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🅼‐59.空腹こそ最強のクスリ(13)~第4章の「❹免疫力をアップさせて、アレルギーや感染症を遠ざける」から

2022-10-28 07:00:00 | 🅼医療・健康本~本要約

 第4章 「空腹力を高めれば、これだけの病気は遠ざかる!」の「(4) 免疫力をアップさせて、アレルギーや感染症を遠ざける」を要約します。



  免疫細胞の暴走がアレルギーの原因
 アレルギーは、人間を病気や有害な物質から守ってくれるはずの免疫力が暴走することによって起こる。免疫力の中心的な存在となるのが免疫細胞で、健康体では様々な種類の免疫細胞がバランスよく存在し、互いが協力し合って、有害な異物やウイルスなどを常に監視し撃退している。通常、それらのもの(=抗原)が体内に入ってくると、免疫細胞は、その抗原とぴったりくっつく抗体を作る。そうすることで、抗原を排除しやすくなるからである。ところが、何らかの原因で、花粉や食べ物など、特に有害でない物質が体内に入ってきた時に、抗体ができてしまうことがある。その後、再び同じ物質が体内に入り、抗体と結びつくと、それを体外に出そうとして、くしゃみ、鼻水、じんましんといった反応を起こすようになる。

腸内環境を整えて、アレルギーや病気を改善する
 こうした免疫力の過剰反応の理由の一つとして、「腸内環境の悪化」がある。腸内環境が悪化する原因としては、ストレスにより自律神経の乱れや運動不足、便秘などがあるが、食べ過ぎもその一つである。腸内環境の悪化は、免疫細胞の働きにも大きなダメージを与える。免疫細胞の6割は、腸に集まっていると言われている。これは、食べ物と一緒に入ってきたウイルスや有害物質を排除するため。ところが、腸内環境が悪化すると、免疫細胞が正常に働けなくなり、本来害でないものを敵と見なし、攻撃するようになってしまう。また、有害物質によって腸の粘膜が弱り、腸壁に傷ができると、そこから、未消化のタンパク質が体内に入り込み、アレルギー反応を起こすこともある。



③ オートファジーには、感染症の原因となる細菌を分解する働きがある
 体に入り込んだ細菌は、免疫細胞に捕らえられ、分解されるのだが、中には細胞の中に逃げ込む細菌もある。細胞に入り込んだ細菌は、免疫細胞からの攻撃をかわしつつ、適度な温度と水分を得、細胞内の栄養素を利用して生き延び、増殖する。そして、オートファジーには、細胞内に逃げ込んだ様々な細菌を捕らえ、分解する働きがある。オートファジーがうまく働けば、細菌が引き起こす病気に感染するリスクも低くなる。

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