続・OHIOからこんにちは

米国・OHIO州に住む普通のおばさんの日常です。

請求書がやって来た

2020年06月15日 | 米国生活のあれこれ
6月15日(月曜日)     

過ごしやすい月曜日です。
いい天気だわ





5月8日、ポンポンと話が進んで、ぢ の手術をしたお父さん。
恐怖の、請求書がやってきましたよ


今後、米国で手術をする人の参考になれば、と、今日は書きますね。



ご存知の通り、米国の医療費、バカみたいに高いです
医療の最先端をいっているかもしれないけど、それを受けられるかどうかは、お金次第です。

貧乏人は、病院へ行けませんから!


今回の、新型コロナウイルスの死亡者も、病院へ行けなかった人が多いのでは?と思いますが・・・
この話はおいといて・・・

オバマケアで国民全員が保険に入るようになったとは思いますが、日本のような手厚い仕組みではありません。

医療保険は、基本、個人で加入するのが一般的。
勤め先の会社で保険があれば、そこに入れるし、小さな会社などは保険を持っていないところもあるので、
その場合は、自分で探すらしい。

保険の加入条件もそれぞれなので、同じ治療を受けても払う金額は、人によって様々です。

加入する保険会社は、ネットワークを持っていて、かかる病院が保険会社のネットワーク外になると、
ほぼ、100%の治療費がかかることになります。

<< 先日、K也が皮膚科から処方してもらった薬は、1か月分ですが、$5000(54万円ほど)でした。
窓口で払った金額は、$25だったけどね。保険が効かないと、恐ろしいんですよ>>


緊急時でも、『ネットワークか?』と確認しなければ、後々大変なことになります

通常、健康診断などでホームドクターに行く場合の Co-pay(最初に払う定額のお金)と、眼科など、
Specialistと呼ばれる病院へ行く場合の Co-payも金額が違います。

すべて 金次第 の米国です

ネットワークであれば、病院と保険会社での規定があり、だいたいの診察は、Co-payでカバーされます。


今回のお父さんのように、手術をした場合ですが、
最終的に、病院から、かかった治療費が計上され、
それを保険会社に請求。
保険会社は、カバーできる分の金額を病院側に払い、その差額の請求書が、患者に送られてきます。
大体、1か月後くらいかな。

病院でかかる治療費は、ドクターの処置代・薬代・手術室の使用料・リカバリールームの使用料・
そのほか、ガウンなどの利用料です。

お父さんは、全身麻酔をして、半日ほど、リカバリールームを使いました。
処置自体は、15~20分ほどだったようです。

そして、計上された金額が、$7400(約80万円ほど)。
入院していないので、たぶん安かった?

保険会社がカバーしてくれた分を除き、この3割ほどが、我が家の支払い分となりました

これを言ってもしょうがないのですが、日本だったら・・・
入院しても5万円前後?

高額な医療費がかかると、ほんと、日本に帰りたくなる
アタシもお父さんも年齢的には、これからもっと病院のお世話になるだろうからね。

しかも、予後不良で・・・ずっと調子が悪いお父さん
こんなことなら、そもそも、手術なんかしなければよかった??って思っちゃうわよ



もし、米国で ぢの手術をしなくちゃいけなくなったら・・・このくらいの金額はかかるようですよ。
参考にしてくださいませ






<昨日の夕食>



*味の素冷凍餃子
*卵豆腐
*もやしのナムル
*とろろ(朝の残り物)


地味っすね~~~