昨晩の２９１会。
先輩方からは、集まるのも最初だけだぁ、なんて言われてますが、ほとんどの方が出席してました。
超党派でもこれだけ仲がよいのは、珍しいことかもしれません。
先輩のプレッシャー？ がないためか、口も滑らか。
不適切発言も相変わらずで、楽しいひと時でした。。
午前中に一度委員会が開かれ、各分科会委員長から審査結果の報告があり、休憩。
午後から知事総括質疑が行われました。
やらせ問題への知事の責任についても数人の議員から質問があり、額などの詳細は示されなかったものの、減給することが表明されました。
今日の議論などを踏まえ、９日の最終日に処分が出されるようです。
それを受けて総務委員会が開催されますので、その中で質問に立つ予定です。
今日は一旦、苫小牧に帰る予定でしたが、これらの打ち合わせや明朝勉強会が入ったので、このまま札幌に滞在です。。
間が空きましたが、訪中報告の続きを。
中国訪問報告パートⅤ
１０月１８日（火） ４日目
朝からハルビン市の隣に位置する、肇東市（チョウトウ）の食品加工工業団地（黒竜江省グリーン食品工業パーク）を視察。
道中、延々と続くのがトウモロコシ畑（収穫後）である。
お米同様の主食であり、多くの人口を支えるためにはその生産量も膨大で、道路の両側にこうした風景が３０分以上続いても途切れることはない。
その一画にある食品工業団地では、「伊利有限公司」の工場を視察。ここでは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品を加工している。
中国でも食の安全は重要視され、特に輸出関係では細かな基準が設けられているために、工場自体は日本で見るのと大差はない。
また、牛の飼育については、集落ごとに必ず獣医が配置され、技術指導と疫病対策を行っており、検査についても前・加工途中・出荷時の３回行っているとのことである。
ちなみに、製品のヨーグルトを試食させていただいた写真は、おいしそうな顔をしていないが、食べる前のちょっと不安な表情で、実際には大変おいしいものであった。
この後、肇東市人民政府の「張 市長」から、市や団地の概要説明を受け、意見交換を行った。
この地区は、「２区合併」、「２パーク同時開発」、「五大重点産業」、「五大基地共同建設」の４つを主要指針として、開発が進められている。
「２区合併」とは、「黒竜江省グリーン食品産業パーク」と肇東市の工業集積地区を一体化し、総合的な計画、建設を進めるもの。
「２パーク同時開発」とは、「グリーン食品産業パーク」と「ハイレベル食品パーク」を同時並行で開発するもの。（ハイレベル食品産業パークは、輸出に重点を置く外貨獲得型企業や、生産額１００億元規模の大企業、産学官連携によるグリーン食品企業等、全国・世界から５００以上の企業誘致を目指す工業団地。）
「五大重点産業」とは、「食品加工」、「畜産加工」、「乳製品・乳清飲料加工」、「青果物加工」、「グリーン食品総合産業」を重点的に開発するもの。
「五大基地共同建設」とは、「グリーン食品加工基地」、「原料基地」、「科学研究基地」、「総合サービス基地」、「本部基地」を併せて建設するもので、現在、建設投資額５０００万元（約６億円）以上の大型プロジェクトは４６。うち、１億元（約１２億円）以上は、４０にのぼる。
長くなってきたので、この日の午後からの報告は、またの機会に。。
