休会していた道議会が再開し、本会議では午前中に自民会派、
午後から、民主会派の代表質問が始まり、
会派を代表して、‘梶谷大志’議員(札幌市清田区)が、質問に立ちました。
今議会の焦点は、新型コロナ感染症対策はもとより、
突如として浮上した、‘核廃棄物最終処分場問題’について、
大きな注目が集まっています。
最初の段階である文献調査応募には、知事の権限は及びませんが、
全国唯一の核抜き条例を制定し、当該自治体のみならず全道にも影響する事案に対し、
知事の姿勢が問われていることから、
話題として浮上した段階から、道議会の委員会の中で質疑が交わされていました。
本会議の代表質問という、いわば道議会全体としては、
知事が出席して初めて議論する場(委員会は知事の出席なし)であるにもかかわらず、
自民会派は一切この問題に触れず。
あえて、避けているとしか言いようがありません。
知事にしても、我が会派の「文献調査への応募自体も容認できない」ことを、
明確にするよう求めたのに対し、条例の順守は繰り返したものの、
それ以上は踏み込んだ答弁はありませんでした。
こうしたあいまいな態度が、神恵内村のように新たな動きにもつながり、
20億円がもらえるなら、今後も追従する自治体が出てこないとも限りません。
この問題に関しては、賛否さまざまな意見があろうかと思いますが、
だからといって、議論を避ける、あるいは曖昧な表現は、
あまりにも無責任と言えるのではないでしょうかね。。