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詩『言葉の街から』 自動運転シリーズ 86-89

2019年10月17日 | 詩『言葉の街から』
詩『言葉の街から』 自動運転シリーズ



86
木の葉散る 目が追ってゆく
心は
崖っぷちにキキッと止まる



87
その先はもう言葉の舟
に乗らないと
秋の情感には入れない



88
空気の感触が変わり
もう秋
の葉裏から秋の駅に入る



89
〈木の葉〉〈散る〉〈秋〉・・・いくつもの駅
を乗り継ぎ
秋の物語を突き進む


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