詩『言葉の街から』 対話シリーズ
6298
言葉の街の通りに入ると
言葉の風が吹き
言葉の木の葉が落ちてくる
6299
商品になるかどうかに関わりなく
ことばの人は
深く言葉に囲い込まれている
6300
個と脳にまで上り詰めた
脳化社会では
脳が主人公に見える
6301
そんな風に言葉も
人が感じ考える
主人公になってしまっているように見える
6302
それでもイヤイヤをするものがある
沈黙の内で 微小な
言葉にならないものたちがランダムに飛び回っている
6298
言葉の街の通りに入ると
言葉の風が吹き
言葉の木の葉が落ちてくる
6299
商品になるかどうかに関わりなく
ことばの人は
深く言葉に囲い込まれている
6300
個と脳にまで上り詰めた
脳化社会では
脳が主人公に見える
6301
そんな風に言葉も
人が感じ考える
主人公になってしまっているように見える
6302
それでもイヤイヤをするものがある
沈黙の内で 微小な
言葉にならないものたちがランダムに飛び回っている
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