[短歌味体 Ⅲ] 〈あ〉の物語シリーズ・続
3092
果てしなく時間降り積もり
〈あ〉と〈わ〉の物語
見分けのつかない砂粒となり
3093
雨に濡れた砂粒が
〈あわ〉吹いて
古いしこりを反芻している
3094
古びてつなぎ目も見えない
物語が
ふうっと息吹きかかるのを待っている
[短歌味体 Ⅲ] 〈あ〉の物語シリーズ・続
3092
果てしなく時間降り積もり
〈あ〉と〈わ〉の物語
見分けのつかない砂粒となり
3093
雨に濡れた砂粒が
〈あわ〉吹いて
古いしこりを反芻している
3094
古びてつなぎ目も見えない
物語が
ふうっと息吹きかかるのを待っている
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