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北海道議会議員 沖田清志の‘ON’と‘OFF’

ごみ収集有料化

2010-09-22 23:11:34 | インポート

日中、三条通りを走っていると、前にはシルバーマークのノロノロ&フラフラ運転の車が。                                                           思わず、追い抜こうか?なんて思っていたら、あれまっ、測定やってた!                                                         おかげで捕まらずに済みました。 ありがとう、おじいちゃん。。

                                                               

                                                                

午後から、廃棄物減量審議会の傍聴に、市役所へ行ってきました。                          ごみ収集の有料化に向けて市長が諮問したということで、いよいよ本格的な議論が始まります。

                                                                

ただ、残念なことに、審議会の委員20名中、出席は11名。                                                                                           何らかの事情があることはわかりますし、今日がたまたまだったのかもしれませんが、答申をまとめるにあたり今後もこんな感じでは、何のために各層から20名を選んだのか意味がなくなります。                                                           これで市民の意見が反映されるといえるのでしょうか。。

                                                                

市側から有料化に向けての説明がありましたが、なぜか実施を前提とした理由ばかりのように感じました。                                                                                                                    たとえば、全国(約60%)・全道(約90%)の導入状況だけで、その中身(リサイクル率や不法投棄の状況など)は説明なし。                                                                                               実施していないところは、なぜしていないのか、といったところまで丁寧に情報提供する必要があるのではないでしょうか。。

                                                                  

`糸井焼却場の建替えをしなくていいように、減量化策の一つ´と、ようやく理由の中に入ってきたのはいいんですが、これまた先行き不透明。                                                                      有料化は減量のための有効策に間違いありませんが、今の処理計画では、`廃炉を目指す!´だけで、`前提´とはなっていません。                                             つまりは有料化しても思ったように減らなければ、糸井は建替えなければならなくなります。

                                                               

委員から、`廃プラ収集が始まっても、思うように分別が進んでない。この状況で有料化しても効果が得られないのでは?´といった意見が出されていました。                                                                                    直後の市側の答弁にはチョットばかり唖然。。                                       `指摘のようなモラルの問題もあるが、経済的インセンティブによる効果が大事´のようなことをいっていました。                                                                                            ようは、`お金がもったいない人は減量を。ある人はご自由にどうぞ´といっているのと同じです。                                                                      こんなことで、市民の意識改革=リサイクル率向上・減量化なんぞホントにできるのでしょうか。

                                                                

分別品目を拡大すればそれだけ手間がかかり、収集や処理費用に多額の財源を必要とします。                                                                                                                   ですから有料化はもはや避けては通れない問題。                                   だからなおさらのこと、明確な目標を持って欲しいんです。

                                                                

沖田は常々、環境や温暖化に配慮した、焼却に拠らない処理方法の確立を求めてきました。(聞き入れてもらえなかったけど。。)                                                                                                 そのため、まずは糸井の建替えをしないために一体どれくらいの減量が必要なのか。それには何を分別拡大すればいいのか。実施のための財源はどれくらい必要か。ここまできてようやく、それでは循環型市政を築くために協力してください。と、有料化の話ができると思ってます。                                                                   つまり初めから、`減量のための有料化´は筋違いでは。。

                                                                                              

以前に視察した神奈川県の鎌倉市は全国一のリサイクル率、48.6%!(当時)                                                                                 苫小牧市は現在17.4%。10年後の目標でも27%です。                                                                ここまでとはいわないまでも、もう少し納得できる理由がなければ、市民理解は程遠いだろうなぁ。。

                                                                 

と、いつもはここで終わるんですが、今日はなんだか調子がいい。。

                                                               

一方で、最近では焼却による処理方法を支持する意見が多々あります。                                                    先ほど書いたようにリサイクルにはお金がかかります。                                  ですから、なんでもかんでも燃やした方が安上がり?的考え方です。

                                                                

リサイクルは時代の流れ?だからといって、分別の手間はかかるし、その上お金を払って(有料化)までやらなければならないかもしれなくなる、中途半端な計画。

                                                               

あなたは、どちらを支持しますか。。?                                         

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