〔諸国漫遊@見聞ログ〕 写真する山旅人

写真付きで日記や趣味を書く自遊人ブログ

20170615 オロロン街道を北上し〔サロベツ湿原トレッキング〕その後フェリー移動で二度目の礼文島

2017-06-15 | 〔2017北日本エリア〕(春)山歩記@見聞ログ

今日は天塩町からサロベツ原野を北上して、ノシャップ岬を回って稚内市に入り、14:45稚内港発のハートランドフェリー最終便で16:40礼文島の香深港に降り立つ予定にしている。

[天塩町付近のサロベツ原野入口辺りの風景]

 

サロベツ原野を間近に、日本海側の通称オロロン街道をノシャップ岬方面へ北上した。

昨日よりは、やや天候がましだ。

[注目の利尻山が、雲を被りながらも何とか望めた]

 

ゆっくり北上すると、サロベツ原野に夏の便りである黄色いエゾキスゲやオレンジ色のエゾスカシユリの花々がチラホラと現れてきた。

[巨大な風力発電塔の風車を下から覗いてみた]

 

[朝方に飛び立つ、一列の鳥たち]

 

サロベツ原野にまず現れたのは、ハマウドのような白い花々である。

そしてこれからの定番、黄色いエゾキスゲとオレンジ色のエゾスカシユリの群落である。

北上する毎に、その密度が増して来たようだ。

[これも定番のサロベツ原野越しの名峰▲利尻山の風景]

 

[朝方のガスを纏う▲利尻山の岩峰]

 

[オレンジ色のエゾスカシユリ群落、オレンジ色の花びらが空いて並んでいる]

 

礼文島から帰ったら、もう一度オロロン街道を走ってみようと思う。

きっと、花の密度が増しているはずである。

[波寄せるサロベツ原野と▲利尻山]


[一旦ガスが取れてきた▲利尻山の岩峰]

 

[やはり▲利尻山あってのサロベツ原野である]

 

[サロベツ原野の中を通る道路から眺めてみた、遠くには立ち並ぶ風力発電塔]

 

サロベツ原野の中にある湿原ビジターセンターで、2km程の原生花園遊歩道をトレッキングする事にした。

[真新しく整備された感じの、サロベツ湿原ビジターセンター]

 

[これからの時期の主役になる黄色いエゾキスゲ、もうすぐ満開になってくる]

 

[湿原遊歩道内のサロベツ原生花園展望台から、ガスわく▲利尻山を望む]

 

[遊歩道からは雄大な▲利尻山が望める]

 

[こちらは湿原にやって来る鳥たちの撮影隊、凄い装備である]

 

意外にも、花の撮影よりも野鳥の撮影カメラマンのほうが圧倒的に多そうだ。

[遊歩道を回っているうちに、▲利尻山にもガスがかかってきた]

 

[目にも優しい、新緑の湿原]

 

[足元には、白いイソツツジの花々]

 

[手持ちのデジカメでも、これくらいなら撮れます]

 

[足元にも小さな花々が咲いている]

 

[高山に咲く、水生植物のミツガシワの花]

 

真新しい湿原センターでは、丁寧な案内板がたくさんあった。

最後に、開館した湿原センターにも入ってみた。

[1ヶ月前には、こんなに真っ白な▲利尻山だったようだ]

 

館内には、女優の吉永小百合さんのサインも飾ってあった。

[映画「北のカナリヤ」撮影で訪れたのだろう]

 

その後は湿原センターを後に、ノシャップ岬を目指して出発した。

[やはり▲利尻山あってのサロベツ原野風景のような気がする]

 

[オレンジ色のエゾスカシユリ、花びらが空いて並んでいる]

 

[これも北海道の花、ハマナス]

 

[ノシャップ岬方面が見えてきた]

 

そして、ここも二度目のノシャップ岬に到着した。

[ここノシャップ岬のシンボル、イルカの像]

 

そうして、14:45稚内港発のハートランドフェリーに乗船し、16:40二度目の礼文島香深港に到着した。

前回は▲利尻山登山が目的だったのでクルマを稚内港に置き、朝方に礼文島の定期観光バスに乗り、岬巡りや花見観光をして回り、その日の夕方には利尻島に渡った。

 

[乗船するハートランドフェリー、意外にも最終便のクルマ乗船は少ない]

 

乗客はまずまず多いが、一般的に最終便に乗船するクルマは少ないらしい。

特にフェリー代金が、距離の割にはべらぼうに高いのがネックである。

少なくとも三泊以上して島内ではシマツしないと、やや無駄使いを感じる。

こうゆう車中泊旅が出来るのも、島内にある一軒のコンビニ(セイコーマート香深店)と日帰り温泉施設があるお陰であろう。

島の天候も考慮して今回はゆっくりと、6/15最終便~6/19最終便までの実質四日間を予定にしている。

[移動するフェリーから▲利尻山を望む]

 

[午後にはガスがかかってくる▲利尻山]

 

 

今回は「花の浮島、礼文島」に絞りフェリー移動、ゆっくりトレッキングコースを歩く予定にしている。

問題は天候であるが、やっぱり曇天気味で肌寒い。

少し離れているだけで、天候が道内とかなり違うのに驚く。

到着後さっそくコンビニで夕食を食べ、フェリーターミナル近くの温泉施設「うすゆきの湯」(¥600)に入浴後、最北端のスコトン岬駐車場を目指し、そこで車中泊にしました。

 

近くにクルマは三台ほど停まっていたが、人がいるかどうかは不明のまま就寝にしました。

駐車場はスコトン岬の先端部にあるので風が強く、クルマが度々大きく揺れる中、真っ暗で不安な一夜を過ごしました(*_*)(*_*)(*_*)。