詩『言葉の街から』 対話シリーズ
6544
幕が上がる
一点の曇り無き兵衛が立っている
誰も一点の曇りもないとは思っていない
6545
暗転する
青天の霹靂の助が走ってくる
人々に不吉の匂いが漂う
6546
今度は
曇りモクモク姫が現れ
にぎやかに不安をかき混ぜる
6547
どこからか「詐欺だ!」の声がして
言葉の通りがしばらく波打つ
そうしてまた元のにぎやかな通りになる
6544
幕が上がる
一点の曇り無き兵衛が立っている
誰も一点の曇りもないとは思っていない
6545
暗転する
青天の霹靂の助が走ってくる
人々に不吉の匂いが漂う
6546
今度は
曇りモクモク姫が現れ
にぎやかに不安をかき混ぜる
6547
どこからか「詐欺だ!」の声がして
言葉の通りがしばらく波打つ
そうしてまた元のにぎやかな通りになる
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