ねるまえとねおき

ねるまえみたいにいろいろ考える自分と、ねおきみたいになんもかんがえない自分の思ったことを、思いついたときにかきます。

軽井沢&勝沼 2014夏旅行

2014-07-27 22:43:49 | 写真
軽井沢&勝沼 2014夏旅行



先週末の三連休の話になりますが行ってきました
軽井沢&山梨勝沼


もう俗世が嫌になりというのは半分冗談ですが、
ふらっとドライブに行きたい気分になり、
レンタカーを借りてお金がかかるので下道で
えっこらえっこら行ってきました。


横浜を午前5時頃出発。
朝早い事もあり、都内を抜ける時には、
大きな渋滞に巻き込まれることも無く、
順調にクルマは軽井沢へ。

途中碓氷湖というダム湖に寄って写真を撮りました。
(綺麗な橋が架かっているところです)

その後軽井沢へ行くと、
軽井沢駅へ向かう方向を中心にあほほど渋滞していました。

自分たちはそのまま山梨方面へ抜ける方向だったので
軽症で済みましたが、
ドライバーのおとうさんはかなり辛そうでした。

軽井沢では星野リゾートのハルニレテラスへ。
駐車場は混んでいたけど、
少し離れたところにある大駐車場に何とか入り、
そこから無料の巡回バスでハルニレテラスへと向かいました。

最近テレビでもよくやっていますが、
綺麗でおしゃれな色々なお店があり、
富良野のニングルテラスをもう少し新しくしたような雰囲気。

ご飯も食べれるし買い物もできる、魅力的な場所でした。

マルシェをやっていて、
桃を丸ごと使ったジャムを買いました。

そのマルシェのコーヒーショップで初めて飲んだ、
ウォータードリップの水出しコーヒーが
めちゃめちゃ美味しくて衝撃。

豆と等量の水(ぬるま湯)を点滴で落とす事で、
後のえぐ味やしつこさのない、
コーヒーのうまみだけを抽出したエスプレッソのような
濃いコーヒーが出せるのだそうです。

カフェラテにしても、
その辺のコーヒースタンドで売っている物とは全然違うことが
素人にもわかるほどの衝撃でした。

いやー、コーヒーは奥が深いですね。


で、そこから勝沼へ向かうついでに、
八ヶ岳方面へ。

こちらも星野リゾートのリゾナーレ八ヶ岳に寄りました。
ハルニレテラスよりももう少ししっかりした街並みっぽいつくり。
買い物をした後、
ビュッフェを食べて味とコスパとサービスに大満足。
今度は泊まりに来たいと自然に思えるような、
心地よい時間を過ごしました。

図書館カフェやプールもあって、
ハルニレもそうだったのですが、
小さな子供連れのお客さんが多かったのが印象的でした。

その後、勝沼へ向かい、近くの道の駅で車中泊。
なんと、日の出前から営業しているという日帰り温泉があるとのことで、
早朝にそこに行ってみました。

あいにく日の出は見れなかったけど、
山梨市街の夜景が見れてとても綺麗でした。

その後、メルシャンとサッポロのワイナリーを巡り、
いくつかワインを購入。
(残念ながら運転するので試飲はできなかったけど、、)

信玄といううどん屋さんで信玄うどんとうものを食べ、
帰ってきました。

うん、山梨よいとこ。また行きたい。

海と毒薬

2014-07-26 09:02:37 | 読書

たまたま本屋で目に留まり、開いたページが、

「人間の肝臓をこれから食べる軍人たちがいる」

という内容だった。


遠藤周作。


昔、読書好きな友人に勧められて
「沈黙」を読んだ時の衝撃が思い出され、
すぐに買って読み始めた。


沈黙と同様、

「許されない罪」に向かって、
人々の感情がどのように動いていくのか、

が様々な角度から詳細に描かれており、
このテーマに関しての、
遠藤周作の一貫した想いがひしひしと伝わってきた。

そして沈黙ももう一度読んでみたいと思った。


毎日ニュースで流れているような、
悲劇的で猟奇的で理解不能な事件は、
すべて人間性や社会適合性に致命的な問題を持つ人のみ
によって起こされているわけではない。


どこにでも、誰にでもある日常の延長線上に、
そのような「罪」が存在するということを忘れてはならない。


そのような日常の延長線上に自分が足を踏み入るような状況になったとき、
自分を止められる理性と勇気と強さを忘れてはならない。






海と毒薬
海と毒薬 (角川文庫)
クリエーター情報なし
角川書店



沈黙
沈黙 (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社