ねるまえとねおき

ねるまえみたいにいろいろ考える自分と、ねおきみたいになんもかんがえない自分の思ったことを、思いついたときにかきます。

ドリブラー

2011-11-19 08:42:03 | Weblog
最近数年ぶりにサッカーに目覚めています。
もっとうまくなりたい!と思って平日夜走ったり、
休みの日にボール蹴ったりしてます。

地デジカという残酷な鹿が日本中のアナログテレビを使えなくして以来、
うちにはテレビが無いので、あんまりサッカーの試合を見れません。

でも、今はyoutubeでいろんな動画が見れるので、便利な時代です。
いろんなプレー見て、すげー!!とか言って一人で喜んでます。


僕が中学生~高校生ぐらいの頃、自分歴史の中ではサッカー最盛期で、
夜中に海外サッカー見たりビデオとってスロー再生でフェイントの研究をしたりしてました。
当時は、スペインリーグ(リーガ)をよく見ていました。
レアルが銀河系最強と呼ばれていた時代でバルサは今に比べたらそんなでもないでした。
でも、ベティスとかバレンシアとかレアルソシエダとかデポルとかビジャレアルとか、
おもしろいサッカーするチーム、選手がいっぱいいて、
何とかレアルを倒そうと創意工夫していたという記憶があります。
それでも、レアルが勝っちゃうのですが、
ウルトラマンではなくその敵を応援するというスレ少年だった自分にとっては、
ベティスとかソシエダとか応援しちゃうわけです。

ベティスは当時4-3-3で、ウイングに左デニウソン、右ホアキンという強力なドリブラーがいて、
サイド攻撃がすごかったです。
ボランチにはバランサーであり、パサーであり、フリーキッカーであるマルコスアスンソンがいました。
フリーキックがよくバーに当たって、「わざと狙ってるんですかね」と実況の倉敷さんに茶化されていました。

ソシエダは古豪と呼ばれ、このころは降格争いをしているようなチームだったのですが、
02-03シーズンは大躍進でレアルを最後の最後まで追いつめていました(結局2位だったけど、、)。
ソシエダは4-4-2で、中盤のちょっと低い位置でシャビアロンソがゲームを組み立て、
左サイドには日本人にはなかなかいないクロス職人タイプのデ・ペドロ、
右サイドにはロシア代表のカルピンがいて、ベティス同様サイドからの攻撃が強いチームでした。
でも、FWにはコバチェビッチ、トルコ代表のニハトという強力な二人がいて、
中央からも全然攻めますよという特徴を持っていたと思います。
高さ、速さ、決定力、ドリブル、ポストと
フォワードに持っていてほしい能力のかなりの部分を持ったツートップのお手本のようなコンビでした。

もちろんバルサにもクライフェルト、オーフェルマウス、サビオラ、シャビ…などすごい人いっぱいいたし、
レアルはロナウド、ジダン、フィーゴ、グティ、マケレレ、ラウル、ロベカル、モリエンテス…など銀河最強の時代でした。

ここ数年はほとんど見れてなくて、噂では二強化が進んでると聞いたけど、
また見てみたいなぁと思うこの頃。


最後に当時リーガで頑張ってた人もいっぱい出てる動画を貼ります。
ここまで読んで懐かしかった方はぜひ見てください。
胸が熱くなります。

A football player good at a dribble (25→11)



having, doingからbeingへ

2011-11-17 23:28:19 | Weblog
「会社終わってお金おろそーとコンビニ行ったら、なんとボジョレーヌーボーの解禁日でした!
去年まで学生だったのですが、その時分はただただ解禁日だからというよくわからない理由で毎年飲み会が開催されていました。
それを思い出して、ついつい購入してしまった。ボジョレー。
チーズを買おうとしたのですが、あんまりいいのがなかったので、チーザを買いました。」


この短時間で、僕はボジョレーとチーザを買うという意思決定をしたわけです。

ボジョレーを売る側、チーザを売る側からしてみれば、なぜこの意思決定がなされたのかを考えることがそこそこ大事、というか、結構真剣に考えるべき事象じゃないかと思います。

なぜ買いたいと思ったか、というのはなぜ買ったのかの直前のステップだからです。
その理由を解明すると、売り上げの増加につながる可能性が非常に高いからです。


でも、毎年「この十年で最高!」とか「今年は天候に恵まれ素晴らしい品質に仕上がりました!」とか
よく分からないうたい文句で売られているワインを「解禁日だから」というよくわからない理由で買うのかはなぜなのか、
僕自身よく分かりません。

その、消費する人間ですらわからない無意識の深層心理がインサイトだそうです。
(でも、インサイト直訳自体は「物事の本質を見抜く力」とかいう意味で、そもそもインサイト自体がいろんな意味を持った和製英語化しているのかな?)

難しくてよく分かりませんが、ものをつくって売る人間たちにとってこういう難しいことは大事だったりするようです。



ちょっと前に読んだ「「買いたい!」のスイッチを押す方法」という本に、

「消費者の心はhavingからdoingへ、doingからbeingへ変わってきている」
という興味深い話が書かれていました。

昔はよく価値が分からないけど、すごい高いものを持っていること(having)自体がステータスだったと。
でもそれが、レジャーだったりバカンスや旅行だったりテーマパークだったり、何かを楽しんでいる「行為」自体にお金を払うこと(doing)がステータスになったと。
でも今や、「こういう自分でありたい!」とか「こういう自分になりたい!」とか(being)にお金を使うことがステータスになりつつあると。

その本には書かれていました。

まぁざっくりとした話なのでそう思う人もいればそう思わない人もいると思いますが、
僕自身は占いが当たった時のように「確かになー」と思いました。

若者の車離れとかもこう考えると説明しやすいのかなと思います。
昔は高級車を持ってること自体がステータスだったと。
ちょっと前は、その価値の高い車に女の子を乗せてドライブ行ったりとかがステータスやったのかなと。
でも、今の時代、それこそ都会では車持っている自分(being)の価値自体があまりはっきりしてないのかなと。
車検も駐車場代もかかるし、beingのメリットがそんなないと。
だから若者は車離れをしているのかなと。
シンプルに考えれば分かりやすい考え方だと思います。



ボジョレーを例に用いると

having こんな毎年出来のいいボジョレーを僕は手に入れてるんだよーすごいでしょー
doing 毎年僕はボジョレーの解禁日にその年のボジョレーを飲んでるんだよーすごいでしょー
being こんな毎年ボジョレー解禁日に飲んでる自分って、なんか田崎真也っぽくていいよねーめっちゃすごいよねー











痛い。

自分で言うのもなんですが、相当痛い。


でもこんなことを、日々考えています。

いきかた

2011-09-05 23:58:16 | Weblog
全力で起きて、全力で会社行って、全力で働いて、脱力しながら帰って、全力で寝る。

近頃はこんなサイクルを繰り返す日々です。


凄く濃密で、あっという間にサイクルは回っていきます。

まるで坂道を転がる車輪のように、特に力も必要とせず、サイクルはどんどん加速している気がします。



一方では充足している気もするのですが、もう一方ではこのままでいいのだろうかという気もします。

学生時代の自分だと、おそらく後者の気持ちが強くなり、一度立ち止まって考えようとしていると思います。

でも、今の自分にはそんな時間も余裕もありません。


社会人はマラソンだなと最近思います。

体調が多少悪かろうが、悩みや迷いが多少あろうが、最低限必要なペース以上を必ず維持して走り続けなければならない。

ペースを落とす要因は可能な限り排除していかないと、あっという間に置いて行かれてしまう。


当然のことかもしれませんが、実感として、そんな世界だと感じます。


明日のうちや一週間の間にやらなくてはならないことは、慣れてくると明確に見えてるようになってきますが、

働く意味とか、生きる意味とかいうのは、頑張って考えていないと、あっという間に忘れてしまう気がします。



でも、自分はできる限り頑張って頑張って考え続けていきたい。

半分は、そうあることが自分の未来をつくっていくために必要であると感じるためで、
もう半分は、そうしなければ、数ある、代わりのいくらでもいる大多数の中の一人になってしまうという恐怖を感じるためです。



どっかに、自分が生きている意味を求めているんだと思います。
そんなものは勝手な思い込みかもしれないし、そもそも意味なんてないかもしれない。


でも、人生をかけて、その存在を証明する。


そんな生き方をしていきたいです。



富士登山

2011-08-01 00:41:32 | Weblog

富士山チャンネル






ちょっと遅くなってしまいましたが、先日、無事富士山に登って帰ってきました。

今回は富士宮口から金曜日の深夜スタートで登り始めました。
道に迷うとかいう心配はあまりなかったのですが、寝ていなかったこと、酸素が薄かったことなどもあり、結構しんどい登山でした。

それでも、一緒に行った8人全員で登りきることができ、また天気もとてもよかったので、山頂からの展望は最高でした。

ご来光は残念ながら8合目ぐらいで見ることになりましたが、それでもとてもきれいでした。

今年はもういい気がするけど、またいつか登ってみたいと思える日がくるとかこないとか。




山登りが好きな人が100人いたら、好きな理由も100通りあると思います。

僕の場合は、しっかり道を見定めて、頂上を目指して一歩一歩進んでいくと、いつかちゃんと頂上に着けるということを実感できるところが好きです。


登山口から見る山頂がどれだけ遠くても、また、山頂が見えなくても、ちゃんと目標を見定めて着実に進んでいくことの大切さを学べる気がします。


いや、書いてみてなんか調子乗ってるな。


まぁ、許してやってください笑


北海道にいるときもっと山に登っておけばよかったなーと今さら思います。


ただ、帰ってきて風邪ひいて先週一週間は地獄のような日々を過ごしました。



この経験から僕が学んだことは、



「富士山に登った体は想像以上に弱っているので、クーラー付けてパン一で寝るとかしちゃ、ダメ、絶対。」

さたでー

2011-07-03 00:51:13 | Weblog
今日は特に何をするとも決めず、気ままな土曜日をすごしましたー

夕方にちょっと買い物行って帰りにカフェで本読んでたら、横の席にカップルらしき男女が座ってきました。

男の人は、「ごめんね、急に呼び出しちゃって」と。
女の人は、「全然大丈夫だったよ」と。

ただのカップルかと思いきや、次の言葉が

男「いや、なんとなく、このまま別れちゃうのはちょっと嫌だったから、最後にちゃんと話したいなと思って」

女「うん・・・」


修羅場。


というなかなか日常では出てこないワードが脳裏にうかびました。


でも実際はもう別れることは決まってて、これからは二人別々に頑張っていこうね的な会だったようで、二人で水かけあって横にいる無関係な自分がひぃぃぃぃってびちゃびちゃになるような状況ではありませんでした。



でも、どうやら付き合って半年ぐらいで男の人がふられたらしく、そしてショックから男の人が体調を崩していたらしく、何とも微妙な会話が続きました。

男 「いや、でも最後にちゃんと話すことができて、ほんとによかったよ。」
女 「うん。」
男 「ちゃんとこれからも友達としていたいから、あのままなぁなぁで別れたくなかったよ。」
女 「うん。体調大丈夫?」
男 「全然大丈夫だよ!ちょっと精神的なショック(別れに起因する)だったみたいで、もう今は全然大丈夫だよ!もう全然ふっきれたから!もう全然すっきりしたもん!!次の恋見つけなきゃなぁ!
あ、そういえばディズニーオンアイス(別れる前に一緒に行くことになっていた)どうする?一緒に行く?」
女 「うーん、、、」
男 「あ、いや、そういう意味じゃないんだよ!二人でもう友達としていくんだから!手とかつないだりしないから!いやー前から個人的にいきたかったんだよねディズニーオンアイス!」
女 「そう、じゃあ一緒に行く」
男 「マジで!やったぁ!いや、そういう意味じゃないからね!」
女 「うん」
男 「あ、そういえば前に好きだった人とこの間飲んだって言ってたよね。」
女 「うん」
男 「どこで飲んだの?どんな状況だったの?しゃべったの?」
女 「うーん、、」
男 「え、近くに住んでるの?一緒に帰ったの?」
女 「…」




ってお前未練たらたらやないか~い!




と、読んでた本を投げ捨てて隣の席からいすが倒れるぐらいの勢いでつっこみたかったのですが、あまりにも無関係な一般の方だったのでやめました。



でも、あんまりなんもすることなくまったり土曜日を過ごしてた自分みたいな人もいれば、その瞬間にも恋人と別れをむかえる人もいるし、告白してる人もいるし、大切な人が亡くなったり、新しい命が産まれたり、休日にもかかわらず働いてたり、死ぬほど遊んでたり、いろんな人にいろんなことが起こってるんやなぁってことを再確認した場面でした。


こっちにきて、駅とか満員電車で人と押し合いぶつかっても何も言わないのが普通になりつつある中で、こういう当たり前なことを再確認できたことがよかったなぁと思える土曜日でした。



今週は会社入って一番自分の能力のなさにへこみましたが、でもそういうときこそ「もっと努力して一人前になる予定やから見とけよぼけぃ」と根拠のないはったりをかます自分を大切に頑張っていきたいと思います。


そのためにももっといろんな人に会っていろんな考えを知りたい。


多分これは大学時代の自分から成長したとこやと思う。
と、「びーぽじてぃぶ」に、頑張っていこうと思います。