最北の朝は特に早い。午前4時前には、日の出の方向が赤み出してきた。
ガスり気味で風が強いが、外に出てみた。
停まっていた三台のクルマは空車で、崖下にある最北民宿の泊まり客のだろうか?
[最北限の先端部から日の出方向を展望する]
[前方の広場が最北限の地になる、スコトン岬先端部である]
[トド島を望む最北限の地、スコトン岬]
[最北限の地、スコトン岬先端部をパノラマで展望]
[こんな崖下にある民宿、不安で安眠出来るのかなあ?]
今日は岬巡りコースを歩く予定にしているが、コースの下見に少し走ってみた。
[コースから朝の出漁船を撮影]
[ガスが出てくると一転ドラマチックな岬になる]
再度駐車場に戻ってくる頃には、ガスが晴れ出し夏らしい青い海が現れた。
ここスコトン岬は六年前に観光バスで訪れた場所であり、その時見た青い海を思い出した。
フェリーターミナルからの始発のバスや送迎バスも到着し、岬巡りのトレッカーたちが集まってきた。
[そろそろ出発しそうなトレッカーたち]
トレッカーたちを目印に自分も出発した。
[ガイドが案内する岬巡りコースのトレッカーたち]
[いたるところで目につく、定番のチシマフウロ]
[レブンタカネツメクサ]
[イワベンケイ]
[これもよく見るハクサンチドリ]
[センダイハギ]
[整備された案内板もたくさんあった]
[スコトン岬には、ガスがかかったり晴れたりの繰り返し]
[ゴロタ岬周辺には、花が多かった]
ようやくゴロタ岬に到着した。
[展望抜群のゴロタ岬]
ゴロタ岬周辺には花が多かった。
[これから向かう澄海岬方面の眺め]
[ネムロシオガマとチシマフウロ]
ゴロタ岬からは、出発したスコトン岬方面を見ながら、海岸線に下っていく。
[スコトン岬を遠望する]
[左側奥に出発したスコトン岬]
[ゴロタ岬の下りからスコトン岬方面を展望する]
[トレッカーの集団もゴロタ岬を下ってきた]
海岸線まで下ってからは、集落の中を歩く。
集落の庭先には、まるで雑草のようにミヤマオダマギが咲いているのに驚く。
[家の庭先に咲く、ミヤマオダマギの群落]
集落を抜けると再度上りとなり、花いっぱいの丘に上がった。
[ミヤマオダマギの群落]
丘からは、眼下に青く透き通る海が眺められた。
[海底が透き通る、オーシャンブルーの海]
丘からは、海の眺めと花が多かった。
[ゴロタ岬から下って歩いてきた海岸線の漁村をパノラマで展望する]
この小高い丘の稜線には花が多かった。
[いたるところで見られるオオハマウドの群落]
[澄海岬付近の眺め]
少しの上りで、観光コースで人が多い澄海岬に到着した。
[以前も観光バスで来た澄海岬]
[飛び交うカモメも多い]
[澄海岬周辺の眺め]
その後は「愛と涙の8時間コース」と道を分け、レブンアツモリソウ群落地に向かった。
[岬の丘も新緑の様相]
レブンアツモリソウの群落地は6月初めでほぼ終わりらしく、手前に一ヶ所残っていただけだった。
[唯一残っていた、ここの希少固有種であるレブンアツモリソウ]
レブンアツモリソウ自体は、それほどきれいな高山植物とは思わないが、観光バスが来る程というのは、希少固有植物というふれ込みがそうさせるのだろう。
[監視員を数人付けて保護されていた、レブンアツモリソウの群落地]
その後は、スコトン岬までバスで帰る予定だったが、時間がありすぎるので歩いて帰ることにした。
舗装路の海岸線をかなり長く歩き、足が痛い。
スコトン岬に戻った頃には、またガスが覆い出した。
香深港に戻った夕方、夕陽を眺めにフェリーターミナルから奥に行ってみた。
[夕陽に照らされた利尻富士にガスが上がってきた]
その後は、フェリーターミナル近くにある日帰り入浴施設「うすゆきの湯」に入って、フェリーターミナルの駐車場で車中泊にしました。