京都ホテルオークラ了以 京野菜プレート

　京都ホテルオークラ「了以」でのランチは、「京野菜プレート」（￥1400）。

　京野菜をたっぷりつかったおばんざいがいろいろ♪　きのこと栗の白和え、れんこん餅と湯葉、水菜のおひたし、にしんとナスの炊き合わせ・・・まん中は、万願寺とうがらしとじゃがいもの冷製スープ！あざやかな色です。

　十穀米とお味噌汁もついて、さらにデザートにすだちのゼリー。さわやかな香りでおいしかった！これだけの内容でこのお値段、なかなかお値打ちでしょ。

　京都の水運を築いた角倉了以の名がつけられた同店からは、了以が造った高瀬川の一之船入を眺めることができます。オークラの経営ですから、お味はもちろん、サービスも行き届いていて、気軽なランチにおすすめです。野菜カレーやパスタなどのメニューもありましたよ。オークラ名物（！？）フレンチトーストのセットもこちらでいただくこともできます（ドリンク付き￥1000）。

　この後、近くの木戸孝充邸に行きました。

　現存しているのは、建物の一部（もともと近衛家下屋敷だった建物で、河原町御殿と呼ばれていた）で、病に伏した孝充を明治天皇が見舞った場所なのだとか。シンプルな造りですが、無駄のない品のある落ち着いた建物です。

　お隣には、孝充の息子・忠太郎が建てた達磨堂があります。

　満州鉄道に入社した忠太郎は、満州で起き上がりだるまに出会い、以来達磨コレクションをはじめたのだそう。その数、4-5万！すごいなー。

　めがねをかけただるまも。キュートですね♪

　達磨コレクションをおさめるために建てられた達磨堂。窓枠も達磨です！

 

京都ホテルオークラ　了以　HP

京都市中京区河原町押小路角ヤサカ河原町ビル1階（ホテルオークラ北隣）　075-211-5110　10：00-21：00　※サービス料なし

木戸孝充旧邸　

京都府京都市中京区土手町通竹屋町上ル東入　※京都市職員会館かもがわ内。通常は一般公開していないかも？

 

 

松彌 ぶどう餅と銀杏

　烏丸二条の「松彌」さんに、初めてきてみました。

　きれいなパープル色したのは、「ぶどう餅」（￥250）。ぶどうをまるごと白あんで包み、さらにぎゅうひ餅で包んだお菓子です。こういうお菓子、はじめて！お味はというと・・・中のぶどうが甘くてみずみずしくて！巨峰かしら？お餅もとってもやわらか。色合いもとってもきれいです。旬の季節ならではのお菓子ですね。

　「銀杏」（￥300）は、こなしのお菓子。黄色く色づきはじめた風情がでていて、いいなぁ。秋が深まるごとに、色合いも変化するのかもしれないですね。

　奥は「舟入り」（￥160）。知らなかったのですが、「松彌」さんのお菓子の中でも、ちょっと有名なお菓子らしいです。しょうが、白みそをいれて焼き上げたカステラで・・・たまごが多めなのか、ふっくらした和のケーキみたいなお味です。松風焼きを少し洋風にしたような感じかしら？ごまうや栗などもはいっていますよ。

　「松彌」さんといえば、夏のお菓子も有名です。かわいらしい金魚の錦玉やうちわのじょうよまんじゅうなどが大人気。場所も覚えたし、またきてみよっと。

 

松彌

京都市中京区新烏丸通二条上ル　075-231-2743　10：00-18：00　休：月、第1火