ねるまえとねおき

ねるまえみたいにいろいろ考える自分と、ねおきみたいになんもかんがえない自分の思ったことを、思いついたときにかきます。

ふぃくしょん。

2006-01-20 22:46:43 | Weblog
前のつづきね。

そもそも、ライブドアも、ちっさい子が殺されたんも、直接関係ない人にとってはフィクションとほぼ同じなんちゃうかな?

どっちもおんなじ「世界」の日本っていう国で起こってて、自分もその「世界」に含まれてんねんけど、実際は別の世界で起こってる。それがフィクションって。そのフィクションの世界とノンフィクションの世界の境界があいまいになってる。やから身近に起こったことのように感じても、すぐ忘れられんねん。哀しいことも。

「エジプトにピラミッドがある」

これは、エジプトに行ってピラミッドをみたこと無い人にとってはフィクション。
まぁ99%本当なんでしょうが笑
こんな分かりやすい問題やったらまだええねん。たとえば、、

「石油はあと50年で全部使い切ってしまう」

っていうのは?フィクション?なぞ。

「地球は温暖化しています」

っていうのは?僕の行ってる大学の教授は、地球は寒冷化の方向に向かってると。

なにが正しいか分からない、自分で確かめられへん情報に喜んだり、哀れんだり、おもしろがったりして、それで知ったふりするんって、思ってる以上に怖いことなんかも。
でも、全部のことを確かめるなんて不可能やから、どれが正しくて正しくないかを見分けられる力をつけていきたい。

自分は将来地球環境問題についてなんとかしたいと思って大学に入りました。完全に地球は温暖化してるから、砂漠で育つ木でもつくったら解決するんちゃうかって。でも、その大学の教授に「寒冷化」っていう言葉を聴聞かされたときは衝撃やった。その教授は、物にはいろんな考え方があるってことを学ばせるために、「こんなふうに考えてる学者もいますよ」って教えたかったんやと思う。まぁ、今は自分は温暖化してるって考えてますけどね笑。なんとか温暖化をとめたいと思う。

でも、この辺のことってなかなか世の中の人に協力してもらいづらい。

環境にいいと分かってても、みんなハイブリッドカーに買い換えるかっていったらまずないし。車使わんと通勤したほうが環境に優しいって分かってんのに…とかね。

自分の次とかその次の世代の子供たちが幸せに暮らせるためにも、やったほうがいいってわかってんのにできひん。

なんでやろ?

ぼくが思うに、大部分の日本人にとってはフィクションやからじゃないかな。

温暖化してるっていっても、夏は暑いし冬は寒い。砂漠化してるっていっても、窓のそとには木が生えてる。もし、クーラーがんがんにつけても暑くて死にそうになったり、九州で砂漠化が始まったら、たぶん真剣に取り組み出すと思う。

地球環境破壊がノンフィクションになりだしたらね。