ねるまえとねおき

ねるまえみたいにいろいろ考える自分と、ねおきみたいになんもかんがえない自分の思ったことを、思いついたときにかきます。

ビールと環境

2012-07-17 00:00:28 | 環境
三連休の中日、アサヒビール工場@足柄の工場見学に行ってきました。

ビール工場、サッポロ、キリン、といってアサヒは初でした。

まず、場所が結構不便。電車を乗り継ぎ、最寄駅からバスで20分。
ただ、休日ということもあってか、路線バスはアサヒビール工場見学へ行く人でいっぱい!
しかも、予約者でいっぱいで、当日来た人は見学できないという盛況っぷりでした。


あと、できて10年ということもあってか、ロビーから外観から綺麗!

見学内容自体は

・ビールの歴史と世界のビールの種類についての講義
・工場見学
・世界のビール飲み比べ、試飲会

と、他のビール工場と似た感じがしましたが、
受講後、修了書をもらえたり、いろいろと質問に答えていただいたりと、
親切で手が込んでるなという印象を受けました。

その中でももっとも印象的だったのが、
「環境に対応した工場、環境への取り組みのアピール」というところ。

天下のアサヒビールからしたら、
環境以外にも、うまいビール造りの高い技術力とか、
品質への徹底的なこだわりとかいろいろとアピールできることもあるわけです。

もちろんそれらも盛り込んではいるのですが、
でも展示コースで一番充実していたのは環境への取り組み。

ここまで徹底して環境対応型の工場をつくりアピールするのは
やっぱりすごいな。


アサヒビールはどいういう未来を描いているのか。
そのためになぜ環境を選んだのか。

偉い人の本当の気持ちを聞いて、ぜひ勉強させていただきたいなと思いました。

シーン

2012-07-12 23:27:08 | 仕事
コーヒー牛乳を開発するとしよう。

実験室で、おいしいコーヒー牛乳の試作を繰り返す。

大手他社品と比べても、充分おいしいコーヒー牛乳ができた。

しかもそのおいしいコーヒー牛乳を安定的に量産できるようになった。

工場から出荷されるのはいつも同じおいしい味のコーヒー牛乳。


ここまでは完全に作り手側の論理。


でも、お客さんがどんなシーンでコーヒー牛乳を飲むか?
ここまで考えることがとても大事だと最近思います。


同じ味のコーヒー牛乳でも、

〇風呂上りに飲む場合
〇和食の会席を食べた後で飲む場合
〇夏の暑い日の、喉がカラカラに乾いた時に飲む場合

で味の感じ方が全然違う。

つまり、成分的には全く同じものを飲んでいても
飲むシーンによっておいしい、おいしくないが大きく変わってしまう。

ほぼ間違いなく、風呂上りの方が夏の喉カラカラな時よりおいしい。

いくらおいしいコーヒー牛乳でも、
夏のめっちゃ暑い日に売ってて、銭湯に売ってなかったら売れないことになる。

まぁまずそんな馬鹿な売り方をすることはなくて、
多くの会社はコーヒー牛乳がおいしく飲まれるシーンでコーヒー牛乳を売ろうとするでしょう。

すると競争が激しくなってよりおいしい、
またより人目に付く場所に置かれる、
安いコーヒー牛乳を開発しなければならなくなる。

大変。

なぜこんなことになるのかというと、
コーヒー牛乳が世間に広く浸透した飲み物で、
かつ、多くの人の頭の中でコーヒー牛乳をおいしく飲むシーンがある程度はっきりと共有されているから。


では、この一連の話を踏まえたうえで、
どう商品を開発するか。

①モノとシーンをセットで提案
開発した商品をどういうシーンで使えば一番魅力が発揮されるのか。
モノとセットでそれが活きるシーンをお客さまに伝えなければならない。
ハーゲンダッツの食べごろサイン。

②新しいシーンの提案
今まで世の中にあった商品に対して、
今までになかった新しいシーンを提案する。
おにぎりと紅茶。


①がうまくいけば、非常に有利な土俵で戦える。
②がうまくいけば、パイオニアとして、新しい市場に乗り込める。

うむ。もっと勉強したい。

ゼロベース

2012-07-11 00:34:22 | 仕事
仕事をしていない自分をゼロとして考えるような生き方をしたい。

仕事以外のことで日々ゼロから少しずつ積み上げていければ、

仕事がなくなっても、充分自分らしい何かが残っているはず。


自分のために、自分の好きなことをする時間を一日一分でも作りたい。

そこから逆算して、一日の予定を組み立てて行けるようになりたい。



仕事のやり方

2012-07-10 00:23:51 | 仕事
一年目の頃、任された仕事は全部受けて全力で取り組んだ。

そのおかげで成長もできたけど、不十分な結果となってしまい迷惑も多くかけた。

仕事に追われて期限が守れないときは、なんとか言い訳を考えるようになった。



気づけば、それで忙しさを乗り切ることに慣れている自分がいた。

自分が一緒に仕事をしていて、嫌だなと思う人間になっていた。


自分の今の実力でどれぐらいのことができるのか。

今の状態であとどれだけ仕事を受けられるのか。

どうしても無理なら断る勇気を持てるか。


自分で自分を管理できるようにならないと、

色々なところで信頼を失ってしまう。



期限が来ても十分な仕事ができないことを、恥ずかしく思うように。

しっかりと仕事ができた時、満足できるように。

明日からまた、気を引き締めましょう。