こないだ上野にバウハウス展を観にいった帰り、思い立って国際子ども図書館に寄ってみました。子供向けの図書が充実していると聞いてはいましたが、実は初めて。たぶん、この辺り・・・と見当をつけて歩いてみたら、ありました、ありました!
バウハウス展を一通りみた後でちょっとお疲れぎみだったので、まずは、カフェテリアでお茶。入口で食券を買ってカウンターで受け取るシステム。カレーや本日のランチなどのお食事もあるし、ケーキも3-4種類ありました。公立の施設だけあってお値段はリーズナブル。コーヒーは¥200、ケーキセットも¥550です。店内には、ペットボトルやコンビニ菓子も売っていて、これをいただくこともO.K.! ちょっと学食っぽいですね。みんなお子さん連れだから、おかあさんたちも周りを気にせずのんびりできると思いますよ。
国際子ども図書館は、1906年(明治39年)に建てられた帝国図書館の建物を再生し、2002年に開館した児童書専門の国立図書館です。
1階の「子どものへや」、「世界を知るへや」は、テーマや国別に本が整理されており、小さい子どもに本を読んであげるお母さんたちも。また、日によって本の読み聞かせも開催されているようです(「おなはしのへや」)。
2階は資料室。私は入りませんでしたが・・・学校の先生や専門家の方が利用しているようです。
3階の「本のミュージアム」では、ちょうど、チェコの児童書についての企画展が開催されていました。チェコの児童書って、日本でもたくさん紹介されていたんですね。カレル・チャペックの本もありました!(・・・実はワタシ読んだことがないのです。今度ぜひ読んでみたい!!!)
お子さんがいる方、学校の先生などにもちろんのおすすめスポットですが、児童書にあまり関心がない方にも、ぜひぜひおすすめしますよ。日露戦争による資金不足から当初の計画の1/3に縮小されたとはいえ、明治時代の最高の建築技術が凝縮した素晴らしい建物です。(・・・と思う(笑)。専門じゃないので・・・。でも、こういう洋館の建物は大好きなのです。)
中はこんな感じです。
国立国会図書館 国際子ども図書館 HP
東京都台東区上野公園12-49 03-3827-2053㈹
休:月曜、祝日、毎第3火曜、年末年始、 ※入館無料
そうそう、バウハウス・デッサウ展(HP、於:東京藝術大学大学美術館、会期は本日7/21マデ)・・・こちらはなかなかの盛況で、思った以上の人でびっくりしました!・・・日本人って、バウハウス、好きですもんね。中でも一番印象に残ったのが、当時の校長室を再現した部屋。無駄のないすっきりとデザインされた空間。こんな部屋に憧れつつも、現実の自分の部屋は・・・うーん、ごった煮ですね(笑)。でも、好きなモノを集めていると、モノがいっぱいになっちゃうんです。・・・いやいや、少し「捨てる女」にならねば・・・!