こちらも、京都御所の近くにある和菓子やさんです。 ちょうど、堺町御門から下ったあたり。
松屋常盤のきんとんといえば、昔から、京都のお茶人たちの中でもかなりの評判なのだとか。当然、ワタシも憧れていまして、今回は2度目のお邪魔です。
2月末のお菓子は「春の野」。 うっすら萌黄色のあんの上に黄色のあん、そして中はつぶあん。・・・粒あん、びっくりするくらい大粒です!!!小豆の風味もしっかり感じられて、これが、あんを知り尽くした老舗の味なんですね。
色があるのかないのか・・・はっきりわからないほど繊細な淡い色彩。 この色合いは、なかなか真似できません。 (若干、色粉が残っていたのは気にはなりましたけど・・・)
あん、とてもとてもやわらいので、少しでも乱暴にしてしまうとくずれちゃうというか・・・せっかくのきんとんが、あん玉になっちゃう危険性が・・・ できるだけ買ってすぐに食べたいですね。
・・・おいしかったー。 このきんとん、京都にいかないと手に入らないお味です
創業から350年を越える老舗の味は一子相伝。現在は16代が受け継いていらっしゃるそうです。
季節のきんとんは、4個で¥1000(4個~)。 良心的なお値段にもびっくりです。でも、このお味は要予約ですよ。 今度は、味噌松風もお味見してみたいな。
こんなステキな包み紙。 大事に大事に、お持ち帰りくださいね。
松屋常盤 Digistyle京都 HP
京都市中京区堺町丸太町下ル 075-231-2884 9:00-17:00 不定休