〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20170620-0625 最北の地から南下〔休日/移動〕曇の日本海側から雨のオホーツク海側へ大横断

2017-06-21 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

0620(火)

稚内市~天塩町~苫前町

 

礼文島から帰り、昨夜に車中泊で泊まった稚内森林公園(ここは二度目)を出発した。

[泊まった森林公園では、数張のテントが張られていた]

 

[稚内森林公園付近から稚内フェリーターミナル方面を見下ろす]

 

[氷雪の門の記念碑]

 

[芝生には春の花がたくさん散らばっていた]

 

[今頃サクラ?に似た花木]

 

稚内市のコインランドリーで、二回目の洗濯をした。

この駐車場で、礼文岳登山口でしばらく話した大阪の青年とバッタリ会った。

洗濯しながら、礼文島旅の話で懐かしんだ。

 

その後、再びサロベツ原野を走って、苫前町に向かった。

礼文島に渡った五日前に比べて、明らかにエゾキスゲやスカシユリの開花量が増えていた。

時々停車して撮影した。

[夏本番に向け、看板の花がだんだんと増えていた]

 

苫前町の道の駅で夕食を食べてから入浴、そのまま車中泊にしました。

 


0621(水)//

苫前町~士別市~瀧上町~網走市


クルマのアンダーガードの留めネジが外れて、ぶらついていたので、士別市のディーラーに寄って修理した(無料サービス)。

その後は、岩尾内湖を経由して瀧上町に入り、そのまま東進してオホーツク側まで出た。

[岩尾内湖越しに以前登った▲天塩岳を望む]

 

その後瀧上町を通過して、とうとうオホーツク側まで出ました。

[能取湖畔]

 

[天都山展望台からの眺望]


今夜は網走市の道の駅で車中泊にしました。

明日は雨模様の予報である。

 


 0622(木)//

網走市~小清水町

 

昨夜から降りだした雨は、1日中降ったり止んだりだった。

止み間をみて、小清水原生花園に寄ってみた。

 

[ここも二度目の小清水原生花園]

 

[JR駅の名前も原生花園駅]

 

[だいぶん咲きだしていた]

 

[今はキスゲよりもスカシユリが圧倒的に多い]

 

[花びらが隙間を空けて並んでいる]

 

[キスゲの黄色にハマナスのピンク色と鮮やかである]

 

 

塘沸湖畔側にも黄色いセンダイハギを中心に花園が広がっていました。

[センダイハギの黄色が目立っていた]


[馬も放牧されていた]

 

[塘沸湖畔側のセンダイハギ]

 

その後は、小清水ふれあいセンターで入浴、美味しい夕食を食べてから、小清水町の道の駅で車中泊にしました。

 


0623(金)//

小清水町~北見市

 

今日は天気が回復したが、近くに登る山が見当たらず、休養/移動日にしました。

北見市への移動途中で、小高い展望台に立ち寄り休養していました。

今夜は北見市の道の駅おんねゆで車中泊にしました。

明日、明後日はまた雨模様の予報である(;_;)(;o;)(;_;)。

 


0624(土)-0625(日)

時々

 

予報通り雨模様の日が続き、主にクルマ車内で休養、ブログ更新作業を行った。

道東に入りどうもチグハグで、こういうのが続くようになると、気分的に滅入ってきます。


20170619 〔礼文島(礼文林道~桃岩展望台周辺コース)トレッキング④〕その後、再び稚内へ戻る

2017-06-19 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

いよいよ礼文島での最終日で、まずまずの天気である。

夕方の最終便で稚内に帰るフェリー予約をしている。

日中の予定は始発バスで香深井に行き、礼文林道コースを遡る。

そして一昨日見晴らしの無かった桃岩展望台口から再度上り、展望台付近の花と展望を見て山間コースを港まで下ることにした。

バス乗客は3人で礼文林道口、礼文岳登山口、終点スコトン岬と三者三様である。

[6:30スコトン岬行きの始発便に乗り、林道口の香深井で途中下車した]

 

[今朝は、下車した香深井からも利尻富士が見えていた]

 

[礼文林道コースの案内板]

 

[ハマナスの花がお出迎えである]

 

「愛と涙の8時間コース」との道を分け、礼文林道コースを歩いていく。

[通行可能な林道だけに道幅は広いが、通行は自粛要請されている]

 

傾斜も余りない、歩きやすい林道である。

道端には、ぼつぼつ見慣れた花が現れてきた。

見晴らしが良くなると、左側に利尻山が上部から見えてきた。

[民家の庭先で見慣れたミヤマオダマギも、ここで見て値打ちがあるものだ]

 

林道はだんだんと周りの展望が良くなり、昨日登った▲礼文岳も見えてきた。

[右側のピークが▲礼文岳頂上のようである]

 

林道の中間点辺りで、礼文滝コースとの道を分ける(往復3時間コース)。

[礼文滝分岐に立つ案内板]

 

[ハクサンチドリ]

 

林道をさらに進むと、次第に▲利尻山の展望が良くなってきた。

[きれいに手入れされた山肌の向こうに▲利尻山]

 

[礼文林道越しに見えた▲利尻山の勇姿]

 

[キジムシロ]

 

[展望の礼文林道コースをパノラマで見る]

 

[レブンタカネツメクサ]

 

[きれいに整備された山肌模様]

 

[ミヤマオダマギ]

 

 

更に進んでいくと、レブンウスユキソウ群生地の案内板と監視小屋がある。

[レブンウスユキソウ群生地に立つ案内板]

 

[まだまだ蕾が硬いレブンウスユキソウ、開花は7月上旬頃]

 

レブンウスユキソウ群生地周辺は花も多い傾斜地で周囲の見晴らしも良い。

 

[キクバクワガタ]

 

[キジムシロとレブンタカネツメクサ]

 

林道コースを上がってくる花見集団と出会いながら、昨日歩いた桃岩展望台コース口に到着した。

[再度訪れた桃岩登山口の案内板]

 

[チシマフウロ]

 

[レブンキンバイソウ]

 

到着した桃岩展望台からは大きな桃岩と海岸線、そして反対側には利尻山の大きな風景が見られた。

[名称の由来になる桃岩]

 

[桃岩展望台辺りのパノラマ]

 

[やや薄曇りの利尻富士を展望する]

 

[桃岩遊歩道から桃岩展望台と礼文林道方面をパノラマで見る]

 

[ミヤマオダマギとネムロシオガマ]

 

 

昼過ぎには下山にかかり、山間コースでフェリーターミナル駐車場まで帰った。

 

礼文島での印象としては、稚内と少ししか離れていないのに、大きく異なる気象に驚く。

全般的に寒い印象で、ガスと強風が記憶に残る。

花は期待が大きすぎたのか、群落の規模や数が思ったより少ない印象であった。

そして車中泊にとっては、「セイコーマート」と「うすゆきの湯」に感謝であります。


こうして今回5回目の「うすゆきの湯」に入浴、さっぱりして17:05フェリー最終便で稚内に戻った。

 

夕食後、泊地は以前に来た記憶のある、稚内森林公園駐車場で車中泊にしました。


20170618 〔礼文島(▲礼文岳コース)トレッキング③〕ガスと強風に北方の厳しさを痛感した

2017-06-18 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今朝もガスった様子で出鼻を挫かれたが、ゆっくりと▲礼文岳登山口を目指した。

それでも二台の先発車が止まっていた。

[登山口に立つ礼文岳登山の案内板]

 

展望は期待出来ないが、予定通り出発した。

[近くの港も何となく暗い]

 

それでも裾野近くは展望がきいた。

[鮮やかな新緑の笹原]

 

少し歩き出すと、色んな花々が見られた。

[よく見るマイズルソウ]

 

途中で先発車の二人組が下ってきた。

[唯一雰囲気の異なった場所]

 

[ダケカンバの林が多い]

 

緩い上りの登山道がずっと続き、向きも余り変えずに奥に進んでいく。

展望も余りない。

[オオバナエンレイソウ咲く登山道]

 

 

標高が上がってくると、やっぱりガスが出てきた。

ようやく稜線らしき辺りに出てくると、ガスと共に強風が吹いてきた。

一ヶ所ニセ山頂を通過し、少し下ってハイマツの道をかき分けさらに進んでいく。

途中で大阪の単独先発者に会った。

天気予報が外れ、とても残念そうであった。

明日は「愛と涙の8時間ロングコース」を目指すそうである。

 

 

さらにハイマツをかき分け進んでいくと、▲礼文岳頂上に到着した。

そこは、強風とガスで写真撮影もままならない。

[山頂風景だけ撮影して、すぐ下山した]

 

林の中に入ると、急に強風は止み穏やかになる。

昼前になってくると、天候も徐々に回復しているようだ。

[新緑のダケカンバが鮮やかである]

 

[港の風景も朝より明るい]

 

[花盛りのダケカンバか?]

 

[登山口の民家に咲くシャクナゲ]

 

下山後、見張らしの良い海岸線で遅い昼食を食べていると、海側のガスが下がってきて利尻山が現れてきた。

[海からガスに浮かび上がった利尻富士]

 

[天候の回復を喜んで舞うカモメ]

 

今夜も四度目のうすゆきの湯に入浴後、フェリーターミナル駐車場で車中泊にしました。

いよいよ明日の最終便で礼文島を離れて稚内に帰る予定である。

明日の日中は礼文林道~桃岩展望台リベンジコースでトレッキングを予定している。

 


20170617 〔礼文島(桃岩展望台コース)トレッキング②〕予想外のガスと強風の洗礼を浴びた

2017-06-17 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は香深港の近くで、観光バスコースにもなっている桃岩展望台コースのトレッキングを予定している。

天候は朝からガスで靄っている。

車中泊した香深港フェリーターミナル駐車場からも利尻山は全く見えなかった。

路線バスでも登山口に行けるが、港から歩いて行くことにした。

このコースは観光客も多く、朝から大型バスが何台も通って行く。

[このような案内板をよく見かける、写真は終点口の知床口に立つ案内板]

 

そのうち晴れてくると思っていた天気は一向に良くならず、ガスったままで逆に風が出てきた。

花の撮影には良いが、好展望が期待できるコースだけに残念である。

[レブンキンバイソウ]

 

[チシマフウロ]

 

[ネムロシオガマ]

 

上り口から花の多いコースで、簡単に桃岩展望台に到着した。

あいにくの強風とガスで展望は全くなかった。

確か反対側には利尻山が望めるはずであっただけに残念である。

[展望の良いはずの桃岩展望台]

 

続く稜線沿いのコースにも花が多かった。

[レブンハナシノブ]

 

[ネムロシオガマの群落]

 

[このコースは観光客が多いだけに、ほとんど木道で整備されていた]

 

[レブンキンバイソウ]

 

[今、最も多いチシマフウロの群落]

 

[ミヤマオダマギとレブンキンバイソウ]

 

[色んな花が咲いている]

 

[よく見るけど、名前不詳?


[終わり際のエゾノハクサンイチゲ]

 

[ガスの隙間にパチリ


[何とか崖下の海が見えた]

 

天候が悪くても、何組ものガイドさんが引き連れる集団が前後に行き交った。

[右側のガイドさんが花の説明をしている]

 

[何とか崖下の海が見えだした]

 

 

そしてコース終点の知床バス停方面に降りてきた。

まだまだ時間があるので、フェリーターミナルまで歩いて帰ることにした。

民家の庭先には、雑草のように咲き乱れるミヤマオダマギの群落が度々見られた。

[家のおじさんに聞くと、山から種が飛んできて次々咲き拡がっていくらしい]

 

[まだ目の前の利尻山はガスに覆われて見えない]

 

[飛んできた種で、海岸線まで高山植物が咲くようだ]

 

香深港に帰ってくると、礼文島で有名なユースホステルである桃岩ユースの到着歓迎コールが響き渡っていた。

[上り旗と大声で大歓迎される、桃岩ユースの到着儀式]

 

夕方にはガスが上がったので、先程歩いてきた先の「北のカナリヤパーク」へ行ってみた。

ここは利尻山がバッチリ望める、映画ロケ記念公園である。

[吉永小百合さん出演の映画「北のカナリヤたち」のロケ記念公園]

 

[やっとガスが上がった利尻富士]

 

こうして今夜も「うすゆきの湯」に入浴後、フェリーターミナル駐車場で車中泊にしました。


20170616 最北限の地に泊まり〔礼文島(岬巡りコース)トレッキング①〕花と展望の3岬を周回

2017-06-16 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

最北の朝は特に早い。午前4時前には、日の出の方向が赤み出してきた。

ガスり気味で風が強いが、外に出てみた。

停まっていた三台のクルマは空車で、崖下にある最北民宿の泊まり客のだろうか?

[最北限の先端部から日の出方向を展望する]

 

[前方の広場が最北限の地になる、スコトン岬先端部である]

 

[トド島を望む最北限の地、スコトン岬]

 

[最北限の地、スコトン岬先端部をパノラマで展望]

 

[こんな崖下にある民宿、不安で安眠出来るのかなあ?]

 

今日は岬巡りコースを歩く予定にしているが、コースの下見に少し走ってみた。

[コースから朝の出漁船を撮影]

 

[ガスが出てくると一転ドラマチックな岬になる]

 

再度駐車場に戻ってくる頃には、ガスが晴れ出し夏らしい青い海が現れた。

ここスコトン岬は六年前に観光バスで訪れた場所であり、その時見た青い海を思い出した。

フェリーターミナルからの始発のバスや送迎バスも到着し、岬巡りのトレッカーたちが集まってきた。 

[そろそろ出発しそうなトレッカーたち]

 

トレッカーたちを目印に自分も出発した。

[ガイドが案内する岬巡りコースのトレッカーたち]

 

[いたるところで目につく、定番のチシマフウロ]

 

[レブンタカネツメクサ]

 

[イワベンケイ]

 

[これもよく見るハクサンチドリ]

 

[センダイハギ]

 

[整備された案内板もたくさんあった]

 

[スコトン岬には、ガスがかかったり晴れたりの繰り返し]

 

[ゴロタ岬周辺には、花が多かった]

 

ようやくゴロタ岬に到着した。

[展望抜群のゴロタ岬]

 

ゴロタ岬周辺には花が多かった。

[これから向かう澄海岬方面の眺め]

 

[ネムロシオガマとチシマフウロ]

 

ゴロタ岬からは、出発したスコトン岬方面を見ながら、海岸線に下っていく。

[スコトン岬を遠望する]

 

[左側奥に出発したスコトン岬


[ゴロタ岬の下りからスコトン岬方面を展望する]

 

[トレッカーの集団もゴロタ岬を下ってきた]

 

海岸線まで下ってからは、集落の中を歩く。

集落の庭先には、まるで雑草のようにミヤマオダマギが咲いているのに驚く。

[家の庭先に咲く、ミヤマオダマギの群落]

 

集落を抜けると再度上りとなり、花いっぱいの丘に上がった。

[ミヤマオダマギの群落]

 

丘からは、眼下に青く透き通る海が眺められた。

[海底が透き通る、オーシャンブルーの海]

 

丘からは、海の眺めと花が多かった。

[ゴロタ岬から下って歩いてきた海岸線の漁村をパノラマで展望する]

 

この小高い丘の稜線には花が多かった。

[いたるところで見られるオオハマウドの群落]

 

[澄海岬付近の眺め]

 

少しの上りで、観光コースで人が多い澄海岬に到着した。

[以前も観光バスで来た澄海岬]

 

[飛び交うカモメも多い]

 

澄海岬周辺の眺め]


その後は「愛と涙の8時間コース」と道を分け、レブンアツモリソウ群落地に向かった。

[岬の丘も新緑の様相]

 

レブンアツモリソウの群落地は6月初めでほぼ終わりらしく、手前に一ヶ所残っていただけだった。

[唯一残っていた、ここの希少固有種であるレブンアツモリソウ]

 

レブンアツモリソウ自体は、それほどきれいな高山植物とは思わないが、観光バスが来る程というのは、希少固有植物というふれ込みがそうさせるのだろう。

[監視員を数人付けて保護されていた、レブンアツモリソウの群落地]

 

その後は、スコトン岬までバスで帰る予定だったが、時間がありすぎるので歩いて帰ることにした。

舗装路の海岸線をかなり長く歩き、足が痛い。

スコトン岬に戻った頃には、またガスが覆い出した。

 

香深港に戻った夕方、夕陽を眺めにフェリーターミナルから奥に行ってみた。

[夕陽に照らされた利尻富士にガスが上がってきた]

 

その後は、フェリーターミナル近くにある日帰り入浴施設「うすゆきの湯」に入って、フェリーターミナルの駐車場で車中泊にしました。