この小樽市総合博物館は、平成19年に「旧小樽交通記念館」と小樽市青少年科学技術館の機能を統合し、開館したものです。
小樽市総合博物館本館には、蒸気機関車「しづか号」をはじめ、北海道を代表する50両もの鉄道車両が保存‣展示されています。また、北海道鉄道の歴史を紹介する常設展示があり、館内には、プラネタリウムや体験を通して学習できる科学展示室があります。2010年からは修復を終えた国指定の重要文化財旧手宮鉄道施設「機関車庫三号」が一般公開中です。
「7106 しづか号」
ホールにはドンと蒸気機関車「7106 しづか号」が鎮座していました。
1884年(明治17年)にアメリカ・ポーター社で製造されたもの。
翌年に小樽市手宮に陸揚げされ、幌内鉄道や北海道炭礦鉄道で活躍。
当時の小樽駅構内と小樽港の様子
鉄道線路の敷設の様子
模型などの各種展示物
各種機関車がズラリ
引き込み線だったので、機関車や車両が集まっていたとのこと。
ここは鉄道ファンや関係者には、至福のヒトトキを過ごせそうな場所です。私も一度は来てみたかったので満足でした。現在、北海道では、赤字路線の問題があります。車社会でない当時の輸送手段としての鉄道の存在を改めて考えさせられ、また、時代が移り変わっていく様子を垣間見ました。