はがきのおくりもの

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国家試験対策 令和元年5月14日(火)

2019年09月29日 | とうきび大学物語2019~

小さな大学ですから、国家試験対策は大事ですね。全員合格になれば、応募者も増えるでしょうし、合格率があまりに低いと応募者が激減していくでしょう。

どんな対策を講じていくか。奥井はどんな風に考えているのでしょうか。

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国家試験対策

13日、国試対策委員会主催リハビリテーション学科国家試験報告会に参加。合格率の推移に始まり、理学療法士(PT)対策、作業療法士(OT)対策、模試下位二十名への特別補習クラス制度、既卒生支援などについて報告があった。
 PT・OTともに4年次生や既卒生への国家試験対策支援は充実している。10教室を9時から21時まで勉強部屋として開放し、少人数学習や模試、特別講義、補講、セミナー、個別面談、ノート・学習法のチェックなどを行っている。学習ピラミッドの「教えることで最も学習効果が上がる」ことを一年次から理解させ、グループ学習を推進していた。PT・OPともに工夫を凝らしている。
 不合格者の問題点▼補習クラス対象となってもきちんと参加できない/独自の勉強スタイルを修正できない/課題をこなすことができない/予定を立てて勉強することができない/自分の学力を過信している/問題を解くことに固執し、見直しをおろそかにする…
 興味深かった話▼年明けに昨年の試験問題で模試を行ったところ、既卒生は復習していたため高得点を取った/すると自信を持ち、次の模試で合格圏に入り、国家試験に合格した/自信を持つと一気に伸びる
 4次までの教育で気になった点▼基本的な生活習慣や学習習慣、自律力、計画的な行動などについて、自己変革を迫る教育がなされていない/自己変革することで自信を持たせる教育を開発すべき▼国試に必要な知識については、各科目で徹底して身につけさせておくべき/各科目で最低限身につけるべき事項を明確にし、小テストや追試などを駆使して体得させる
 4年次の10月までに本気にならないと国家試験合格はない。基礎知識の徹底を要求することで、仲間と協働して難題を乗り切ることを体験させる。異質な他者を知ることで自分を知り、自己変革の必要性を意識させる。それらを基盤に国家試験対策を通じて自己変革に追い込む。小さな自己を壊す快感を体験させたい。


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