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🅼‐38.”病気にならない生き方”(38)~「善玉菌が増えやすい腸内環境を整える」から

2022-08-13 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第4章『”命のシナリオ”に耳を傾ける』の 「善玉菌が増えやすい腸内環境を整える」を要約します。



 人間が作れるエンザイムの量は決まっているので、体からエンザイムがなくなったとき、人の命も終わってしまう。その大切なエンザイムを最も消耗させるのが、フリーラジカルである。現代社会は、ただでさえフリーラジカルが発生しやすい環境にある。ストレス、大気汚染、紫外線、電磁波、細菌やウイルスの感染、レントゲンや放射線を浴びたときにも発生する。
 しかし、フリーラジカル発生原因の中には、外的要因の他に自分の意志で防げるものもたくさんある飲酒やたばこの習慣、食品添加物の摂取、酸化した食品の摂取、薬品の摂取などが代表的な例である。これらの要因で消耗されるエンザイムの量は膨大なので、意識的に減らす努力をしなければ、必ず病気になる。

 もともと人間の体にあるエンザイムの量が決まっているとすれば、後はエンザイムを作りだず
ことのできる腸内細菌にすがるしかない。抗酸化エンザイムをもつ善玉菌が繁殖しやすい腸内環境を用意することが、人間にできる唯一のエンザイムを増やす方法である。エンザイムの豊富な食物を食べることは、善玉菌が繁殖し、ミラクル・エンザイムを作り出す原料となるからである。
 自然界がそうであるように、最初によいものをいくつか重ねると、よい環境が生み出される。よい食物を食べ、よい水を飲み、よい習慣を続ければ、自然と腸内環境は整い、ミラクル・エンザイムが豊富に生み出され、生命力あふれる人生を送ることができる。

 しかし、逆に、一つでもこの環境を乱してしまうと、悪い循環が始まる。好きだからといって肉や乳製品などの動物食を常食していると、消化吸収が悪くなり、腸内環境はみるみる悪化する。腸内環境が悪化すると、善玉菌が減り、中間菌は悪玉菌と化す。そして、消化吸収能力の低下した腸では不消化物が腐り、たくさんいる悪玉菌が、毒ガスをどんどん作り出す。このとき、腸内の毒素と対抗するために免疫機能も働くが、フリーラジカルの悪行を停めることができなくなる。こうしてフリーラジカルに破壊された腸壁にポリープやがんが生まれていくのである。

 よい環境を支えるのは、腸内環境である。そして、私たちにできるのも、食事や生活習慣に気を配り、腸内環境を整えること。よい環境がきちんと回りだすまではそれなりの努力が必要であるが、一度よい循環が回り始めれば、月1度ぐらいの肉食も飲酒も、それまでに蓄えたミラクル・エンザイムがフォローしてくれる。自分の日々の積み重ねだけが、いざというときも自分を助けてくれる。

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