okashihimeのおやつな生活

   こんなお菓子やあんなお菓子・・・そして、ときどきごはん。

正倉院の世界 @東京国立博物館

2019-11-04 18:36:31 | 美術館のおやつ

 東京国立博物館で開催中の「正倉院の世界」展(2019.10.14~11.24)。毎年秋が近づくと、今年の正倉院展はどんな宝物が?と気になるのですが、今年は東京で特別展があるので楽しみにしていて。早めに行ってきました!

 螺鈿紫檀五絃琵琶や円鏡、紅牙撥撥、瑠璃壺などなどにうっとり。「蘭奢待」とも呼ばれる名香、中熟香。一体どんな香りなのかしら

 展示は、正倉院の宝物ももちろん、宝物をおさめてる箱など学術性が高い資料やすでに東京に収蔵されている宝物も多かったですね。

 最後の方に写真スポットがいくつかあり、こちらは螺鈿紫檀五絃琵琶の複製品。

 1年に一度、「開封の儀」によりあけられる正倉院の扉(レプリカ)。特別な結びがされているのですね!

 さて、売店でこんなカワイイお菓子をみつけました

 紅牙碁子 今回の展示の中でも気に入った宝物です。これはウレシイ!

 黒と紅の地に花喰鳥?をデザインしたマーブルチョコレート(といっていいのかな?) 本物は色を染めた象牙に模様を彫刻していますが、こちらはプリントです。アンファン製で¥918。

 榮太樓の飴(¥594)は琵琶

 まだしばらく余韻に浸れそう

 展示を見た後、鶴屋吉信さんの喫茶で、あんトースト(¥550)を。

 粒あんとクリームチーズのせで!お店のより少し小さめかも? 紅茶は¥330です。

 この後は本館へ。夜間延長の日だったのですいてました。好きな場所なので、またパチリ

 そうそう表慶館!

 「記憶にございません!」の総理官邸に使われていましたね。ぶら下がり会見もここのホールかと。床のモザイクタイル、同じデザインでしょ?

 

東京国立博物館

 

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三渓園 三色だんご

2019-11-04 10:33:33 | 和のおやつ

 9月、横浜の三渓園へ。

 実業家・原三渓の私邸を含む庭園は17万㎡もあり、園内には燈明寺三重塔をはじめ、京都、鎌倉などから貴重な建物が数多く移築されています。このうち、なんと10棟が重要文化財。今年は原三渓没後80周年ということで、夏に横浜美術館で企画展も開催してました。行けなかったのが残念。

 記念館内のお茶席で一服(¥500)。お菓子は三重塔をデザインしたオリジナルのお干菓子。あんこ入りです!

 お茶碗も三渓園をデザインしたもの。

 お近くの社中さんでしょうか。お点前をされていて、お道具も初秋らしい意匠でそろえてらっしゃいましたよ。

 こちらは、原三渓の住まいだった鶴翔閣。

 三渓は美術品も優れたコレクターでもあり、当時は数多くの芸術家たちがここを訪れ、夜な夜な美術談義をしていたそうです。

 この蔵にきっと名作を収蔵していたのかしら!?

 建物は思ったよりシンプルな造りですが・・・こういう鍵とか、うきうきする

 この日はイベントで建物鑑賞はじっくりできず。

 今回は、片方をなくしてしまったピアスの作家さんがこちらの催事に参加されるときいて来園したのでした。かわりに雰囲気が似ているものを、と思っていたのだけど、同じデザインのものを片方だけ再生していただことに! 気に入っていたものだったのでうれしかったです

 さて、せっかくきたので園内を散策。

 こちらは臨春閣。豊臣秀吉の聚楽第の遺構もしくは紀州徳川家の別荘と言われているそうです。

 遠目でもすてきだな、と思わせるたたずまいですが、中もすばらしかった!

 狩野派による障壁画に・・・欄間!なにかと思ったらどうやら楽器のような。あとで確認したところ、本物の楽器があしらわれているそうです!

 お隣の月華殿は、徳川家康が伏見城内に建築したもの。

 後継者として期待していた息子を失った後、夏の茶会で三渓はここで蓮飯と芋きんとんをふるまったのだそうです。

 こちらは聴秋閣。家光が二条城内に建てたものを春日局に下賜したもの。

 春草蘆。お茶室の一部は織田有楽斎によるものだとか。

 まだまだ名建築があるのですが・・・時間がなくてこの辺で。三重塔にも行けなかった… 

 おなかがすいてしまったので、お茶屋さんで軽くおだんごを。

 三色だんご(¥200)。黄色はごま、白はくるみ、よもぎは粒あんです!みためも、お味も楽しいおやつでした

 それにしても・・・三渓園、広かった! 春夏秋冬、違った景色があり、季節を楽しむのもよさそうですね。

 横浜といっても横浜駅や中華街からバスで40分ほどあり、本数も限られているので移動時間を考えるとじっくり鑑賞するには1日がかり。また機会を見てお散歩に行けたらいいな。

 

三渓園

 

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