やっち@十月祭とビール好きの部屋

町田の小さな麦酒屋さんの奮闘記と、訪れた仲間たちのブログです

VILLA NOCE

2019-10-18 20:46:48 | 日記

(今日の朝ドラ)
幼い頃の思い出。
広島で“くるみ荘と言う”アパート経営をしていた祖父の家には、電話が二台あった。







居間と、勝手口のちょうどこんな感じで電話機が置いてあって、かかってきた電話がアパートの住人宛だと、孫の私も大声で(昔ならでは)住人を呼んだもんです。

(多分)個々の家にはさすがにあったと思うのだけど、当時の電話の権利も通話代も高額で、独り暮らしの学生には電話を持てる時代ではなかったのでしょう。
それだけに“電話をしてまで話す”と言うことがとても尊くて、遠距離電話が安くなる20時を待って、話す内容を考えて、家族で順番に一言ずつ話したっけ。

近頃注文以外に誰かと話しただろうか…?
簡単に個人がつかまり、通話料も安いのにね。

SNSは地方出身者には助かるツールだと思う。
海外の友人からその日にバースデーメッセがくるなんて夢のようだ。
相手に連絡しなくても、様子がわかるのも非常に嬉しい。そばにいる気になる。

でも、会える距離なら会いに行こうや。
相手を“わかってる風”は絶対ちゃうよ。

そうそう、来てる手紙もこうやって仕訳したなぁ。

今は叔父が建て替えて“VILLA NOCE”になってます。おじいちゃんも喜んでるよね。