか。
 縛られたくない。自由でいたい。ワクワクドキドキしたい。夢中になりたい。広い世界へ飛び出したい。遺伝子のスイッチをオンにした人生を歩んでみたい。
 「したい」が分かったら「できる」を考え出そう。「できる」を考え出したら「する」と決意しよう。
 いろんな人と会おう。いろんな本を読もう。いろんなところへ出かけよう。
 気になって購入した本…「遊びに学びが欠かせないわけ」「ホモ・ルーデンス」「遊びと人間」「スイッチ・オンの生き方」「生命の暗号」などなど。
 今見えているものは少なく、これから見えてくるものほうが多い。見えるように行動しよう。未知の世界を前に、65歳は億劫がり、20歳は目を輝かす。


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